2010年11月10日水曜日

泣ける!

木漏れ日のそろそろ「あー、今年もポーランド語でカードが書けないなー」と思う季節だ。
祖母のペンフレンドだったポーランド人女性に、毎年クリスマスカードを出しているのだが。

祖母が亡くなったことを知らせる手紙は、祖母の友人に頼んでエスペラントで書いていただいた。
そうそう祖母の友人に頼るわけにもいかず、以後のグリーティングカードは見よう見まねのポーランド語、少し難しいことを伝える時にはロシア語で書いている。
先方からはエスペラント、もしくはロシア語の手紙が届く。

母がダヌタ・シャフラルスカさんの写真を観て、
「ワルシャワのあの人って、こんな感じなのかしらね」
と言った。
そう、たぶん。

去年、「大阪ヨーロッパ映画祭in 東京」で観た「美しく生きて ダニエラと犬」は、「木洩れ日の家で」という邦題で岩波ホールで来春公開だそうだ。
出演当時91歳だったというダヌタ・シャフラルスカさんは、それでもドロタ・ケンジェルザヴスカ監督の話では、素で演技するととてもお元気で、「もっと老人ぽく演技して!」と<指導>したそうです。

以下は、以前のブログに書いた感想。

ポーランドのキーラ・ムラートヴァって感じかな。
 右はプロデューサー。
まず映像が美しい。特に子どもと、女性(年配の)。
今まで観た「グーチャ」と「僕がいない場所」(参照:http://www.oeff.jp/article442.html及びhttp://www.pioniwa.com/backno/iam.html及びhttp://boku-inai.jp/top.html)は子どもが主人公でしたが、今回観た「美しく生きて~アニエラと犬」撮影当時92歳のベテラン女優ダヌタ・シャフラルスカ初主演。素敵です!
ポーランドの女優さんてすごいなあ。
お亡くなりになったけど、「ニキフォル」のクリスティーナ・フェルドマンとか。
頼りにしていた息子は、可愛がり過ぎたゆえにダメ男になっており(子ども時代が可愛いのに醜いおっさんになってしまっている。外見のことじゃなくて)、お嫁さんの方がまともだった。(深い溜息)「柔らかい手」の息子の嫁も確かそうだったが。
私の人生、何だったの???
しかし・・・そこは先手を打つのだ。だてに長生きしているわけじゃないのよ。
ムラートヴァの「調律師」は人のよいリッチなマダムおばあちゃまの話だったが。
かくて、アニエラの財産の行方は・・・。
で、やはり子どもが可愛いです。
「ドストエフスキー」とあだ名されるフョードル(これもニックネームらしいが)役のカミル・ビタウくんとか、お茶を持っていく男の子とか、なんとも言いようがなく可愛い。(ヴォイチェフ・クラタみたいに凄い美少年!という感じではなく、シンパチーチヌィな感じ)
カミルくんは観たことあるかと思ったら「僕がいない場所」に出演している(主役ではない)。
パイオニアさん、配給していただけますかね・・・。

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