2011年6月29日水曜日

睡眠時間

以前にも決心したことがあるのですが、改めて。
一日4時間は睡眠時間を取ることにしました。
だから、12時には就寝。

クルィリヤの監督、とうとう解任か。
最下位だしな。
サムソノフがクラスノダールに行ってしまう。
でも、いろいろなことは明日以降に考えることにしましょう。
(考えたって、どうにもならないけど。)

2011年6月28日火曜日

昔のブログの効用

「コメントが入れられなかった」というメールがいくつかあって、実はこのたび自分で他の人のブログ(Blogeger)にコメントしようとしてできず、自分のにもやってみようとして、やはりできず、???状態なのですが、ひとまず、コメントされたい方は、ご面倒でも、こちらへお願いします。

なんでキエフさんはコメントできたの???

キエフさんへ


投稿「もがれた翼」に対するキエフ さんのコメント...

何で最低な事をするクラブを応援しているんですか? しかもこんな行為をやったにも関わらず懲りずにボイコットとか酷すぎると思うのですが。 悪い事を平然とやるロシアと言う国は大半の人が嫌いと感じてますよね Kocmoc Kocmaさんはお嫌いにはなられないんでしょうか? 歴史もない国で世界的に嫌われてもいます。 ウクライナなら文化も近く、ロシアより歴史は古く、世界にも気に入られています。ロシアからウクライナへ鞍替えでもしませんか?

2011年6月27日月曜日

歌は世につれ養父につれ

実際にはロシア人人口は6%ほどだったという、「満州国」ができる当時のハルビンが舞台で、台詞の殆どがロシア語という、不思議な映画「私の鶯」
李香蘭こと山口淑子がヒロイン。
日本人ながら、逃避行のさなかに親とはぐれて、ロシア人オペラ歌手に育てられ、自らも歌手に。
(歌は吹き替えであろう、ということだった)
一方父親も生き別れになった娘を探している。
父子は再会できるのか?
養父はどうする???

国策映画なのか、国策映画を隠れ蓑にした反戦映画なのか、というと、反戦映画というには無理があるでしょ、と思いますね。
苦笑するほど国策映画、とみた。

不自然な点も多すぎ。
中国人の存在が殆ど見えないハルビン。
どうみてもアジア顔なのに、ロシア人の養父のことを「本当のお父さん」と信じて疑わなかった?それはないでしょ!
(それにお母さんは?とか疑問に思わないのか。)
娘(養女)の安全を慮って日本人街に預けるのに、日本の服じゃなくて満州風の服を買って着せるのも不思議です。

それでも、まあおもしろいことはおもしろかったけど。
(非常に貴重な映画ではあります。)
李香蘭はかなりちっちゃく見えた。

2011年6月26日日曜日

ベラルーシ2勝3敗でオリンピックに

U-21ヨーロッパ選手権で、ベラルーシが3位に滑り込み、オリンピック行きを決めました。
ぎりぎりぶりが、見事というほかありません。

グループリーグ
6/11 ベラルーシ2-0アイスランド
6/14 デンマーク2-1ベラルーシ
6/18 スイス3-0ベラルーシ

1位のスイス以外が1勝2敗得点3失点5で並んだため、デンマーク、ベラルーシ、アイスランドの直接対決の結果で、ベラルーシ3得点2失点、デンマーク3得点4失点、アイスランド3得点3失点でベラルーシが準決勝に勝ち抜け。

準決勝
6/22 スペイン3-1ベラルーシ

3位決定戦
6/25 チェコ0-1ベラルーシ

決勝点はBATEボリソフのDFエゴール・フィリペンコ。
愛称ジョーラ。

МОЛОДЦЫ!!!МОЛОДЦЫ!!!МОЛОДЦЫ!!!УУУУУУУУУУУУУУУУРРРРРРРРРРРРРРААААААААААААААА!!!Я верил в успех!
(やったぜ、やったぜ、よくやった!!!ウーーーーールルルルルルルラアアアアアアアアア!!!やってくれるって信じていたぜ!)
とは、ファンの書き込みですが、ほんとに信じていた?
これ以上ないって言うほど、綱渡り的勝利です。
ユーロ2008本大会出場を決めた時のロシア(ありがとうクロアチア)並です。

おめでとう、コウノトリくんたち。

Сборная Беларуси, обыграв чехов, завоевала путевку на Олимпиаду-2012!
ベラルーシ代表、チェコに勝って、2012年オリンピック出場を決める!
写真も動画もあり。

レニングラード、レニングラード

長年の懸念であった、VHSテープからDVDへのダビングにようやく取りかかっています。
(とともに、昨年のロシア旅行の写真整理は、あとお土産のが残っているけれど、中断中。)

無論、画質は酷いものです。
それでもとっておこうと決めたのは、昔のTVロシア語講座←徳永先生時代はこういう番組名だった。今はロシア語会話。
昔は30分番組で、覚えていなかったけれど週2回だったようで。

懐かしーーーーい、それに結構貴重な、91年頃のロシア語講座「旅シリーズ」。
ソ連の共和国めぐり(А)と主要都市めぐり(Б)のシリーズ。
全部揃っている、というわけでもなかったようで、10カ国と10都市。

Б1.オデッサ

(オデッサ文学博物館)

А1ロシア(バイカル湖)

Б2ヴィリニュス

(聖アンナ教会)

А2アゼルバイジャン

Б3ザゴルスク(現セールギエフ・ポサード)

(セールギエフ・ポサードのウスペンスキー聖堂)

А3アルメニア

Б4ヴォルゴグラード

А4ベラルーシ

Б5レニングラード(現サンクト・ペテルブルグ)
(サンクト・ペテルブルグのペトロパヴロフスキー要塞)

А5グルジア

Б6モスクワ

(モスクワ川沿いシェフチェンコ通りのニューシティ付近)

А6カザフスタン

Б7ヤロスラーヴリ

А7トルクメン

Б8ヤルタ

А8リトアニア
(カウナスのメインストリート)

Б9タリン

А9モルドヴァ

Б10リガ

А10キルギス

さて、旧ソ連邦構成共和国のうち、なかったのはどの共和国でしょう?
АとБは別々の年度に作ったもので、たぶんАの方が古く、ここで番組のアシスタントをしていたモスクワ放送のアナウンサーのインナさんは、その後そのお姿が世界中に何度も放映されることになりました。
1991年8月20日、「クーデター」発生のニュースを伝えたのが彼女だったのです。

DVDに入れる時間がちょっと余ったので、別の年度の放送で「ロシアの歌」という回を持ってきていれました。
これもレトロなものです。
*バイカル湖のほとり
*ロマンス(映画「残酷なロマンス(持参金のない娘)」の挿入歌)
*ヴォルガは流れる
*グルジアの歌
*アルバート街の歌
*友人同盟
*レニングラード
*アレクサンドラ(映画「モスクワは涙を信じない」)
*僕の好きな犬

「レニングラード」なんて、もう歌われることは殆どないのでは?
メロドラマっぽく、“Я ещё не хочу не умерать.”(私はまだ死にたくない)という歌詞を連呼する、暗いけれども歌いやすい歌で、ネフスキー大通りや銀行橋あたりの運河を映した映像が印象的でした。
「ヴォルガは流れる」もきれいに韻を踏んでいて歌いやすい、でもヴォルガの川の中にいきなり教会の鐘楼が半分だけ姿を現している映像が衝撃的でした(ダムで沈んだのか?)。
「僕の好きな犬」は、犬を飼うことになった男の子が「いろんな犬がいるけど、僕の犬が一番!」という歌。
映像はモスクワの鳥の市場。
最後に犬の種類を列挙していき(ブルドッグとかセントバーナードとかはほぼそのとおり)、「チャウチャウ」っていうのが可愛い。
動画を探してみたいな。

というのが今週毎日30分かけてしていた作業でした。

上の答え
ウクライナ・ウズベク・エストニア・タジク・ラトビアの5つ。
ウクライナとエストニアとラトヴィアは都市めぐりでは入っていますが。
(都市めぐりはヨーロッパばかりだ。)

2011年6月25日土曜日

もがれた翼

ロシアプレミアで現在15位、低空飛行が続くクルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ。
加えて、実にみっともないレイシスト騒動が起こってしまいました。
相手が世界的に有名な元ブラジル代表選手だったもので、Yahooトピックスにも挙がってしまったので、クルィリヤの名は不名誉な形で世にさらされることになってしまいました。

問題が起こったのはアンジとのホームでの戦いで、0-3で負けてしまったものです。
そのとき、二人の観客が彼に向かってバナナを投げたというものです。

あーあ・・・。
絶句だ、絶句。
100%クルィリヤに非があるじゃないの。
このうえ勝ち点剥奪なんてなったらどうなってしまうのよ。

モスクワのクラブでは、カフカースのクラブとの試合でのボイコットもファン団体が呼び掛けているとか。
それはまあ…勝手にやってくれ、ですが。
(レイシストの考えることはよくわからん。)

しかし、スパルタークのアナニーゼ(グルジア)、ツェスカのザゴエフ(オセチア)、ロコモチフのガタゴフ(オセチア)など、カフカース出身の選手たちはどんな思いでプレイしているのか、想像してみると苦しい気持ちになってくる。
ザゴエフにとってツェスカはもはや居心地のよいところではないがゆえに、移籍話が絶えない現況に結び付いているのでは?
(でも観客にヤジられてもキレないように!!!)

2011年6月24日金曜日

どちらか選べと言われても

『リピーティングで学ぶロシア語』への突っ込み第2弾 16課「オペレッタ」

「馴染の友達にも気がつかない」ほど急いでいたはずの、にわか劇場通いの男性。
その割には、その場で会話が弾んでいる。
ちょっとちょっと、劇場に急いでいるんでしょ?
おしゃべりしていると、開幕ベルに遅れるよ!

それより、変じゃないかと思ったのは
―А какой театр ты предпочитаешь? МХАТ или Большой?
の部分ですよ。
「モスクワ芸術座とボリショイ劇場と、どっちが好き?」
なんて会話をするだろうか?
「バルセロナと楽天イーグルス、どっちを応援する?」と聞かれたようなもので、答えに窮するだろうが。

「バレエ、オペラ、オペレッタ、ドラマ劇場、人形劇、どの分野が好き?で、どこの劇場を贔屓にしているの?」という段取りになるのではないでしょうか?
(だから「ボリショイとマリインスキー」あるいは「モスクワ芸術座とマールィ」だったら話はわかる。)
「舞台芸術全般が好きだけど、特にオペレッタ。気軽に歌もダンスもお芝居も楽しめるから」
「私はユーゴザーパド。あそこだって歌もダンスもお芝居も抜群よ」
みたいに、話は弾んでいくのではないでしょうかね。

私はもちろんユーゴザーパドが好き。
ベリャコーヴィチの「モリエール」はそれまでの演劇観を覆すようなすごい体験だった。
オレグ・レウーシン演じるアクロバティックなフレスタコフの「検察官」は最高の思い出。
それにフォメンコ工房の「戦争と平和」も忘れられない。
大津まで観に行ったグルジアの手影絵劇団の衝撃。
マールィの「かもめ」(富山まで観に行った)、「三人姉妹」。
オペラやオペレッタだとモスクワ・シアター・オペラが好き。
苦手意識のあったショスタコーヴィチがいっぺんに好きになった「賭博師/ラヨーク」。
安心して楽しめる「鼻」。
バレエは若干苦手で、これまで招待状でしか行かなかったけれど、初めて自腹で観に行ったラトマンスキー演出の「明るい小川」は堪能できた!
あの感じで「黄金時代」サッカー編もラトマンスキーにやってほしかったなあ。

2011年6月23日木曜日

ロシア語教科書はいろいろアナクロ

今、教科書で使っている『リピーティングで学ぶロシア語』、今までの教科書に比べたらダイアローグは自然な会話で使えそうなものが多くてよいのだが、やっぱり突っ込みを入れたくなるところが散見します。

突っ込みというレベルじゃなくて、嫌だなあと感じたのは、13課の「世の中どこでも女性は気まぐれでしょう」という会話。
著者はこれが冗談のつもりだったのだろうか?
(きっとそうなのだろうな。)

でも仮にも教科書なので、こんなのだと差別的だと国連人権委員会から勧告を受けるに余りあるレベルなのに、それにこれまで気がついていないとしたら、よほど鈍いのだと思わざるを得ません。
というか、はっきり言って、芯から不快になりました。

今まで使ったロシア語の教科書に、こういった“フェミコード”に引っかかるような記述はしばしばあり(これもよい教科書ではあるのだけれど、ハヴローニナの『ロシア語を話しましょう』は「酷い!」と苦笑するような場面設定がよくあった)、そして、こういうのは、他の言語を勉強しているときには殆どないので、ロシア語独特の問題ではあるのです。

ロシアという国自体が、かなり女性差別の多いところだというのは感じるところだし、結局のところ日本でロシア語を教える先生たちにそういう感覚があることの反映なのだろうけど、そんなのでロシアやロシア語を嫌いになるのも損なので我慢してきました。

授業では、先生は、ご自分が習ったロシア人(女性)の先生はほんとに気まぐれというか気分屋だった、とお話しされていました。
それは経験上そうなのでしょうけど、少なくとも私は世間の標準的な男性たちより気まぐれだという自覚はない、というか「ではない」と確信しています。
私の方の経験で言うと、(こちらからは男性のバイオリズムがいまいち掴めないせいか)男性上司はやたら「さっきと言っていることが違うぞー」とか「なぜ今日はそんなにご機嫌斜めなの??」とか「おなかが空いているからこんなに理不尽なことを言っているのだろうか?!」とか思わせるわけですが、あ、もちろんロシア人ではなくて、日本人ですよ。

「いやあ、そうは言っても、あなたもさっきと言っていることが違っていますよ」とか、オチをつければいいのにさ。

2011年6月21日火曜日

旅のアルバム

やっと最終日まで到達!
10カ月かかった…。
最後はあっけなかった。
トゥルゲーネフ広場の「ドヴァ(=2) ムー」というレストランの写真を執拗に何枚も撮っていました。

ドヴァ・ムーって「ムームー(Муму)」のこと。
イヴァン・トゥルゲーネフの小説のタイトル。
気まぐれで我がままで寂しい女主人(トゥルゲーネフの母をモデルにしていると言われている)に使える唖者の召使ゲラーシムに拾われる犬の名前。
悲しい話です。
これは私のファースト・トゥルゲーネフ、ではなかった。
(それはやはり『初恋』あたりだったはず。)
母に読み聞かせしてもらった覚えもなく、吉祥寺のバウスシアターにてアニメーション「ムムー」で観たのが、私とムームーの出会いです。


あとはお土産の写真だ。
猫グッズがたくさん。

2011年6月19日日曜日

ゴトビさんへのお詫びとして

このあいだの静岡ダービーであった不愉快な出来事、アフシン・ゴトビ監督への誹謗横断幕事件の顛末は、結局どうなった(どうなる)か?

横断幕を手にしていた未成年男性二人が無期限スタジアム観戦禁止+ボランティア活動という、あくまでジュビロ独自の制裁についての報道は目にしたけれど、まさかそれだけで終わりになるのでは?という危惧が。

あの二人だけの問題で済ますのは卑怯というもの。
(例の未成年者2人だけで用意した横断幕とは思えない。彼らは単なる実行犯(従犯)にすぎないと見た。)
ジュビロに恨みがあるわけではないが、ジュビロの勝ち点剥奪くらいは普通にさっさと決定しないかな、Jリーグは。

当該の二人、未成年者ということで、彼らに制裁金を課してもしかたないでしょう。
ジュビロがゴトビさんに対して賠償金を支払う、というのなら、ありだろうけれど。

新たなステップ

ロシアリーグは6月22日の(水)の第15節、26日(日)の第16節の試合の後、短いオフがあり、7月21-25日の第17節までちょっと間があくことになります。
6月は週に2回ペースで試合があって、忙しかったですね。

と言っても、7月17日にロシアカップ1/16ファイナルがあるので、意外と忙しいオフになるのでしょうが。
一部リーグの方は、ロシアカップ1/32ファイナルが7月3日と4日にあり、勝ち上がれば17日も試合があるので、さらに忙しいですね。

それに、7月はウクライナプレミアリーグの2011-2012シーズンが始まります。
もう始まってしまうんです。
ウクライナのプレミアリーグは5月21日が最終節だったのだけれど、我がチェルノモーレツ・オデッサが一部リーグで2位となり、プレミア昇格を決めたのが6月4日で、2010-2011の全日程を終えたのが11日だから、次のシーズンが始まるのがあっという間であるように感じる。

チェルノモーレツの公式サイトに「新しいシーズンに向けトレーニングを開始」というニュースがあったので、訳して「12の椅子」に載せました。
最近こちらはなかなか更新できず、約3週間ぶりのアップとなりました。
(「期待の若手」も、ザゴエフ以外の二人については訳は終わっていて、ちょっと手間をかければ載せられるというところまではきているのですが、その「ちょっと」というのが曲者だったり…。)

チェルノモーレツ・オデッサ、2011-2012シーズン前半の試合予定(第19節まで)は以下のとおり。

Чемпионат Украины. Сезон 2011—2012
1. 09.07.2011 Одесса Черноморец  :  Металлург
 7月9日(土)オデッサ(ホーム) 対メタルルグ・ドネツク

2. 16.07.2011 Львов Карпаты  :  Черноморец
 7月16日(土)リヴォフ(アウェイ) 対カルパティ・リヴォフ

3. 23.07.2011 Одесса Черноморец  :  Арсенал
 7月23日(土)オデッサ(ホーム) 対アルセナール・キエフ

4. 30.07.2011 Кривой Рог Кривбасс  :  Черноморец
 7月30日(土)クリヴォイ・ログ(アウェイ) 対クリヴバス・クリヴォイ=ログ

5. 06.08.2011 Одесса Черноморец  :  Днепр
 8月6日(土)オデッサ(ホーム) 対ドニエプル・ドニエプロペトロフスク

6. 13.08.2011 Мариуполь Ильичевец  :  Черноморец
 8月13日((土)マリウポリ(アウェイ)  対イリイチョーヴェツ・マリウポリ

7. 20.08.2011 Одесса Черноморец  :  Волынь
 8月20日(土) オデッサ(ホーム) 対ヴォルィン・ルツク

8. 27.08.2011 Одесса Черноморец  :  Шахтер
 8月27日(土)オデッサ(ホーム) 対シャフチョール・ドネツク

9. 10.09.2011 Полтава Ворскла  :  Черноморец
 9月10日(土)ポルタヴァ(アウェイ) 対ヴォルスクラ・ポルタヴァ

10 17.09.2011 Одесса Черноморец  :  Динамо
 9月17日(土)オデッサ(ホーム) 対ディナモ・キエフ

11 24.09.2011 Луганск Заря  :  Черноморец
 9月24日(土)ルガンスク(アウェイ) 対ザリャ・ルガンスク

12 01.10.2011 Одесса Черноморец  :  Таврия
 10月1日(土)オデッサ(ホーム)   対タヴリヤ・シンフェローポリ

13 15.10.2011 Харьков Металлист  :  Черноморец
 10月15日(土)ハリコフ(アウェイ) 対メタリスト・ハリコフ
14 22.10.2011 Одесса Черноморец  :  ПФК Александрия
 10月22日(土)オデッサ(ホーム)   対FKアレクサンドリア

15 29.10.2011 Киев Оболонь  :  Черноморец
 10月29日(土)キエフ(アウェイ)  対オボロン・キエフ

16 05.11.2011 Донецк Металлург  :  Черноморец
 11月5日(土)ドネツク(アウェイ) 対メタルルグ・ドネツク

17 19.11.2011 Одесса Черноморец  :  Карпаты
 11月19日(土)オデッサ(ホーム)   対カルパティ・リヴォフ

18 26.11.2011 Киев Арсенал  :  Черноморец
 11月26日(土)キエフ(アウェイ) 対アルセナール・キエフ

19 03.12.2011 Одесса Черноморец  :  Кривбасс
 12月3日(土)オデッサ(ホーム)   対クリヴバス・クリヴォイ=ログ

人生で一番暇だったころの回想

私は大学へは推薦入学だったので、1月末に進学が決まってから、4月に入学するまで、「暇な時間」があったのです。
きっと人生で今が一番暇なんだろうなあ、と自覚もしていました。
でも周りはまだ受験の真っ最中なので、派手に喜んでばかりもいられず、映画を観たり、読書したり、こっそり年下の子と会ったりしていました。

真っ先に読んだのが、渡辺洋三先生の『法とは何か』
人生で初めて、真面目にノートを取りながら。
そのノートも捨てていないはずで、探せばどこかから出てくるでしょう。
「法の精神とは一言でいえば、正義である。」
なんていうところに線をひいたりしている。

その渡辺洋三先生の追悼論集『日本社会と法律学―歴史、現状、展望』(分厚い!14,700円もする!)を、上司が職場に持ってきていました。
目次をぱらぱら捲っていたら、「もっと「たてパスを」―渡辺先生の声が聞こえる」というタイトルが目に入りました。
書かれたのは小森田秋夫先生。
あの『ロシアの陪審裁判』を書かれ、ロシア・中東欧法のオーソリティーの。
これによれば、渡辺先生は若い頃サッカー選手だったとのこと。
(学生のスポーツと言えば野球が圧倒的だったはず、渡辺先生は早稲田ではないけれど「ア式蹴球」当時でしょうね。)
渡辺先生が世代間の「たてパス」の重要性を強調されていたこと、小森田先生が「自分の専門分野で「たてパス」が通らない、そもそもパスを渡すべき若い選手たちの姿が見当たらす、「イレヴン」が成り立たなくなっていることに愕然とする」と書かれていることに、我が上司がこの重たい本をわざわざ持ってきてくださったことに、ひりひりと痛い感覚に陥るのです。
そんなに人材は枯渇しているのだろうか…?

ゼニット、カザンその2

ネフスキー大通り、もうひとつのドーム・クニーギまで辿り着いたけれど、本店と比べると品揃えは格段の差。
芸術広場まで戻ることにする。
でも、やはりゼニットのオフィシャルショップには入ってみなきゃ。
というので、探索。


 地下一階の売り場の壁にいた、暴走特急34くん。
早く戻っておいで。

一階にいた売り子くんは、彼に似た、大変感じのいい若者でした。
彼については以前にも書いた。





最初に旅行した時(1990年)、同行者がどうしても行きたいと言っていたロッシ通り。
↓ 
行ってみて、「確かにきれいな通りだけど…他もきれいだから、とりたてて美しい!という感動はなかった」と、つぶやいていたのを思い出す。
(で、写真はそのとき撮っていなかったらしい。)
道路の幅と両側の建物の高さを22メートルに合わせています。
やっぱり美しいではないですか。
このクリーム色が好きなんですよね。
今は車が多いけれど。

8月26日の写真は明日くらいに終わるかなあ。

ヴァシーリー・シュクーシン

タルコフスキーやコンチャロフスキーの同級生だったけれど、夭逝した映画監督。
「赤いカリーナ」は、なかなか渋い映画だった。
ロシア伝統のだめ男物。
まあ、ソ連当局がこういうの嫌がるのは当然でしょう。
でも、ソ連ならではの映画とも言えましょう。
今のロシアでこういう作品を撮れるとは思えない。

ヒロインのお兄さんが素敵だった(いかにもいそう)。

2011年6月18日土曜日

ネフスキー大通りの猫たち

ゼニットのオフィシャルショップの向かい、マリオネット劇場の横に、「ネコの像」なるものがあるというので、探したけれど見つからず、本物の猫に出会えたという話は、こちらに書きました。


 この猫は、マリオネット劇場の隣の建物の中庭にいたのです。
中庭には若者が何人かいて、私が侵入して猫写真を撮っていたのに驚いているようでした。
結局、「ネコの像」は、この建物の上の方に騙し絵的にいたということなのです。




どっちかというとケルジたちに気を取られていたのかもしれない。反省。


その後、ネフスキー大通りを挟んで向かい側、オストローフスキー広場のエカチェリーナ二世像の下の花壇にも、猫発見。

 ↑
ここ




この像の周囲には、宮廷風のコスプレやっているお姉さんたちがいました(一緒に写真を撮りましょうっていうあれです)が、そのお姉さんも携帯電話を取り出して猫の写真を撮っていました。

この子はもう少し前、モイカ運河近くの路地にいた子。

2011年6月17日金曜日

令嬢たちのロシア革命のペテルブルグ

『令嬢たちのロシア革命』は期待以上に面白い。
改めて、ペテルブルグはロシア革命のゆかりの土地だったのだ、と思い出す。

今では、ガイドさんもそんな説明をしてくれないのですよ。
せいぜいスモーリヌィにソヴィエトが置かれていたことを言うくらいで。

 ↑
巡洋艦アヴローラ号

スモーリヌィ

タヴリーダ宮殿も、カザン聖堂も、そういう歴史の現場となったところだったのですね。

 タブリーダ

 血の救世主教会(スパス・ナ・クロヴィ)

カザン聖堂

ロシア革命に積極的に関与した女性たちは、かなりの名家のお嬢様方が多かった、として、この本では5人の令嬢のロシア革命前後の生きざまに肉薄しています。
彼女らの人生の華やかなこと!
きらきらと魅力的だったのでしょう、きっと。

空間的にも(ペテルブルグという場所)、人間関係の面からも、再発見の多い、実り多い本です。
女性で初めて大使となったコロンタイは、あの名指揮者ムラヴィンスキーの叔母さんだった。
コロンタイの姉も名歌手であった。
とか。
あのスターソフの姪がレーニンの秘書であった(お父さんは革命家の弁護人を引き受ける法曹であった)。
とか。

純粋に歴史学的にみると詰めが甘い面はあるのかもしれない(人間関係、特に男女の仲に関しては結局想像でしか書けない部分もある)けれど、おもしろい一冊です。
『女三人シベリアの旅』と似た雰囲気、とも言えます。
 本書の構成は次のとおりである。
 プロローグで、ロシアの令嬢たちが自らの解放を遂げるために女性解放運動と革命運動にどう関わっていったか、その系譜を概説する。第Ⅰ部で、五人の令嬢たち、すなわち、フェミニストの先陣をきってカデット(立憲民主党)に入り、ソヴェト権力に反対を貫いたアリアドゥナ・ティルコーワ、女性解放を目指しながらもフェミニズムを批判し、社会主義運動に入り、帝国主義戦争反対を革命に結びつけたアレクサンドラ・コロンターイ、そのコロンターイを革命運動に引き入れ、令嬢の中の令嬢でありながらボリシェヴィキの優等生だったエレーナ・スターソワ、レーニンの秘書的役割を務め、レーニンとその妻クループスカヤとの不思議な三角関係を結んだイネッサ・アルマンド、エスエル(社会革命党)の闘士として国際的にも名を知られ、ボリシェヴィキと連帯し、その後闘争することになったマリーヤ・スピリドーノワの1917年までの生き方を述べる。第Ⅱ部で、1917年2月から18年3月までのロシア革命・ソヴェト政権初期に彼女たちが果たした役割を位置づける。エピローグで、彼女たちの後半生を概観して命の閉じ方を跡付ける。(まえがきより引用。太字部分は本書にはない。)
「プロローグ 帝政にあらがう女性たち」に登場するのは、
*旧教徒フェオドーシャ・モローゾワ
*帝国科学アカデミー総裁エカチェリーナ・ダーシコワ
*デカブリストの妻マリーヤ・ヴォルコンスカヤ
続いて慈善運動と高等教育の女性への門戸開放の請願運動を行ったフェミニストたち
*マリーヤ・トゥルブニコーワ
*アンナ・フィロソフォーワ
*ナジェージダ・スターソワ(エレーナ・スターソワのおば)
これらの恩恵(ベストゥージェフ女子大学運営援助、女性高等教育援助協会設置)を受けたヴェストゥージェフ女子大卒業生たち
*国際的数学者ソフィヤ・コワレフスカヤ
*ナジェージダ・クループスカヤ
(アリアドゥナ・ティルコーワもここの卒業生)
ニコライ・チェルヌィシェフスキー『何をなすべきか』のヒロイン、ヴェーラを目指して自己解放を得ようとした女性たち
*アンナ・コルビン=クルコフスカヤ(ソフィア・コワレフスカヤの姉)
(や本書では出てこないアポリナーリヤ・スースロワもドストエフスキーと別れた後はこの方面でかなりの働きをしていたはず)
そしてナロードニキとテロリストたち
*ヴェーラ・フィグネル
*ヴェーラ・ザスーリチ
*ソフィヤ・ペトロフスカヤ
*ゲーシャ・ゲルフマン
そしてマルクス主義の革命家
ナロードニキ系
*オリガ・ヴァレンツォーワ
*リディヤ・クニポヴィチ
*エカチェリーナ・クスコワ
非ナロードニキ系(お嬢様ではない)
*ネヴゾロワ姉妹(ソフィヤ、ジナイーダ、アヴグスタ)
*エヴァ・ブロイド

ここまでがプロローグに名の挙がった女性たち。
この他にも、「革命のおばあちゃん」エカチェリーナ・ブレシコ=ブレシコフスカヤをはじめ、綺羅星のごとく革命家の女性たちが登場。
あと、この本を読んで、今までエイゼンシュテインの「十月」を観ていて、冬宮を防衛する(帝政側の)女性部隊が突然登場するのが何なのかわからなかったが、それがマリーヤ・ボチカリョーワの「死の女性大隊」だったのか、とやっとわかった次第。

今度ペテルブルグに行くときには、ネフスキー大通りのネコの像ととともに、令嬢たちの夢の跡を辿るのもいいかもしれない。

2011年6月15日水曜日

ロシアサッカーについての世論調査結果

5月13-16日にロシア国内の18歳以上の1600人に行った世論調査の結果です。
調査を行ったのは「レヴァダ・ツェントル」という調査機関です。
問1 ロシアのリーグ戦をTV観戦しますか?

A毎週観る 15%
B月に一回は観る 17%
Cごく稀に観る(殆ど観ない) 17%
D全然観ない 48%
E回答困難 3%

★私はAです。クルィリヤと、今年はカリャカのいるディナモの試合を大概観ています(クルィリヤはなかなか勝たないし、ディナモはなかなかカーリャを出してくれないが)。

問2 ヨーロッパカップ戦をTV観戦しますか?

A毎週観る(←ヨーロッパカップ戦は毎週あるわけではないけれど、「あるときは必ず観る」という意味なのでしょう)11%
B月に1回は観る 17%
Cごく稀に観る(殆ど観ない) 21%
D全然観ない 49%
E回答困難 3%

★私はCです。平日深夜は辛い。

問3 ロシアリーグが春秋制移行を決定したことについてのあなたの意見は?

A完全に賛成 6%
Bどちらかというと賛成 24%
Cどちらかというと反対 9%
D絶対反対 3%
E回答困難 58%

★私はCです。寒いのに…。

問4 ロシアリーグのクラブであなたが一番好きなのはどこですか?

*ゼニット 12%
*スパルターク・モスクワ 12%
*ツェスカ 8%
*ディナモ・モスクワ 7%
*ロコモチフ 3%
*ルビン 3%
*アンジ 2%
*ヴォルガ 1%
*クルィリヤ=ソヴェートフ 1%
*アムカル 1%
*クバン 1%未満
*ロストフ 1%未満
*クラスノダール 1%未満
*テレク 1%未満
*トミ 1%未満
*スパルターク・ナリチク 1%未満
*回答困難 46%

よかった!クルィリヤ=ソヴェートフは最下位ではなかった。
★私は当然クルィリヤ=ソヴェートフ!

http://www.levada.ru/press/2011061001.html

2011年6月14日火曜日

ゼニット、カザンその1

カザン聖堂は、初めて私が国外旅行に行った90年のソ連の風景の中でもとりわけ印象が深かったところです。

当時、カザン聖堂は教会ではなく、「無神論博物館」でした。


聖堂の裏は、投げやりに石が積んであり、修復するんだかしないんだか、はっきり言ってやる気は感じられませんでした。
それでも、聖堂そのものの荘厳な雰囲気に圧倒されたものです。



それと、記憶にすっかり刻まれているのは、銀行橋のところで、このソ連旅行で唯一怖い思いをしたからです。
おじさんが二人向こうからやってきて、そのうちの一人がいきなり抱きついてきたという…。
ものを盗られたとかいうことはなく、それだけで済んだので、何だったのか、未だに意味不明な出来事ですが。
(酔っ払いだったのか?)

現在のカザン聖堂は

教会として礼拝等を行うようになっていて、外観もかなりお直しが進んでいました。

が、銀行橋は片側のグリフィン(右側)が修復中でした。



この郵便局は90年にも訪れた(「東京までのはがきはいくらか?」みたいな会話を試みた)思い出の郵便局だったと思われる。↓



ところで、サンクト=ペテルブルグは、カザンには抵抗感がないようで、ゼニットのスポーツマフラー(写真左)と同時に、ルビン・カザンのマフラー(写真右の一番左)も普通に売っているのでした。
 宮殿広場にて。
 ライバルチームなのにねえ。


2011年6月13日月曜日

今季のチェルノモーレツ

11日にシーズンを終えました。
最後の試合、ズヴェズダ戦は0-1で負けました。
(こら!)

でも、負け数は一番少なかったのです。
試合後に準優勝&昇格を祝うセレモニーがありました。
その模様。

МКомандаИВНПМячиО
1ПФК Александрия Александрия34216755-2569
2Черноморец Одесса341811553-2665
3Сталь Алчевск34188855-3162
4Крымтеплица Молодежное34187943-3061
5ФК Львов Львов34178952-2859
6Закарпатье Ужгород341681051-4056
7Буковина Черновцы341751248-4556
8Динамо-2 Киев341571239-3552
9Арсенал Белая Церковь341561342-4351
10Нива Винница331381241-4247
11Титан Армянск341351632-4244
12Звезда Кировоград341271543-4443
13Днестр Овидиополь3410121239-4242
14Нефтяник-Укрнафта Ахтырка3410111340-4441
15Гелиос Харьков3410101431-4440
16Энергетик Бурштын331061729-4636
17Прикарпатье Ивано-Франковск34512827-8216
18Феникс-Ильичевец Калинино34322917-488
* С ФК «Феникс-Ильичевец« снято три очка, согласно решения ДК ПФЛ от 09.02.2011г.
М — место, В — победы, Н — ничьи, П — поражения, Мячи — разность забитых и пропущенных мячей, О — количество очков.

来季は頼むよ!
あんまりはらはらさせないでね。

2011年6月11日土曜日

ナホトカ(発見)

TV殆ど観ないので、地デジも何も、関係ないわ。
と、対策などしていなかったのですが、実家が「やっぱり入れた方が」と言うので、仕方なく地デジ対応のTVを購入することになりました。

そのTVを置く場所を確保するために、物を整理しようということになったのだが・・・・・。
ああ、大変だった。
(というかまだ現在進行形)

むかーしのVHSのテープに入ったTVロシア語講座とか、懐かしいものがいっぱい発掘されたのであった。
DVDにしなきゃとか思ってそのままになっていたものたちだ。

あと、日ソ図書の『新ロシア語習字帳』。
週2回の入門講座を受講していた時、これで筆記体を練習したんだっけ。
深夜2時くらいまでせっせと楽しく練習していたのが懐かしい。

露英辞書なんて買っていたか。
OxfordのPcket Dictionary.
しかも勉強した跡があるんですよね、なぜか。
フィルムセンターのチケットが栞代わりに4枚はさんである。

そんな感じ。

クルィリヤの試合を観ながら、たらたらと片づけを続けています。

2011年6月9日木曜日

ライオンを飼い馴らせず

ロシアはカメルーンとの親善試合をスコアレスドローで終えました。

Не укротили "львов"という見出しに、一瞬「リヴォフがどうしたって?!」と、頭の中に大きな疑問符が。
そうかそうか、львовはлев(ライオン)の複数対格(男性活動体)。
カメルーン代表の愛称は「不屈のライオン」でしたっけね。

ロシアの出場選手はというと、4日のユーロ予選対アルメニア戦とはがらっと入れ替え、

Малафеев, Березуцкий, Янбаев, Шишкин, Березуцкий (Бурлак, 46), Шешуков (Семшов, 46), Билялетдинов (Торбинский, 76), Глушаков, Дзагоев, Рязанцев (Жирков, 55), Погребняк

へえー、いつのまにかリャザンツェフ呼んでいたんだ。
えっ?ブルラクまで?!
おお、デビューしたか、タラスくん。

というわけで、今までなかなか若手を験さなかったアドフォカートが一気に3人もデビュタントを送り出しました。

В стартовом составе национальной команды дебютировали Александр Шешуков из "Спартака" и Александр Резанцев из "Рубина", а после перерыва к ним присоединился железнодорожник Тарас Бурлак.

*アレクサンドル・シェシュコフ(スパルターク・モスクワ)
*アレクサンドル・リャザンツェフ(ルビン・カザン)(↑ではРезанцевとなっていますが、Рязанцевが正しい)
*タラス・ブルラク(ロコモチフ・モスクワ)
の3人。

このうち、リャザンツェフは2シーズン前のCLグループリーグの対バルセロナのアウェイ戦のミドルシュートで一時的にグローバルに名を知らしめた(何せ天下のバルセロナがホームで田舎のクラブのスーパーサブにゴールされて敗北したのですから)「実績」があります。
シェシュコフは83年オムスク生まれ、ということで、ジーマ・スィチョフと同郷・同い年。
タラス・ブルラクは、ロシアの「期待の若手」、ロシアプレミアのU21枠で最も輝いている子。
しかもDFです。
シチェンニコフ(ツェスカのほぼレギュラー)が怪我でU21の試合に出られず、ロマン・エメリヤニノフ(ザリャ・ルガンスク)のお鉢が回ってきて、あらあらあらだったが、ブルラクは一気にフル代表デビュー。
おめでとう。

てなわけで、私の一押しタラス・ブルラクくん。
紹介記事はこちら
また、代表デビューしたことについては「別に緊張したりはしなかった」とか言っています。
Надеюсь, это мой второй шаг к よЧМ-2018.
「2018年のワールドカップへの、これが僕のセカンド・ステップになるといいなと思っている」
- А когда же был сделан первый?
「じゃ、最初の一歩は何だったの?」
- В декабре, когда Блаттер вытащил бумажку с надписью «Россия».
「12月にブラッター(FIFA会長)が“ロシア”と書かれた紙きれを取り出した時だ」

*Не укротили "львов"
*Сборная России разошлась миром с Камеруном
*Тарас Бурлак: Я почти не волновался

2011年6月7日火曜日

今晩の試合

4日のように、贔屓のクラブの昇格がかかった試合とユーロ予選が重なる、ということもなく、リアルタイムで観るのは不可能なので、気楽に構えておきます。

*ロシア一部リーグの各試合
もうすでに始まっている。

*ロシアカップ1/64ファイナル
現在のラウンドには二部リーグのクラブが登場しています。
(現在試合中)

*ユーロ2012予選
21:00 アゼルバイジャン対ドイツ
22:30 フェロー群島対エストニア
21:00 ベラルーシ対ルクセンブルク

*国際親善試合
21:00 ノルウェー対リトアニア
21:00 ロシア対カメルーン
22:30 オーストリア対ラトヴィア

*U21ヨーロッパ選手権(2013年)予選
リトアニア対マルタ
アルメニア対モンテネグロ

*U21親善試合
エストニア対ラトヴィア

昨日のU21親善試合スペイン対ロシアは1-1でした。
得点したのはパーヴェル・ヤコヴレフ。
元クルィリヤの子。

2011年6月5日日曜日

再会のチェーホフ

何度か書いたことですが、私のチェーホフとのファーストコンタクトは、母が読み聞かせをしてくれた『くり色の犬 チェホフの本(日本児童文庫68)』アルス昭和33年刊です。
訳者は樹下節(じゅげ・たかし)。
「くり色の犬」
「川めんたい」
「ワーニカ」
「なげき」
「こどもたち」
「少年」
「ひろ野 旅のできごと」
の7編。
絵は遠藤てるよ。

「くり色の犬」は『カシタンカ』です。
カシタンカは「くり公」って訳されていて、可愛さ満点です。
「こどもたち」は『少年たち』。
この2冊は未知谷の「チェーホフ・コレクション」で再会。
「ワーニカ」にはアニメーション「この悲しみを誰に伝えよう」で再会しました。

そしてこのたび「チェーホフ・コレクション」に、中村喜和訳エカテリーナ・ロシコーワ絵で『エゴール少年 大草原の旅』が加わり、「ひろ野 旅のできごと」と再会。

セルゲイ・ボンダルチュクの映画でも、実に心に浸みいる、少年が大人への一歩を踏み出すきっかけとなった草原の旅を描いたチェーホフの中編で、今回中村先生の解説で、これが作家チェーホフの本名での、本格的デビュー作なのだと知りました。
信心深く且つ俗っぽくもあるフリストフォール神父がエゴールカに語る学問の奨めが、今読み直すとなぜこんなに心に響くのだろう?

このチェーホフ・コレクションの訳でも約半分の量と知って、『くり色の犬』を引っ張り出して確かめたら、こちらは雷のエピソードだけの訳でした。
なのにその他の印象も強く残っているのはやはりボンダルチュクの映画のおかげかしら?

何度も何度も再会したい、子どもの頃出会ったチェーホフ。

2011年6月4日土曜日

今日は大事な試合がある

勝って!
勝ってね!
勝たなかったらどうしよう。
そういう試合があって、今日は辛い。

ユーロ2012予選
ロシア対アルメニア 19:00(日本時間0:00)
スロヴァキア対アンドラ 20:15(日本時間3:15?)
マケドニア対アイルランド 21:30(日本時間4:30?)
ラトヴィア対イスラエル 18:30(日本時間1:30)

ウクライナ一部リーグ
全試合17:00(日本時間23:00)
ズヴェズダ対アレクサンドリア
ザカルパチエ対ディナモ2
エネルゲチク対ナフチャニク=ウクネフチ
リヴォフ対チェルノモーレツ・オデッサ
スタリ対ブコヴィナ
ドニエストル対ニヴァ
ゲリオス対クルィムテプリツァ
チタン対プリカルパチエ

МКомандаИВНПМячиО
1ПФК Александрия Александрия32215654-2368
2Черноморец Одесса321711452-2562
3Крымтеплица Молодежное32177839-2858
4Сталь Алчевск32168850-2956
5ФК Львов Львов32168846-2656
6Буковина Черновцы321741146-4155
7Закарпатье Ужгород321661050-3954
8Арсенал Белая Церковь321461241-3948
9Динамо-2 Киев321461236-3448
10Нива Винница321381141-4147
11Звезда Кировоград321161541-4339
12Днестр Овидиополь329121138-4039
13Нефтяник-Укрнафта Ахтырка321091338-4239
14Титан Армянск321151630-4238
15Энергетик Бурштын321061629-4336
16Гелиос Харьков32991429-4336
17Прикарпатье Ивано-Франковск32422624-7514
18Феникс-Ильичевец Калинино32322717-488


もうすぐ始まる・・・・
フペリョート!
今日勝てば昇格なんだから。
中継しているところが見つけられるだろうか。

チェルノモーレツの面々
1 エヴゲニー・パスト
25 ヴァレリー・ソコレンコ
4 ミゲリ・ポルチーリョ
2 ピョートル・コヴァチュク
42 エヴゲニー・ズベイコ
19 セバスチャン・セッティ(капитан)
17 アンドレイ・サガイダク
8 ドミトリー・ブラドフ
11 イヴァン・ボブコ
9 アナトリー・ジデンコ
89 セルゲイ・ポリティロ
7 ヴィタリー・バラショフ
35 ルスラン・ソリャニク
22 イーゴリ・ツィギルラシュ←Цыгырлаш正書法はずしだ、モルドヴァ人。
28 パーヴェル・レビョーノク
93 ボリス・タシチ
14 イーゴリ・シランチエフ
控え
99 アレクサンドル・ムシエンコ
17 アンドレイ・サガイダク
8 ドミトリー・ブラドフ
11 イヴァン・ボブコ
9 アナトリー・ジデンコ
89 セルゲイ・ポリティロ
7 ヴィタリー・バラショフ

リヴォフの面々
«ФК Львов»: 46 Когут, 3 Бурлин, 8 Билый (капитан), 2 Кавацив, 21 Мостовой, 7 Проневич, 9 Чепурненко, 22 Танчик, 14 Крамар, 6 Грицай, 10 Мачуленко

お、チタンのシャルコが3分に先制ゴールか。
(チタン対プリカルパチエ戦)

ハーフタイムですが、チェルノモーレツの試合は0-0です。
首位アレクサンドロフは先制されています。
あと、4位のスタリが1点とっています。

スタリ、追いつかれる。
まだ点が入っていないのはチェルノモーレツの試合と、ゲリオス対クルィムテプリツァの試合だけになっています。

ゲリオス、PK外す。
相変わらず0-0.
ゲリオス、得点。1-0.

ちょっと目を離している隙にスタリ対ブコヴィナが1-0から3-2になっている。
アレクサンドリア追いついたな。さすが首位だ。


おおおおおお、ジジェンコがゴーーーーーーール!
90+1分。
あと少しだ。
試合終了。
昇格決定!
マラジェーツ!

スタリに4点目が入っている。

«Черноморец» завоевал право на выход в премьер-лигу.

愛のプラハ

「ジョセフ・クーデルカ プラハ 1968 この写真を一度として見ることのなかった両親に捧げる」

ジョセフ・クーデルカ、チェコ名ヨーゼフ・コウデルカは、ズディニェク・スヴェラークみたいな茶目っ気いっぱいのチェコおじさんだ。



とてもシンプルな構成だった。
キャプションもない。
(作品リストを見ると、通り名等がごく簡単についている。)
それだけ写真の迫力は大きかった。
出入り口のある壁面には当時のプラハのチラシやポスターがぺたぺた貼ってある。
(パリやアメリカなど、これらの作品の巡回展では、やはりそうやっていたそうです。)
Домойと書かれた指さしマークとか、まあとってもわかりやすい「歓迎」ぶりです。
そして、彼の写真を元に構成した、フランチシェク・プロハースカによる8分9秒の動画「侵攻1968」が中央で流されていて、その機械音のような無気味な音楽(イヴァン・アヒル)が会場に響く。

「Rebelove」(日本公開時のタイトルは「プラハ!」)、「心地のいい部屋」といったチェコの68年絡みの映画は、おそらくハズレはない。
プラハ事件と写真というと、「存在の耐えられない軽さ」でテレーザが写真家だったのを思い出す。
…やはりあの映画では彼の写真が使われているのだね。

プラハ市民たちの冷静な表情と、若いソ連兵の当惑の表情が対照的。
かなり前、『ユーラシアの秋』というノンフィクション系の本(冴えないタイトルだが立派な内容なのだ!)に、プラハ事件の際に侵攻する軍隊にいて、その後の人生を狂わせてしまった若者(主人公の義理の息子だったと思う)の悲劇が書かれていたなあ。

ミハルコフも、こういうの撮れば、要するに「私たちロシア人は時代の被害者です」という姿勢を止めて、ほんとに歴史と、世界と、向き合って映画を撮ってくれれば、いいんだけどなあ。
才能はあるんだから。
ものすごく才能はあるんだから。
それにアルトゥール・スモリヤニノフが出演できたら最高…。
(妄想終わり)

なお、この展覧会の公式カタログは、平凡社から出ています。
すごい写真なので、欲しい!と思ったけれど、たいへん大きくて分厚くて重たいので、その場で買い求めるのは断念しました。
ネットで買うことにしました。
高いけど。税込3990円也。

ジョセフ・クーデルカ プラハ侵攻 1968 』

難しい、教会・聖堂の名前

*Благовещенский(ブラゴヴェーシチェンスキー)
生神女(しょうしんじょ)福音」という正教会の用語でい書いても意味がわからないだろうから、わかりやすく言うと、「聖母受胎告知」 

クレムリンのブラゴヴェーシチェンスキー聖堂

*Успенский(ウスペンスキー)
正教会の用語では「生神女就寝」、カトリック風に言うと「聖母被昇天」

クレムリンのウスペンスキー聖堂


セールギエフ・ポサードのウスペンスキー聖堂

ウラジーミルのウスペンスキー聖堂

*Троицкий(トロイツキー)
「至聖三者」「三位一体」
セールギエフ・ポサードのトロイツキー聖堂

ウラジーミルのトロイツカヤ教会

*Архангельский(アルハンゲリスキー)
「聖天使首」「大天使」
ミカエル(ミハエル)のこと。

クレムリンのアルハンゲリスキー聖堂

*Покровский(ポクロフスキー)
「生神女庇護」
イエス・キリスト(ハリストス)の母マリヤによる神への執り成しを覚えるもの。


赤の広場のポクロフスキー聖堂


スーズダリのポクロフスキー修道院

*Блаженный(ブラジェンヌィ)
「至福者の」「聖-」
ヴァシーリー・ブラジェンヌィとか。


*Преображенский(プレオブラジェンスキー)
「主の顕栄」「主の変容」

スーズダリ木造建築・農村生活博物館のプレオブラジェンスカヤ教会

*Рождественский(ロジュジェーストヴェンスキー)
これはまあ、想像つくだろうけど「生誕」。
キリスト(ハリストス)の場合、マリヤの場合、ことによってはその他の聖人も?の生誕を記念したものがある。
スーズダリのロジュジェーストヴェンスキー聖堂

ウラジーミルのロジュジェーストヴェンスキー修道院