2012年4月30日月曜日

7月の別れ

ユーロの始まる前に、退任決定というのはいかがなものか、アドフォカートさん。

Адвокат: «После Евро я уйду»
Дик Адвокат покинет сборную России

ええ、ベルギー代表監督をドタキャンしての就任というやり方に疑問を覚え(それ以前にゼニット監督末期の様子が不信感を募らせるものだった)、若手の起用に後ろ向き、というより、殆どヒディンク・ロシアのままじゃないか、おもしろくないなあ、と、信頼を置いていなかった人ですが、ユーロまでは来ちゃいましたね。
ユーロの後に去る、ということは、ここへきてユーロの前に去るということはない、ということでいいのだな?

まあ、それ以上に、後任候補がヴァレリー・ガザエフさんってどうよ?!

憧れの人

「12の椅子」のショタ・ビビロフインタビュー、今度は第11問を訳しました。
「憧れの人、尊敬する人は誰ですか?」

チームで尊敬しているのは、ベテランのルスラン・アジンジャルとアンドレイ・カリャカ。
カリャカはヴォルガには2月に入ってきたばかりですが。
年長者を敬うというのは、カフカースの出身のビビロフだから、特にそういう傾向が色濃く出ているのかもしれません。
「彼らはサッカーでも、(サッカー以外の)人生においてもいろいろ経験している」というのですが、まあ旧ソ連の人はそれぞれいろいろあったでしょう。
アジンジャルとカリャカが特別に苦労を重ねた、と言えるのかどうかはわかりません。
ただ、アジンジャル(アブハジア出身)もカリャカ(ウクライナ出身)も、ロシアでサッカー選手を続けるにあたって、ロシア人ではない故の苦労は何かとあったのかもしれず、そういう点でビビロフにも助言をしたり苦言を呈したりしてくれているのかもしれません。

カリャカについては、次の質問でも触れています。

あんまり二人のことを持ち上げていると思ったのか、インタビュアーが「でもサッカーをしているときにはタメ扱いなのでは?」と問うと、そのあとはちょっといきがって、「今じゃ自分のアイドルは存在しない」と、プロとしてのプライドを見せています。


実際、プレイを観ていても、カリャカ、アジンジャルとの相性はよく、信頼しているのだろうというのがみてとれます。

次の試合は2日、今度は勝ってほしい。
ヴォルガは厳しい位置にいます。

おめでとう

遅ればせながら、ゼニット優勝おめでとう。

このところのゼニットの横綱っぷりは目覚ましくで、ずっとゼニットが優勝しているような印象を持っていたが、ほんの?2連覇だったか。

しかし、開幕当初はセマクが、続いてブィストロフ、これからってときにケルジャコフ、まさかのマラフェーエフ、最後の方はダニー、と怪我による離脱者も多くて、大変そうだったのに、終わってみれば(シーズンはまだ終わっていないが)圧勝だったのだ。
ロシアサッカーは、今や、ゼニットの天下であるといえよう。

私は特にゼニットのファンではないのだが、ゼニットはペテルブルグの町にしっかり入り込み、“ブランド”化しているようにみえる。
空港にもメインストリートにもちょっとしたショッピングセンターにも、ゼニットショップがあり、空港にも通りにも選手の写真があるし、男性ファンだけのものではなくなっているのではないか。
なんたってオシャレなイメージだ。
モスクワでたまーに見かけるスパルタークやディナモのもっさりした感じと好対照だ。

しかし、ペテルブルクに、なぜゼニットなのだろう?

ご存知のとおり、モスクワにはいくつも「~モスクワ」というサッカークラブがある。
だが、ペテルブルグでサッカークラブと言ったら、ほぼゼニット一択だ。
無類のサッカーファンであったショスタコーヴィチが贔屓にしていたディナモ・レニングラードは、現在アマチュアリーグ。
(2010年シーズンは一部リーグまで上がってきていて、一瞬期待したのだが、1シーズン限りで降格してしまった。)
『驚くべきショスタコーヴィチ』で、ショスタコーヴィチが当時のサッカーリーグを観戦してサッカー観戦仲間にあてて書いた手紙に残っている、今では耳慣れないクラブ«赤い曙光»(と亀山郁夫先生は訳されている)は、1946年以降の動向は不明だ※。

※1922年に設立され、1946年には«Электросила» Ленинград(エレクトロシーラ(電力)・レニングラード)に名称変更(38,39年には「エレクトリク」という名称になっている)。
ディナモ・モスクワのサイトの中に、このクラスナヤ・ザリャの1940年の試合結果が記録されている。
これは、1897年に創立された電話の工場«Красная заря»を母体としているのだろうか?(サンクト・ペテルブルグ百科による


今日はまず

9:00から教育テレビでカチャーノフの「チェブラーシカ」を観る。
それから、復習をちょっと、できたらたくさんしよう(最低1課分は)。

ロシアの音楽家

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012のチラシ入手とチケット購入のために、国際フォーラムまで出掛けた。


ついでに「チャイコフスキーとロシア音楽展」を回った。
スタンプラリーは、国際フォーラム→東京ビルTOKIA→丸ビル→新丸ビル→丸の内オアゾというルートとなった。
丸ビル5階テラスから撮った東京駅です。

最初のグリンカと「ロシア五人組」(←とは当地では決して言わないが)で、意外とちゃんとした展示じゃないか、ツェーザリ・キュイはやはり扱いが小さいけれど、と思ったのだが、次のメイン会場のチャイコフスキーのところに行って、驚く。
チャイコフスキー、やっぱり偉大なんだ。
ムソルグスキーとも、こんなに違いが出てしまうんだなあ。

ロシアの音楽家というと、やっぱりチャイコフスキーということなのか。
リムスキー=コルサコフやボロディンでさえ、まだまだ及ばずと。




2012年4月28日土曜日

地道に続けてみよう

アンジ対ロコモチフが始まる。

さて、勉強を再開するか。
予習の段階では、単語や文章の意味がわからないままに、答えだけ予想していたけれど、案の定授業中はぽかんとしてしまう。
わからないこともわからない状態で、質問もできない。
(でも昨日は初めて質問してみた。まだ「理解する」が完了体になっていないけど。)

復習では、単語帳を作ってみようか。PCで。(たぶんエクセル。)
訳もしてみたい。
今晩はサッカーを観るけど、連休中の夜に、いくらか努力してみるか。

さて、ロコが攻め、一転アンジがコーナーキックだ。
このところ、ジームカはあまり試合に出ていない。
ロコからロシア代表に選ばれるのはパヴリュチェンコと、もしかしたらトルビンスキー、だろうか?
私はブルラクを推す。

しかし、今日の試合はブルラクにとって最悪に近いものになってしまった。
今日のロコには運が向かなかった。
(特にブルラクにとって。)
最初のオウンゴールによって、明らかに浮足立っていた。
オウンゴールの直後に、パヴリュチェンコ→グルシャコフで追いついたのは大きかったが、突き放されてからは「もう無理」という雰囲気が濃厚になり、3点目を許した時にはブルラクの自信のなさそうな対応が印象に残ってしまった。
終わりの方でFWを総入れ替えするのも、やや疑問だったが、替わったジーマのゴールはオフサイドとなり、同点ならず。
溜息が出るような試合だったが、こちらの勉強もあまりはかどっていない。

ルビン対クバン

ハギギは控え。
ルィジコフを差し置いて出るのは難しそうだ。

0-0でハーフタイムに。
眠くなってきた。
ゼニットの優勝が観られるだろうか?

スパルターク対ツェスカ

ゼニット対ディナモ
引き分け以上で優勝が決まる。
ディナモはサメドフが先発復帰、ココリン・サペタ・ユスポフは控えだ。
ヴォロニンも控え。
ゼニットはケルアルと暴走特急君の三人揃い踏みだ。
セマクとブハロフがベンチ。

結局優勝へのカウントダウンになっていますね。
シロコフ、ケルジ(PK)と、ディナモはあっというまに引き離されました。
シュニン・・・。
前半終了間際に何とか1点を返しました。

試合終了、ゼニットチンピオーン!
皆がピッチになだれ込み、優勝のお祝いがなし崩し的に始まった。
おめでとう、ゼニット

港町&奇跡のル・アーヴル

「ル・アーヴルの靴みがき」は、観ていてしみじみ本当に泣けた。
カウリスマキ、好きだけれど、今度の「ル・アーヴル」は特に好きだ。
しみじみいい。

いかにもフランスの警部然としているジャン=ピエール・ダルッサンがかっこいいいいいいい。
カティさんは今回乙女チックな服を着ている。
カティさんもいいが、エリナ・サロさんも素敵。
ご近所の人たちの優しさがぐっとくる。

もちろん、主人公のマルセル、アンドレ・ウィルムの静かな初老ぶり、思わず「お帰り」と声をかけたくなる。
作品中、何度も何度も「ラ・ヴィ・ド・ボエーム」を思い出し、今は亡きマッティ・ペロンパーを偲んで、涙が滲むのだ、が彼、アンドレさんも、あの映画で親友の恋人ミミ(オペラのミミとは違って、割と勝手に出て行って病気になったのでふらふら戻ってきた感じだった)のために、何か作家の貴重な初版本を手放してお金を工面するのだった。

今回はアフリカからの難民少年のロンドンへの渡航費を捻出することになり、周囲の人たちが手助けを申し出る(くすっとしてしまう)が、皆で自力で用立てることに成功する。

奇跡は起こる。
絶対起こる。

港町3部作の1作目だそうだ。
残り2作品の舞台も決まっているようだけれど、港町&奇跡というと、オデッサを取り上げてほしかったなあ。(我がチェルノモーレツ・オデッサの愛称の一つがЧудо(奇跡)なので。)

「君を想って海をゆく」が、フランスの難民排除政策の過酷さ(不法滞在者を密告しないと、そのことが刑法的な意味でも犯罪となるという法律を成立させている)を取り上げていたが、そんなご時世に堂々と奇跡を起こし、ハッピーエンドに持って行った、カウリスマキ、マラジェッツ!
好きだよ、アキ。



レトロなノルマンディーのロケンロールも最高でした。

2012年4月27日金曜日

シーズンも大詰め

今日は金曜ながら、クルィリヤもヴォルガも試合がある。

ナリチク対クルィリヤ=ソヴェートフ

まだ0-0、何とか凌いでいる.
コルニレンコが何度かシュートしたが、それ以上にナリチクに攻められていた。
私見では、チバンバはさっぱりだ。
Наши форварды разучились забивать голы...

おおお、チャーーーンス、だったが。スヴェジョフ。
コーナーキックへ。
チャンス活かせず。

ウクライナは今日はカップ戦準決勝だ。

前半終了前に危ないじゃないか!
ゴール前まで持って行かれたぞ。
しかしさっさとハーフタイムになった。
ナリチクの選手がゴール前とライン際でひっくり返っている。

ウクライナ、一部リーグは試合をしていますね。
ゴヴェルラ=ザカルパチエ、開始1分で得点している。
ドミトリー・トルヒン。
おや、7分に追加点だ。
アントン・ムホヴィコフ。

ゼニットは今節引き分けで優勝決定だが、ウクライナ一部リーグの優勝はいつ決まる?
少なくとも、そろそろザカルパチエの昇格は決まってもよさそうだ。

きゃあああああ、アパースナ!!!!!
でも助かった。
で、ゴルベフ→モロシュ

ヴェレムコ、スパシーバ。

なああんですって?
レッドカード?
アウェイだし。
アパエフ、68分に出て、わずか10分でカード2枚いただいて、退場とあいなりました。
血の気が多すぎだ。

結局スコアレス。
クルィリヤらしい試合だった。
ナリチク相手で、ほんとは勝ち点3欲しかったけれど。
ナリチクはこれで降格が決まった?
Нальчик покидает премьер-лигу

さて、半からは、FKクラスノダール対ヴォルガ・ニージニー・ノヴゴロド
早々に失点。
今日はケルジ弟がGKです。
オフサイドを主張したが、オフサイドではありませんでした。

ザカルパチエはなんと、6-0になっているではないか。
ГолДмитрий Трухин 1
ГолАнтон Муховиков 7
ГолАлександр Косырин 28
ГолЛаша Джакобия 74
ГолЛаша Джакобия 77
ГолДмитрий Витер 80
FKオデッサ、弱っ!

まだ終わっていない。
90+11分って、長いアディショナルタイムだ。
何があったのだろう?
12分。
14分。
15分???
16分。
お疲れ様ですね。
フショー。матч окончен  
加藤康弘選手は、22分にМирко Райчевичと交代しての出場。

ザヴェルラ=ザカルパチエ対FKオデッサ


ヴォルガはモフシシャンにやられている。
やっとPK獲得。
カーリャが行く。
このところ、PKで点を重ねるカーリャ、ここも確実に決める。
メッシではないのだ、カーリャは。

あーあ、あとちょっと左だったら、のセルゲイ・ベンジのシュート。

2-1のまま終了。
ジャーリ。

                                        

やる気をなくしている

そろそろカリャカへの12の質問が載ってはしまいかと、ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロドの公式サイトをチェックしたが、まだだった。
明日のクラスノダールとの試合に向かった写真が載っていた。

そんなわけで、「12の椅子」はショタ・ビビロフへの第2問部分を追加しておいた。

2歳でグルジアからオセチアに引っ越したビビロフ一家だが、サッカー好きの父の勧めで始めたサッカー、ショタはザゴエフのような天才肌では決してなかったようで、市の選抜チームのメンバーとしてウラジカフカスでのトーナメントを行ううちに、スカウトの目に留まり、名門サッカースクールのユーノスチ(青春という意味。ユヴェントスと同義ですね)に誘われ、転入。
そして、オセット人憧れのアラニヤ・ウラジカフカスに入団。
とは言え、その後も苦心惨憺は続く…。
という、これまでのサッカーキャリアについてでした。

さて、宿題は、というと、8課まで辞書を引かずに、勘だけでやってみた(予習)。
でも、復習の方は滞っている。
なんかやる気がしない。

2012年4月25日水曜日

無口なビビ

「12の椅子」のショタ・ビビロフ(ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド)への12の質問は、1問めからいきなり9問目に飛びました。

1問めが「なぜショタという名前なの?」で、9問めは「チームでは何て呼ばれているの?」です。
ビビロフは自分で「僕は無口なので」と言っちゃっているのですが(правда??)・・・。
一応それを信じるとして、クバンのアントン・セクレトみたいに土地っ子ではないので、思う存分羽を伸ばすというわけにはいっていないのかもしれません。
コッカーことコンスタンチン・ラウシュのインタビュー記事などともだいぶ雰囲気が違うし。

オセチアからロシアにやって来て、アラニヤ・ウラジカフカスに憧れながらも、所属チームでは頑張ります!みたいなところは、同い年の同郷人アラン・ザゴエフと同じ口ぶりと言えるかもしれない。

ついでながら、ビビロフは、ロシアプレミアではツェスカが好き、と答えている。
ザゴエフとは、ユーノスチ・ウラジカフカスで一緒だったのではないかしら?
かなり意識はしているのだろう。


2012年4月24日火曜日

試合中に

ノヴォシビルスクで、23歳のサッカー選手が、試合中に亡くなったとのこと。
В Новосибирске умер во время матча 23-летний футболист.

アマチュアの選手権を学校でやっていたところ、この選手は心臓発作を起こして亡くなった。
(この記事では氏名は明らかになっていない。)
試合中に選手が倒れるケースはこのところ何件が起きており、一命を取り留めた選手もいたが、最悪の結果になることの方が多い。

心臓発作による死亡事故が遂にロシアでも起きてしまったか。
(もしかしたら私が知らないだけでこれまでもあったのかもしれないが、ツェスカのペルフンのように激突したのが原因で亡くなったケースは覚えがあるものの、心臓発作によるものは私は記憶がなかった。)

こういったことが再発することのないように、何らかの手立てを考えてほしい。

おかえりラヒカイネン

久しぶりに観たので、こんな場面があったかあ、と感慨にふけりながら観た、カウリスマキの「罪と罰」であった。

冒頭の精肉工場の場面は印象に残っていたが、流れている曲が、いつも聴いているセレナードだったとは。忘れていた。

マッティ・ペロンパーが、生涯出演作の中で最もカッコいい役回りだ。

ヘルシンキとペテルブルグは、街並み(建物など)が似ているからだろうか、(違和感がないというわけではないが)それなりに入り込めるし、案外原作に沿っているじゃないか、とも思うのだった。

『巨匠とマルガリータ』へのオマージュか?という場面もあり。

«おかえりカウリスマキ»は結局この「罪と罰」しか観られそうにない。
今回は特に「コントラクト・キラー」と「ラ・ヴィ・ド・ボエーム」が狙い目だったのだが。

2012年4月22日日曜日

ナビたち

列王記で活躍している預言者のエリヤは、昔から結構好きだった。

ずっと前の礼拝で、「静かなる声」というタイトルだったと思うが、当時副牧師をされていたН先生が説教された。
当時私は、強い人はいつでも強くて、泣きごとなんて言わないのだろうと、浅はかにも考えていたのだ。
だから、偉大な預言者たるエリヤが弱音を吐くのが不思議だった。
Н先生は、人間弱かろうが強かろうが弱音を吐き泣きごとを言っても構わないのだと、教えてくださった。
神様の前では、ということだが。

エリヤはロシア語表記ではИлия(古)、Ильяイリヤー。
「ヤハウェは我が神」というヘブライ語からきている。
「ア」音で終わっているが、女性名ではない。
(略称ではなく、-а,-яで終わっている男性名としてはニキータ、ルカ、クジマ、それにこのイリヤーなどがある。)
これが英語の名前になると、イライジャ(Elijah) となるから驚きだ。
ヤ行がジャ行になったり、母音が交代したりで、なんだか想像を絶する変化だ。
綴りをみると、ああそうか、という感じだが。
これは英語に詳しい人に教えてもらうまでわからなかった。
ロシアではイリヤーという名前はよくあるけれど、英語圏でイライジャという人はそんなに多くないような気がする。
(子役出身の有名俳優の場合、きょうだいたちの名前も、旧約聖書からとっているようだ。信仰篤い家庭なのだろうか?)

さて、今日ふと気がついたのだが、ジェレミー・レニエのジェレミーJeremieは、涙の預言者エレミヤだったのですね。
今まで気がつかなかったわ。
ロシア語だとИеремия、ロシア名にするとエレメーイ Еремей だ。「ヤハウェが高める」
フランス語もヤ行がジャ行になってしまうから、わかりにくい!
現在のロシアではあんまりポピュラーな名前ではないのではないか。
少なくともサッカー選手では思いつかない。
苗字にすると、エリョーメンコとか。

と、ハーフタイムに思いつきを書いてみた。

決まらなかった

ゼニットは引き分けだったので(しかし負けるのかと思いきや、2点ビハインドを追いついた)、優勝は決まらず。
決まったのはツェスカの優勝の可能性消滅だった。

テレク対クラスノダール
0-1でクラスノダールが制す。
テレク、最近元気がない。

スパルタークの試合が始まるまで、ウクライナのヴォルスクラ対ザリャの試合くらいしかやっていないので、グリンカの「ルスランとリュドミーラ」序曲でも聴こう。
2010年夏に行った時の写真、グリンカ像


スパルターク・モスクワ対アンジ
なんかむちゃくちゃなことになっている、スパルターク。
オウンゴールまで!
クルィリヤ=ソヴェートフ対ロストフ
クルィリヤが先制したらしいが、中継しているところが見つからなくて、スパルターク戦を観ている。
ハーフタイムになって往年の選手たちらしき人がぞろぞろ出てきた。
コルニレンコが3分に入れたらしい。
やっとつながったと思ったら同点にされている。
あーん。アダモフだってさ。
そろそろフレブにも何かして欲しいものだが。
あらあ、オフサイドだった。
で、コロジンが2枚目のイエローで退場。
デニス、何があった?珍しいことだ。
ヴォロビヨフ→ツァラゴフ
ロストフの方はポロズに替えてロマン・エメリヤノフを出してきた。
大きい!

何なの?凄い煙で見えない。
発煙筒か??
選手たちも煙たがっている。
あほなクルィリヤファン(昨年のバナナ事件を思い出したくない)の仕業なのか?
しばし試合中断。

数的優位をちっとも活かしていない。
今日もフレブは謎の人だ…。
ツァラゴフとヴェレムコが今日も目立つ。

またオフサイド!
オフサイドじゃないような。
Как офсайд? Был, был. Сергей Корниленко на полметра забежал вперёд всё-таки. Окоронкво успел выскочить.

PKをもらった。さっきのオフサイドの分だな。
コルニレンコ、ゴール。
勝ち越し。
中断が長かったから、時間は結構ある。
ブラカモンテのシュートは左に逸れた。

フショー!
2-1で勝利、ほっとした。
ロストフを抜いて12位になったんだ。
入替戦のところからもひとまず脱出だ。
と思ったらやはり13位ですね。
ロストフの方が勝ち数が多い。

ロコモチフ対ルビン
ロコが勝てば3位浮上。

チェルノモーレツ対メタリスト
イヴァン・ボブコが先制したようだ。

あら、逆転されている。

そして、再逆転、さらに追いつかれ、結局3-3で終わった。

ディナモはシェヴァが前半ロスタイムにゴールしている。

ところで、ウクライナ一部リーグの首位ゴヴェルラ=ザカルパチエ・ウジゴロドは何試合かぶりで敗戦だったのは既に書いただろうか?
敗れてもまだ余裕で首位だが。
加藤選手が出場したかどうかは不明。多分出場していない。

双子ちゃん

アジンジャルも双子ちゃんだった。

★ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロドのルスラン・アジンジャルとルチ=エネルギヤ・ウラジオストクのベスラン・アジンジャル
アブハジア出身。
Аджинджал, Руслан Алексеевич
Аджинджал, Беслан Алексеевич


ロシアサッカー界の双子ちゃんというと、キリル&ドミトリーのコムバロフ(スパルターク・モスクワ))やアレクセイ&ヴァシリーのベレズツキーやキリル&ニコライ・ポグレブニャク(トミ・トムスク)、果てはアルチョム&マクシム・シュピネフ(スパルターク・モスクワ)など。

あとドミトリー&エヴゲニー・ヤチェンコ(シンニク・ヤロスラーヴリ、テレク・グロースヌィ)
Дмитрий Иванович Ятченко ロシア第二代表

昔にさかのぼると、ユーリー&ニコライ・サヴィチェフ(トルペド・モスクワ)などがいるようです。

2012年4月21日土曜日

決めるゼニット

クラスノダールの夕暮れ。
ゼニットの面々はまずは勝ってペトに戻りたいだろう。

クバン対ゼニット

喪章のニージニー・ノヴゴロド

終わった試合
アムカル対ナリチク


ヴォルガ対トミの試合

カリャカを始め、選手・審判団は喪章をつけている。
交通事故で亡くなった、17歳のサッカーファン、ヴィタリー・ヴラソフさん(FKニージニー・ノヴゴロドのファンだったそうである)への弔意を表して。
試合前には黙祷もしたはずだ。

17-летний фанат ФК «Нижний Новгород» разбился в ДТП, когда ехал с игры любимой команды

19日、シンニク・ヤロスラーヴリとの試合は1-1の引き分け。
ヤロスラーヴリからの帰路であった。

ヴォルガが、同じ町のライバルチームのファンのためにそこまでするのかと意外に思ったが、ヴォルガの公式サイトでも早々に告知をしていた。

ヴィーチャ、安らかに。
残されたご家族に癒しと慰めが与えられますように。



さて、試合だが、ケルジ弟が久しぶりに出ている(GK)。
カリャカのシュート!
ショタもシュートを試みるが。

ヴォールガ、ヴォールガ!
ヴェラシーニエッツィ(白青連中)、ヴェラシーニエッツィ!
と、観客たちが今のところはのどかに応援をしている。

PKを得て,カーリャの先制ゴール。
1-0







それはそうと、今節でゼニットの優勝が決まってしまうかもしれない。
ディナモに優勝して欲しかったが。

おお、カーリャ!入らなかったが目も冷めるミドルシュート。
そのあと疲れた顔をしている。
入らなかったから。

カリャカ、イエロー。
不満そうだ。
それはその前のプレイからなのだが。

イヴァノフ(さっきカーリャと交錯した人だと思う)、ヴォルガの選手に手を出し(びんたした!)退場だ。
もう一人(元のファウルの人、ビビロフをとめた)クリモフ?にイエロー。

PKはビビロフかな?
決めた、ショーチク。
2-0



カーリャは交代するみたいだ。

ビビロフ走ってもう1点狙う。
ヴァシェクに止められた。

カリャカ→ルィジコフ
でも観客が「アンドレイ・カリャーカ、アンドレイ・カリャーカ」と連呼して称えてくれている。

フショー。
PKでの2点だった。
Лучший игрок матча - Андрей Каряка.


さて、ディナモの試合だ。
ここでも黙祷が行われた。
ロシア全土でするのか。

ディナモ対ツェスカ

サメドフは出ない。
サペタもベンチか。
寂しいメンバーだ。
移籍してきたジャジュクは今日はどうだろう。
今までのところ、あんまりぱっとしない選手のようだったけど。

ともかく、ディナモ先制。
まあ、運よく入ったというか、ぎりぎりだった。
マラジェッツ!
なるほど、ジャジュク、うまいじゃないか。

シュニン大喜び、確かに大活躍だった。
ツェスカの前線はそんなに脅威を感じなかったにしても、何度も危ない場面を持ちこたえた。
後半から入ったヴォロニンも縦横無尽に駆けていた。
でも先発しなかったところをみると、どこか具合が悪いのか。
サメドフは観客席から観ていたようだ。
1-0でディナモ勝利でした。

孤高のアラン人

宿題が大変すぎて、いつできるか(というより、できるかどうか自体が)わからないけれど、ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロドの公式サイトにある「12の質問」シリーズのショタ・ビビロフの記事を訳して「12の椅子」に載せたい。サイトでは、今はカリャカへの「12の質問」を受け付け中だ。
「12の質問」を「12の椅子」で。

ショタというのはやはりグルジア人の名前で、インタビュアーは「民族的にはオセット人なんでしょ?どうしてグルジア人の名前なの?」と聞いている。

「家族でグルジア人なのはおばあさんだけ。」

「おじいさんが名付けた。」ではなく、訂正します。
А назвали меня в честь дедушки.
(僕は祖父を記念して名付けられた。)
グルジア人なのが祖母だけ、だとすると、祖父はグルジア人ではないように思うけれど、祖父の名をとってショタになった?
祖父ではなくて、祖母の父=曾祖父がショタという名前だったのか?

ビビロフ家は元々グルジアに住んでいたそうだ。
一家がグルジアから北オセチアに引っ越したのはショタが2歳の時。
ということは1992年。ソ連解体直後ですね。
大いにありうる話だ。
ガゼータ・ルーなどの選手データには、ビビロフはウラジカフカス(当時はオルジョニキーゼ)生まれとなっているが、このインタビューによると、生まれたのはグルジアでウラジカフカスには2歳の時から住んでいたということになる。

今やぴかぴかに輝くヴォルガの星であるが、プレミアデビューの対テレク戦でレッドカードを食らい、その後重傷を負うなど、決して順風満帆のサッカー人生ではなかったようで。
「二度とレッドカードを貰うまい、グロズヌィでは(笑)」←ここで笑うか?グロズヌィ以外ではいいってことか?

写真によっては、アルトゥール・スモリヤニノフの面影があるのだけれど、本人曰く、自分は無口なので、時に「沈黙のショーリク」と呼ばれているとか。
笑い上戸のアルトゥールとは大違いだ!あの子はこちらが理解しているしていないに関わらずしゃべるか笑うかしていたからな。
サッカーをしているときには「ビビ」と呼ばれる。
この愛称形はグルジアっぽく聞こえる。
「憧れの選手は、子どものときはジダンで今はメッシ。」
「憧れのチームはバルセロナ、国内ならツェスカが好き。」
「チームの先輩、カリャカやアジンジャルを尊敬している。」
「先日カリャカが達成した通算100ゴールは現実的な目標なんじゃないかな。」
(かなり強引にまとめている。)

といったところだ。

パシャ!

たっぷり飲み、しこたま食らい、せんど他人(ひと)の悪口を言うたあげく、
わし、ロドス生まれのティモクレオン、ここに眠る

ロードス島生まれの詩人ティモクレオンの墓碑銘である。
シモニデス作と言われる。
レニングラード・カウボーイズの「ジンギスカン」に通じるところがある。
「飲めや 食えや 歌えや 踊れや」
「飲めや 食えや 歌えや 騒げや」

ある意味、羨ましい限り。
そんな風に誰もが生きていけたらね。

ただ私は、他人の悪口は、言うのは勿論、聞くのも大嫌いだ。
そんなことは私のいないところで言ってくれ!である。
悪口というより陰口になるのか、その場にいない同僚に関して、嬉々として話している職場の後輩は、私のいないところではおそらく私のことも言っているのだろう。
そういうのではない人生を歩んだ方がいいのだが。

悪口を言うのが好きな人というのは存在するのかもしれない。
そうは考えたくないが。
今の私のこの状況では、自分の心構え次第で他人の悪口を言うことはなんとか回避し得る、たぶん。
粛清のソ連とか文革の中国とかレッド・パージのアメリカとか、密告を強いられる状況下にあったら、私みたいな人間が生き延びられたとはとても思えない。
すごく卑怯な真似をしたかもしれない。
そんなことない、と言いたいが、言えない。
それについての書籍を少しでも読むと、その凄まじさの前に何も言えなくなる。

ソフィ・オクサネンの『粛清』は、数年前から邦訳を待っていた。
かつてのダルデンヌ兄弟監督作品のタイトルのように、至極シンプルな題名ゆえに、その時代に吹き荒れた粛清の暴風雨が書き込まれているのだろうかと警戒していた。

作者は、その風貌から「北欧文学のレディ・ガガ」みたいな評を得ているという。
が、この作品が現代ロシア文学と非常に親和性のあるものだったことに驚いた。

北欧文学、フィンランド文学、いずれにしろ、殆ど読んだことはない。
10年くらい前にヨハンナ・シニサロの『天使は森に消えた』を読んで以来じゃないか。
(『天使は森に消えた』は後味が悪かった。)
フィンランド文学を読んだことがないに等しいので断言はできないが、オクサネンの文学的な源泉は、フィンランドというよりも、どうも母方のエストニア、ないしソ連にいきつくようだ。
(但し、エストニア文学の長老格の詩人からは「さっぱり理解できない」などと言われている。)

ヒロインの一人、アリーダの生き様は、有名な民族ジョーク“無人島に女性一人と男性二人が流れ着き”のロシア人バージョンを容易に思い起こさせ、数日前のブログに書いたが、ナタリヤ・バランスカヤの短編『ライネの家』に似通っている。
読んでいる最中に「どうもあれ(『ライネの家』)に似ている」と感じていたが、読み終わるまでそうだった。

粛清の苛烈さの告発の本ではない。
歴史の荒波にのまれた不幸な女性の静かで激しい心の遍歴だ。

訳者は英米文学翻訳の人で、英訳版からの重訳だと思われる。
ロシア人の愛称の表記が「カチャ」「パシャ」「サシャ」となっていて、少々居心地が悪い思いがした。
間違いではない。
ただ、「カーチャ」とか「パーシャ」とかの方が耳に馴染むというか、元の名前(エカテリーナやパーヴェル等)をイメージしやすいというだけの話だ。
でも「パシャ」っていうと、オスマン・トルコみたいだし。
東京メトロの駅近くで試供品をばらまいている柑橘系オーデコロンみたいでもあるし。

2012年4月20日金曜日

どちらか選べと言われたら

宿題は終わらなかった。とてもじゃないけど、終えられる量ではなかった。

いきなりの授業になったが、問題自体は答えられないものではなかった。
テクストの意味は殆どわからなかったし、文法事項を理解しているわけでもなかったけれど、並んでいる動詞二つのうち、どちらが不完了体かを選べばいいものだったから、みれば何となくわかるのだ。

ある動詞をみて、それが完了体か不完了体かがわかる、ということではなく、
ある不完了体動詞(あるいはある完了体動詞)から対応する完了体動詞または不完了体動詞が導き出せる、ということでもなく、
二つのうちどちらが不完了体なのかを当てる。
これなら何となくでも正解する率は高い。
法則を覚えずとも、感覚的にわかる。

だから、答えは間違わないのだけれど、動詞の意味も、文全体の意味もわからない(←元々語彙の蓄積が圧倒的に足りないのと、今回いちいち辞書を引くいとまが全くなかったので)というのは、非常に気持ちの悪いものである。

先生がおっしゃるように復習が大切、なのだろう。

でも、どうやってその時間を捻出するべきか?

2012年4月19日木曜日

アンダーグラウンド

仕事がなかなか終わらなそう。
宿題は延々と続く。
1問1問はそう難しくはないのだけれど。
(不完了体の動詞を選べばいいだけの話。)

読みかけている『粛清』、タイトルがあまりにもシンプルなので、損をしているのではないか?
作者はフィンランド人女性、といっても母方のエストニアのことを好んで書いている人らしい。
ナタリヤ・バランスカヤ風なのではないかと感じる。
『ライネの家』を思い出す。

さあ、宿題をやらなければ。

0:50だけれど、宿題はまだ半分しかできていない。
見直しもせず、ひたすら動詞をあてはめつつ書いている。

2012年4月18日水曜日

こんなに大きくなりました

ロシアの児童文学についての雑誌(年刊)『カスチョール』が届いた。
20周年記念号!

しかし、4月も後半に入った今、“おまけ”にカレンダーが入っていたのには驚いた。
ヴァスネツォフの『大きなかぶら』の絵で、一見して素敵だ。
1月に欲しかったな。

表紙はヴァスネツォフだが、中身はレーベジェフの特集だ。

復活節なので

冬ごもりから覚めるべく、約半年ぶりに「ファンタスチカ・オデッサ」に、昨夏のロシア旅行の続きを書いた。
その前に写真の整理にとりかかったのだが、名前の変更などしようとしたら、保存できずにデータが消えてしまったのが二つあった。
ウラジーミルのウスペンスキー大聖堂のとクリャジマ川の写真が。
編集するのはコピーをしてからにしないとまずいのか?

今日は猫の写真はなし。

アルバム「2011年夏黄金の環」には10枚追加した。
(2枚消えてしまった。)

2012年4月16日月曜日

忘れられた影

パラジャーノフというと、「ざくろの色」であり、ソフィコ・チアウレリであり、「火の馬」であり、「火の馬」というと、カルパチヤ山脈である。私にとっては。
だから勿論、カルパチヤというと「火の馬」なのだ。

アテネ・フランセのグルジア映画特集で最も心惹かれるのも、本来グルジア映画の範疇には入らない「火の馬」だったりする。

葬儀の泣き女たちの場面は、その土地の女性たちに一番人気の○○じいさまに実際に棺に横になってもらい「イヴァンコ、どうして逝ってしまったの~~~~!!!!」と迫力ある嘆き節を撮ったという(←スタッフが横たわっていた時の演技と雲泥の差だったらしい)。
アルメニア人のパラジャーノフにとってはもちろん、キエフ・スタジオの人たちにとっても、カルパチヤの少数民族の伝承的なこの物語はエスニックの香りが蔓延する映画であったことだろう。

ところで、現在のカルパチヤであるが、例のウクライナ一部リーグで首位を走るゴヴェルラ=ザカルパチエ・ウジゴロドは、13日の対FKリヴォフ戦でも4-0で圧勝している。
2位はメタルルグ・ザポロジエ。

1  "Говерла-Закарпатье" Ужгород  26 65
2  "Металлург" Запорожье 25 58

3  "Севастополь" 26 54
4  "Арсенал" Белая Церковь 26 50
5  "Крымтеплица" Молодежное 25 49
6  "Буковина" Черновцы 26 47
7  "Гелиос" Харьков 26 40
8  "Динамо-2" 26 37
9  "Сталь" Алчевск 25 36
10  "Нефтяник-Укрнефть" Ахтырка 26 32
11  "Олимпик" Донецк 26 32
12  "Титан" Армянск 26 29
13  "Звезда" Кировоград 26 28
14  "Одесса" 26 26
15 МФК "Николаев" 26 21
16  "Нива" Винница 25 17

17  "Энергетик" Бурштын 26 16
18  "Львов" 26 11

ザカルパチエには、以前にも書いたが、先日日本人選手が加入した。
でも、私がいい加減に探してみたところ、ウクライナ一部リーグの試合の情報は、結果以外わからないままで、この選手が出場したのかどうか確かめることができていなかった。

ということは、出場していないのだろうな、と推察していた。

この推察は正しかったようで、ご本人のブログによると、13日の試合がウクライナデビューだったとのことだ。
マラジェッツ!

結局のところ、ご本人の申告がないと、出場したのかどうかも不明(得点していれば別だが)な、ウクライナ一部リーグである。

プレミアリーグに昇格できれば、次のシーズンはネット観戦も可能になるでしょう。

セヴァストーポリ(現在3位)にも頑張って欲しいけれど。

追記:
ウジゴロドの日本人選手の名前は加藤康弘さんです。
(漢字、合っているかしら?)

2012年4月15日日曜日

ハギギがいる

ルビンのハギギ、今日はベンチ入りしています。

スパルターク・モスクワ対ルビン

ルビンのゴールを守るのはセルゲイ・ルィジコフ。
しかし、控えにはアリレザ・ハギギ!

ジャノが入ってきた。
スヒ。
待望のゴール。

2位浮上か。


アンジ対ディナモ
シュニン大活躍!

淡々と、ヴォルガは流れる

東方教会では今日が復活大祭(パスハ)ですが、試合はあるんですね。
選手の中でも熱心な信者だと、昨夜から徹夜で礼拝を守っていたのではないでしょうか。
(ウクライナは昨日と明日は試合があるけれど、今日はやらない。これはやはりパスハだからじゃないかしら?)

スパルタク・ナリチク対ヴォルガ

先週のロシアカップ準決勝では、ディナモに逆転負けを喫し(カリャカは得点したけど)、リーグ戦のみになったヴォルガです。
疲れは残っているでしょうが、負けるなヴォルガ。

ジャーリ。
PKで先制された。
グリガラヴァのファウル。

2点目入れられると非常に苦しいなあ。
今のヴォルガに逆転できる力があるようには思えない。
明らかに皆さんお疲れモードだ。
(無論、そんなことは言い訳にはならないけど。)

うーむ、稀に観るような酷い試合だ。
ナリチク相手に3-0ですよ。

カーリャのFK外れて、試合終了。
途端にとても疲れた表情のカリャカ、他の選手たちも同じようなしぐさをしている。
クルィリヤとヴォルガ揃い踏みとはなかなかいかないんだなあ。

パスハ

Христосъ Воскресе!

ქრისტე აღსდგა!





http://best-animation.ru Animated images Easter Анимированные картинки пасха

過酷な労働

「オレンジと太陽」の冒頭は、誰しも「レディバード、レディバード」を想起しただろう。
何らかの事情があって、母親から行政が子どもを取り上げて行く。
それを実行するのがソーシャルワーカー、この映画のヒロイン、マーガレットだ。

イギリスからの児童移民は、この映画で取り上げられたオーストラリアのほかに、ローデシア(現ジンバブウェ)・ニュージーランドにも送られていたけれど、こちらでは子どもたちが引き取られたのは施設ではなく里親であったので、虐待や過酷な労働などの問題はそれほど生じなかったようだ。
(オーストラリアの前には、カナダに児童移民をしていたが、そういった問題からカナダからは締め出され、当時のオーストラリアは批判を承知で受け入れた。)

ほんとうに問題は生じなかったのだろうか?

(書きかけ)

2012年4月14日土曜日

フレブ先発

久しぶりです、フレブさん。
なんとかクルィリヤの試合には間に合った。

クルィリヤ=ソヴェートフ対アムカル

しかし、ヤコヴレフがベンチなのか。
危ないな~という場面が早くも何回か現れている。

今日は多少親孝行に時間を使った。
岩波に「オレンジと太陽」を観に行き、食事をし、デジカメを買いに行き(5年前のウクライナ旅行に持って行ったカメラで、単3電池を入れるタイプだが、壊れたと言うので)、母はコンパクトで手ぶれ防止付きを所望していたので適当に選んだ。当初の予算よりちょっと高かったが。
その後、家には戻らず(このまま戻ってだらだらサッカーを観たいという誘惑はあったのだが)、「ストライキ」を観に行った。
途中で眠ったが、私だけではなかったようだ。
これらの映画の感想は気が向いたら別項で。

フレブ、走る!
が、彼からパスを受けたチバムバのシュートは大きく外れた。
その後はヴェレムコ大忙しのピンチが続く。
シュートが入ったがオフサイド。
観客はピーピー騒いでいるがいたしかたない。
チバムバが軽率なプレイ。

そして、ペエフ。
0-1.
あーあ。

パーシャ・ヤコヴレフ登場。
直後に得たPKでコルニレンコが決めて同点になった。
続けてまたもコルニレンコ!逆転!

相手はオフサイドだと文句を言っているなあ。
レッドカードを出された。
ヴォルコフ。

パーシャが入ってから劇的に変わった。

パーシャはいいのだが、アムカルはまたも退場者が出てしまった。
それで得たPKだが、今度はコルニレンコ、外してしまいました。

これで追いつかれたりしたら、それはないようなあ、と思っていたが、2-1のまま終了でした。
勝ったのはうれしいが、後味はあまり良くない。


[www.online-soccer.ru] Krylya Sovietov 2-1 Amkar... 投稿者 all-goals

それと、フレブは今日もあまり役に立っていない。


ゼニットでは、久々に暴走特急34番くんが決めたね。
マラジェッツ!

ゼニット対ツェスカ

この後、さらにケルジ→アルシが決まって2-0に。
自分のおかげで勝ったような顔をするのもどうかと思うぞ、アルシ。
しかしまあ、無事に2-0で勝って、ますますご隆盛の段お慶び申し上げます。



ヴォーヴァのゴールは彼らしいトルペドネェツ系であった。

苦手な「理屈抜きで」

やっとグルジア映画特集について書いた(オデッサ・コスモスにアップした)。
今回のラインナップは、一通り全部観たことがある作品なのだけれど、あまりに雑多で、簡潔に紹介するのが難しかった。

思い入れが相当ない(印象の弱い)ものもちらほらと。
しかし、“打ちのめされるような”作品も少なくない。
そのギャップが何とも言えない。

さて、今日は久しぶりのロシア語の授業で、先生はさらにさらに久しぶりだった。
おひとりでどんどん説明をしていく学者肌の先生で、もしかして、私は一言も発しないで授業が終わってしまうのか?と心配し始めた(後から考えると、最初のご挨拶と出席の返事で声は出していたが)ところで、ようやく練習問題に入って単語を一言ずつ答えていったのだった。
ロシア人が書いたという、その文法の教科書は、先生の説明によると5部に分かれていて、
1.説明不能の用法(とにかく覚えろ、っていうものです)
2.本来的な意味による用法
3.モダリティ(何らかの判断・評価を伴う??用法??←よく呑み込めなかったが、そのうち詳しく説明してくださると期待します)
4.コンテキスト(文脈)
5.結果(こちらは漠然とわかるような気がした)
これを1.から順に細かく学んでいき、先生がおっしゃるには予習よりも復習をとのこと。

でも、不思議だったのは、なぜ「本来的な意味」から入らないで、「説明不能の用法」が最初なのかということだ。
「本来的な意味」から教わった方が、私には納得しやすいように思われ、最後になって「でも、ただ覚えるしかないような用法もあるんだよ」と言われた方がよさそうに考えられるのだけど。
(昔から丸暗記が苦手で、何かかやと説明をつけないと頭に入らないのだ、私は。)

2012年4月12日木曜日

102

敗退、但しカーリャは先制点を挙げた。



アシストしたアジンジャルが絶妙でしたね。
カーリャのゴール後のパフォーマンスもちょっと珍しい(ダンサブル)。

しかし、その後PKを与えて同点に、さらにその後逆転され、ロシアカップの舞台から去ることになりました。
アスタホフの動きは軽率だった。

まあ、いいか。
102ゴールめ、おめでとう、カーリャ。

ウクライナカップでは、チェルノモーレツ敗退。

2012年4月11日水曜日

アテネのグルジア

昨日のフィンランドに続き、今日はグルジア映画の紹介を書く予定だ。
アテネ・フランセ文化センターでやる特集です。
それと「ストライキ」のことも。

ロシアカップは日本時間23:00から。
ヴォルガとディナモの試合は1:00(無理だ)。
その後、ウクライナカップで、チェルノモーレツは何とまだ生き残っている。
カルパティ・リヴォフと日本時間2:00から(まったくもって無理)。
良い朝が迎えられますように。

2012年4月10日火曜日

明日はロシアカップ

やっとカウリスマキ作品の紹介記事が書けて、ほっとしている。
もう明日はロシアカップだ。

ラジオ講座のストリーミングを使ってみた。

2012年4月8日日曜日

カウリスマキをあれこれ

オデッサ・コスモス用に、カウリスマキの旧作のことを書いているのだけれど、いろいろ書きたくなって、なかなか仕上がらない。
レニングラード・カウボーイズの「長い道」とアレクサンドロフ赤軍合唱団の「黒い瞳」

心は燃えていました

イースターエッグを教会学校のお子さんたちが売っていたので、買ってきた。

(お匙は自前。ホフロマ塗り。卵を立てるために使っただけ。)

私はメソジストなので、今日復活祭をお祝いしますが、東方教会の復活祭(パスハ)は来週に日曜日。
恒例の動画カードは来週載せます。

И они сказали друг другу: не горело ли в нас сердце наше, когда Он говорил нам на дороге и когда изъяснял нам Пивание?
(От Луки 24,32)

そして彼らは互いに言った。「あのお方が道中私たちにお話ししてくださったとき、そして私たちに聖書についてご説明してくださったとき 、私たちの心は燃えていたではありませんか。」

新共同訳
二人は、「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合った。
ルカによる福音書24-32

2012年4月7日土曜日

首位固め?

ディナモ対ルビン
同点にされてしまったところ。
1-1で終了。

ロコ対ゼニット
アルシはベンチだ。
ケルジ、暴走特急くんで頑張る。

今日は魅力的なカードがなくて、眠くなってしまう。
ロシア国歌斉唱。
ツェスカ対アンジ
よりシャフチョール対ディナモ・キエフだろう、やはり。
ディナモに退場者が出て、シャフチョールが先制。

打ちのめされるようなすごい映画

イラン映画にやられた、と思わせられるのは、これが何度目になるのだろうか。
「別離」がアカデミー賞外国語映画賞を取ったと聞いても、このご時世ならではの配慮でしょうに、くらいにしか皆思わないだろう。
しかし、この映画はどんな映画祭でも最高賞を獲るだけの資質を備えている。

プログラムとチケットと初日プレゼントのドライいちじく

監督はイラン映画のニューウェイブ、アスガー・ファルハディ。
あの「彼女が消えた浜辺」の監督で、作風はあまり変わっていない。
テヘランの高学歴のホワイトカラーの中流家庭(私にとっては上流家庭にも見えるのだが、イランの上流というのは途方もなくリッチでハイソなのだそうで、このくらいの豊かさは中流そのものなんだそうだ)の視線で、イランの至宝である瞳うるうるの美少年は一切登場せず、という。

キャストも「彼女が消えた浜辺」とダブる人が多く、目鼻立ちのはっきりした濃いめの美男美女が、リアルな演技をして、淡々と展開していくが、嘘や隠し事がずるずるとこじれてしまっていく、という点でも前作と重なる。

これまでキアロスタミやジャリリやマフマルバフが描いてきた“名もなく清く美しく”ではないイラン、今のイランの一端をファルハディは描く。

男性の父親の介護ヘルパーは最初から男性を雇うべきだったのではないかという気もするが。
一瞬一瞬が緊迫の2時間、という傑作映画である。

この国の人々に平和と自由と誇りが今も後も限りなくありますように。

この作品に続けて観た「第九軍団のワシ」は、何のことはないただのアクション映画になっていて、原作が緻密で手に汗握るような素晴らしい物語であるだけに、登場人物のキャラクターもストーリーも別ものになっていて、大変残念だった。
今のところ、今年のワースト映画候補だ。
「別離」がよかっただけに、せめて別の日に観ればよかったと激しく後悔している。
何でこんなに気に障るのかというと、防護壁を超えて北に旅する際、あまりに何の考えもなしだからだ。
サトクリフの描くマーカスはもっとずっと周到に知恵を働かすのに。
映画のマーカスはそれじゃいつかは捕まるでしょ、という無策ぶりだ。
続編を作るとしたら絶対に別人が作って欲しい。

2012年4月6日金曜日

複雑な心境

ヴォルガ対クルィリヤの試合である。
13位対14位、どちらもこのままだと一部リーグ3位4位との入替戦になってしまう位置におり、もっと上に這い上がりたいところだ。

どちらにも勝ってほしいが、せめて負けてほしくない。

今までのところ、ヴォルガの方がいくらか攻勢だ。
ショタはあまり目立っていないが。
クルィリヤに移籍したフレブは何しているんでしょうねえ。
Александр Глеб приступит к тренировкам в понедельник.
クルィリヤは相変わらずヤコヴレフ頼みのようだ。

前半終わって試合は動かず、0-0で後半へ。

カリャカ→ビビロフのホットライン、が、ゴールは成らず。
アジンジャル、君は今日もう既に一枚貰っているんだ。
ちょっとおとなしくして。

アジンジャルより先に、退場になったのはシュレニンだ。
一発レッド。
あー、これでは。
(カーリャはちょっと審判に抗議していたが。)
PKにはならなかったからよしとする。
アジンジャル交代。→ハリトーノフ。

パーヴァがゴール!と思いきやオフサイドでした。

ショタ・ビビロフも交代。→プレシャン
交代3人目はマリャロフ。

で、予想通り0-0でした。
予想通り、であって、期待通りではない。
カーリャ、ショタ、パーヴァ、バビョールくんあたりが得点して2-2の引き分けというのが希望だったが、世の中そんなに甘くない。

ひゃあああああ、監督、早口だ。何故にそんなに機関銃のように話すのだ?
2002年ワールドカップ前に二十数人の代表選手の名前+苗字を26秒で途切れなく発表したロマンツェフに通じるところがある。

ヴォルガ、次は11日にロシアカップでディナモと対戦だ。
カーリャ、古巣との対決が続く。

続いて、テレク対ナリチクが始まった。
画面の固まり具合が激しいが、あんまり実を入れて観ていない。
(原稿を書きながら観ている。)

何だい、イラーネクがまたもイエローか。
しかし、テレク。先制
頭を抱えるブダノフ、2-0だ。

2012年4月5日木曜日

ヴォルガに残る、ヴォルガが残る

カリャカの契約は今シーズン終了までだが、カリャカの希望はこのままヴォルガに留まることだ。

ヴォルガは、このままの位置なら、一部リーグとの入れ替え戦になる。
残って欲しい。

そこを右に曲がって

ついつい観てしまう監督作品
*アキ・カウリスマキ(お帰りなさい!でも、“ロケンロール”が今回観られないよ)
*ダルデンヌ兄弟
*エミール・クストリッツァ
そして
*ケン・ローチ

なので、「ルート・アイリッシュ」も、初日初回は外したが、オンライン予約で観に行った。

…そうきたか。
「明日へのチケット」「エリックを探して」や、オムニバスでサッカーものへの傾斜を見せてくれ、さわやかハッピーエンド路線が定番になりつつあるようにも思えたが、重くて後味悪い、本来のローチ節に戻っている。

そう。
「ナビゲーター」以来の、“やな感じ”のラストだ。

ローチはとても偉い監督だとは思うが、以前からひっかかってしかたないのは、弱き者が不公正な扱いに対して怒るときに、割といきなり超法規的な手段に突っ走るケースが多いことだ。
ちょっと待ってちょうだい。
もっと頭を使えないものなのか?
そんなに法は使えないものなのか?

今度の「ルート・アイリッシュ」も、非合法な復讐で終わっていて、しかもそれじゃあ自分を傷つけ、且つ直接あまり関係のない人まで巻き込んで、結局本質に迫ることなく果ててしまったじゃないか、と(そういう虚しさを示したかったのか?)釈然とせずに終わったのだった。
ローチならではの、いわゆる佳作ではあるが。

インマヌエル・カントが『永遠平和のために』で述べたように、軍隊とは人間性を破壊するものである。

この春から

今気がついた。
NHKラジオロシア語講座、今年度はストリーミングができるようになった。
(今年度からですよね?)

ロシア語講座の放送時間は、8:50~9:05(←何だ、この中途半端さは!)と16:30~16:45。
どちらもリアルタイムではとても聴けないので、タイマー録音して、夜帰宅してから聴いている。
(録り貯めせずに毎日聴くことが重要だ。)

ストリーミングは直接的な恩恵は少ないかもしれないが、ちょっと手が空いたときに復習できるという点では試す価値ありかもしれない。

そして、アラビア語講座のストリーミングはいまだない。

2012年4月1日日曜日

カリャカの誕生日

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お誕生日おめでとうございます。
怪我なく、おおいに活躍なさいますように。
先日は通算100得点達成、嬉しかったです。
ご健康とご成功を心よりお祈りいたします。

ディナモは23:30から

サメドフは先発、ジュジャクはベンチ。
ジュジャクって、あんまり活躍したところを観たことがないけれど、大丈夫なんだろうか?

ロコモチフ対ディナモ


ルビン対アンジは只今1-0でルビンがリードしている。
終わったか。

アムカル対テレクは2-0

ラトヴィア戦(U19)

Вратари: Алексей Федоров («Крылья Советов» Самара), Антон Цветков («Зенит» Санкт-Петербург).

GK
アレクセイ・フョードロフ(クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ)
アントン・ツヴェトコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)

Защитники: Евгений Кирисов, Александр Серасхов (оба - «Локомотив» Москва), Антонио Морейес («Колменар Виеджо» Испания), Григорий Морозов (Академия им. Коноплева Тольятти), Денис Селищев («Луч-Энергия» Владивосток), Иван Хомуха («Спартак» Москва), Дмитрий Чистяков («Ростов»).

DF
エヴゲニー・キリソフ(ロコモチフ・モスクワ)
アレクサンドル・セラスホフ(ロコモチフ・モスクワ)
アントニオ・モレイエス(コルメナル・ビエホ(スペイン))
グリゴリー・モロゾフ(コノプリョフ名称アカデミヤ・トリヤッティ)
デニス・セリシチェフ(ルチ=エネルギヤ・ウラジオストク)
イヴァン・ホムハ(スパルターク・モスクワ)
ドミトリー・チスチャコフ(ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ)

Полузащитники: Армен Амбарцумян (ЦСКА Москва), Алексей Евсеев, Владислав Ефимов (оба - «Зенит» Санкт-Петербург), Роман Зобнин (Академия им. Коноплева Тольятти), Никита Лобанов, Парвизджон Умарбаев (оба - «Рубин» Казань), Константин Савичев, Артем Тимофее
в (оба - «Спартак» Москва), Антон Усов («Торпедо» Владимир), Сослан Турманов («Юность» Владикавказ).

MF
アルメン・アムバルツミャン(ツェスカ・モスクワ)
アレクセイ・エフセエフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
ウラジスラフ・エフィモフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
ロマン・ゾブニン(コノプリョフ名称アカデミヤ・トリヤッティ)
ニキータ・ロバノフ(ルビン・カザン)
パルヴィズジョン・ウマルバエル(ルビン・カザン)
コンスタンチン・サヴィチェフ(スパルターク・モスクワ)
アルチョム・チモフェエフ(スパルターク・モスクワ)
アントン・ウソフ(トルペド・ウラジーミル)
ソスラン・トゥルマノフ(ユーノスチ・ウラジカフカス)

Нападающие: Руслан Болов («Спартак» Нальчик), Евгений Марков («Зенит» (Санкт-Петербург).

FW
ルスラン・ボロフ(スパルターク・ナリチク)
エヴゲニー・マルコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)

2012-03-29 19:39:15
http://football.kulichki.net/rusnews/news.htm?188866

4/3-4/8 ヒムキのノーヴィエ・ヒムキ・スタジアムでトレーニング合宿
4/8 リガへ出発
4/9 リガで試合 モスクワ時間19:00開始

秘密のアントンくん

昨日の対ツェスカ戦でプレミアデビュー、試合終了間際に同点ゴールを決め、勝ち点1を捥ぎ取り、文字通り彗星のように現れた、クバン・クラスノダールの秘密兵器アントン・ゲンナジエヴィチ・セクレト。
1992年1月23日生まれの20歳、

昨年のシーズン開幕以来、クバン・クラスノダールのU21枠リストに載ってベンチ入りしていましたが、試合に出たのは昨日が初めてでした。
75分にゲオルゲ・ブクルに代わってピッチに立ち、88分に初ゴール。



ツェスカの選手たちはオフサイドだと声を挙げているようですが、オフサイドとは判定されませんでした。
その後、セクレトは仰向けになって歓喜していました。

というわけで、アントン・セクレトは一夜にして有名人になりました。
スポルト・エクスプレスのインタビューには
"Наверное, пока это мой лучший в жизни матч".
これまで生きてきた中で最高の試合じゃないかな。
と、どこかで聞いたことがあるような(オリンピックで不意に金メダルをとった水泳選手みたいな)ことを言っています。

ロシアでも無名だったので、
- Расскажите, пожалуйста, о себе.Кто вы, откуда?
「あなたのことをお話ししてください。あなたはどんな人で、どちらの出身ですか?」
と最初に率直な質問が。

- Местный я. Родился, правда, не в Краснодаре, а в маленькой станице в области.
「僕は土地っ子ですよ。でもちゃきちゃきのクラスノダールっ子っていうわけじゃなくて、生まれたのはクラスノダール州の小さなコサック村なんです。」

(コサック村の名前はБрюховецкаяブリュホヴェンツカヤです。)

アントンがサッカーを始めたのは、クラスノダール-2000という、2000年に設立されたクラブのサッカースクールでした。
その後、アントンはこのクラスノダール-2000(2部リーグ)に2009年に入り、2年間で32試合5ゴールを挙げるのですが、2011年にこのクラブは破綻してしまいます。
それでクバン・クラスノダールに誘われ、リザーブチームに参加しつつ、トップチームに帯同してトレーニングをしていました。
(ロシアプレミアリーグでは、「1990年以降に生まれたロシア国籍の選手を最低一人はベンチ入りさせるべし」というルールがあるため、クバンはよくアントン・セクレトを選手リストに載せてベンチ入りさせていましたが、昨夜までは実際の試合に出させてはもらえませんでした。)


以上は、アントン・セクレトのインタビューとガザータ・ルーの記載よりまとめました。


セクレト(秘密)という苗字は、やっぱり珍しいようで、インタビュアーに
- Необычная у вас, Антон, фамилия.
「アントン、あんたの苗字は珍しいですね。」
と言われています。
「これからはジャーナリストは皆この苗字を口にするようになるでしょうよ」

もう既に秘密ではなくなってしまったクバン・コサックの新星。
ヴォルガのビビロフに続いて、はばたいて欲しい。
フペリョーーーーート!

今日のクルィリヤ

クルィリヤ対クラスノダール

スパルターク・モスクワ対ゼニット
早速セマクが得点。

この節、各試合冒頭の国歌斉唱で両チーム選手が着用しているTシャツに書いてある言葉は
Чрезвычайное положение в Сахеле
Вместе мы сможем спасти жизни
Профессиональный футбол против голода

今年、プロサッカー連盟が世界から飢餓をなくすために取り組んでいるプロジェクトなのですね。

この記事の、このロゴです。
3/31-4/1が、サハラにおける飢餓及び危機に抗するマッチデーとのことでしたが、賛同する試合のリストをみると、ロシアでは30日のナリチク対トミ戦も含めプレミアの第37節の全ての試合がリストに入っています。

さて、試合の方は一進一退だったのですが(かなり危ない場面を何度か凌ぎ、惜しいチャンスをそれ以上に逃した)、遂にセットプレイからサムソノフに先制されました。
すごいシュートだった。
これで必要以上にがっかりしないといいのだけれど。

コルニレンコ!
やっと同点だ。
そして客席の発煙筒が眩しい。

カードが飛び交うようになってきたが、遂にレッドーカードが出て、クルィリヤFKでチャンス。
しかし、ゴールならず。
アディショナルタイムは4分と出ていたが、更に加えられるだろう。

と思ったら意外とあっさり試合終了。
後半荒れたのが残念だ。
1-1の引き分けで、ヴォルガに抜かれて14位に後退してしまった。