2011年4月29日金曜日

ソチの期待の星

アルトゥール君が輝いた。
マラジェッツ!!

といっても、「戦火のナージャ」出演の私のアルトゥール君(アルトゥール・スモリヤニノフ)ではなくて、アルトゥール・ガチンスキーというフィギュアスケーターのこと。

数年前、フィギュアスケートがお好きな、当時習っていた私のロシア語の先生が、
「有望なのはガチンスキーです!」
とおっしゃっていたのを覚えている。
プリューシェンコがまだ絶対王者として君臨していた頃だったと思う。
しかし、既にプリューシェンコの後は、ロシア、どうなっちゃうの?という雰囲気で、後がまとして最も有力なのがガチンスキーだという文脈だったと記憶している。

それっきり、ガチンスキーという名前はなかなか出てこないじゃないか、と、元々今どきのフィギュアスケートには関心が持てないでいる私は、彼のことは忘れかけていたのだが。

17歳?!
私のアルトゥール君(スモリヤニノフ)よりずっとずっと年下なんだね。
ニュースの写真によると、プラチナブロンド(地毛ですか?染めているの?)の美少年。
もしかしてウルマノフ以来の王子様系の正統派美形なのかも。
クリクやプリューシェンコと、最近ファニーフェイス系だったからな。

プリューシェンコが復帰するにしても、いつまでも彼に頼っていてはいけないでしょ。
アルトゥール、フペリョート!

モスクワでのフィギュアスケートの世界選手権の開会式には、プーチンさんが出てきて挨拶。
ソチに向けてなかなかの力の入れようで。
当然だろうけど。
でも、サッカーファンの私としては複雑な思いだ。
冬季五輪を開催するロシアとしてはウィンタースポーツ、なかんづくお家芸であったフィギュアスケートやアイススケート(いずれもバンクーバーでは惨敗したという認識がされている)を緊急に強化しなければならない、というのは、ロシアの国民的な要請だろう。
でも、ワールドカップもあるのだよ。
いや、たとえワールドカップ開催がなかったとしても、ロシアの人気スポーツたるサッカー(サッカー界では必ずしもそのように意識されていないかもしれないが)も、忘れちゃ困るよ。
というか、正直言うと、プー様&メド様、フィギュアよりサッカーにお金をまわしてください、と思います。
(以上は非ロシア国民の妄言です。)

ま、期待しましょう、期待しすぎない程度に、希望を持ちましょう。
アルトゥール。

さて、こちらもソチの期待の星です。
こちらはサッカー界。
ジェムチュジナ=ソチのアレクサンドル・ゾトフ。
「12の椅子」に「期待の若手トップ30」Part18として、ご紹介記事を載せました。
ジェムチュジナのユニは、エスパルスばりに橙が眩しい(ダサ…って言わないでね)。
上述のアルトゥール・ガチンスキーに対しては一見して、
「うーむ、ブロンドかあ。黒髪がよかったけど、フィギュアスケーターはやっぱりブロンドの子が好まれるのか」
なんぞと思ってしまった、「スポーツ選手は黒髪が好き」な私ですが、ゾトフはまごうことなき黒髪です。
ジェムチュジナ公式サイトより:Александр Зотов
この写真だと、ヨーロッパテイストに見えますが、スパルターク・モスクワ在籍時のこの写真(2008年、UEFAカップ出場当時)は、西アジアの趣きがあってなかなかいい感じだと思います!

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