2012年5月2日水曜日

ユーロ2012出場国紹介①グループA

ワールドカップの時に、紀伊国屋書店がやっていたような企画(本)+もっともっと昔に今は亡き大井武蔵野館がやっていたような企画(映画)で、出場国を紹介しようというものです。

出場各国の選手紹介ではありません。
サッカーネタは入れられたら入れますけど。

ではまずグループAから。
作品はなるべく最近のもので、日本でもなるべく入手可能なものを取り上げるように心がけます。

Группа А
ПОЛЬШАポーランド
♪書籍
『ブリギーダの猫』

♪映画
「木洩れ日の家で」


ГРЕЦИЯギリシア
♪書籍
巨匠カザンザキスが好きだけど、現代ものでは『ペトロス叔父と「ゴールド・バッハの予想」』

♪映画
先日、交通事故で天に召された不世出の天才監督アンゲロプロスの作品では「旅芸人の記録」が一番好きですが、最近のもので「エレニの旅」

РОССИЯロシア
♪書籍
さしあたりウリツカヤの『通訳ダニエル・シュタイン』で。
入手しやすくはないので、図書館で借りて読むべし!であるのは、『驚くべきショスタコーヴィチ』
何が“驚くべき”かというと、ショスタコーヴィチの音楽的才能よりも、その女性問題よりも、尋常でないサッカーへの入れ込みぶりなのでした。

♪映画
いろいろあるけれど、入手しやすさでソクーロフの「アレクサンドラの旅」にしておく。
サッカー映画は、あんまり嬉しくない「ワイルド・ワイルド・ビーチ」
ではなくて!
「太陽に灼かれて」を是非。
5月20日追記:「エターナル 奇蹟の出会い」は、少林サッカーロシア編少年サッカー版。硬いことを言わず、楽しんでください。ミラ・ジョヴォヴィチがヒロイン役で実の母ともども出演し、ゼニットのアレクサンドル・ケルジャコフが本人役でカメオ出演。

ЧЕХИЯチェコ
♪書籍
やっぱりフラバルで。『あまりにも騒がしい孤独』

♪映画
数年前のEUフィルムデーズで上映した「カラマーゾフ兄弟」、よかったけれど、一般公開なしでDVDも出ていないので、少し前だけれどスヴィエラークの「コーリャ 愛のプラハ」。
5/4追記:思い出したのが、「プラハ!」(«Rebelove»訳すと「愛の反逆者」ってところ)。
私のお気に入りで、友人に薦めてみるのだけれど、友人たちからはあんまりよい反応は返ってこない。
サッカー映画では、シュヴァンクマイエルの「男のゲーム」と、ヤン・フジェヴェイクの「ホレム・パーデム」

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