2012年5月20日日曜日

見知らぬ土地で

渋谷ヒューマントラストでの上映を見逃してしまったのだが、どうしてもケルジが観たくて、一大決心した。
我ながらよくやるよなーと、苦笑しながら。

まず帰りのチケットを確保しなければ。
と、このご時世だというのに、夜行バスの予約をした。
大阪→新宿がなんと3500円!
トイレはなく、独立した座席ではない2*2仕様のバスなので、乗り心地はあまり期待できないだろう。
でも致し方ない。
(独立座席・トイレ付等の普通に高級な夜行高速バスは、意外と出発が早く、この時間帯にはバスの選択肢はそんなになかったのだ。)

それから肝心のチケットの予約。
席は意外と残っていない?
大丈夫、ダスターチした。


行きもバスにして費用を安く抑えたいところだが、時間的に無理なので、普通に新幹線で行くことに。
チケットは当日でどうにでもなるだろう。
(結局は、当日職場近くの金券ショップで買った。東京→新大阪13000円)

あんまり早く行っても、不案内な土地だからなあ。
でも、万が一新幹線が遅れるということもあるし。
と、迷って、1時間半くらい前に目的地に着いた。

大阪には親戚がいるものの、独りで来たのは初めてで、大阪駅・梅田近辺を歩いたのも、たぶん初めてで、しかも夜に!
ということで、迷わないか、遅れないか、危険な目に遭わないかと、どきどき心配していた。
ほんとうです。
東京っ子の私は、大阪に関して、単なる知らない土地というよりも、外国のように感じてしまっていたのだ。
オデッサを散策した時も、ペテルブルグのセンナヤ広場やサドーヴァヤ通り(旅行者が一人で夜歩くのは絶対に薦められないと現地ガイドに注意された)を午後9時~10時くらいに歩いた時にも、こんなには緊張してはいなかっただろう。

新大阪から大阪へは、電車は最後尾に乗って、後ろのエスカレーターで降りて、まっすぐ行くと御堂筋口改札口に出る、と。
御堂筋口改札口を出てから左に、右に歩道橋(エスカレーターは、右側に立つ人、左側が昇る人)、左前方に阪急の建物(梅田駅がある)。
ここで「大阪・梅田駅周辺MAP」を眺める。
茶屋町方面に出るには?
とにかく1階に降りる。
駅の建物を出ると、大阪の茶屋町は、街路樹に電飾が施されていて、なんともクリスマスシーズンのようにきらびやかなのだった。
倉敷市の茶屋町とは大違いだ。
目眩を覚えながら、地図を辿る。
「ヌー茶屋町」っていうのは、「NU」って書くのか。
そのオシャレなビルを通り抜けると、ロフト(お馴染の看板)の建物が見えた。
着いたぞ。だいたい19時半。
地下1階、映画館の受付で予約したチケットを発行してもらい、荷物も預かっていただく。
帰りのバスの乗り場の確認に行ってみると、案外すぐ近くだった。
乗り遅れないように。

ロフトに戻って、1階にあるはずのチェコ雑貨(チャルカ)を探す。
小伝馬町のチェドックにもこんなようなものはあるかもしれず、わざわざ大阪に来て入手するようなものでもないのかもしれないが、チェコ好きの同僚その他友人たちへのお土産に、チェコ語が印刷された封筒状の紙製品を買う。
(薬袋だろうか?チェコ語はわからない。)
チェコ語の百科事典を表紙にしたノートも購入。
アザラシのことはチュレーニというのかな?(ロシア語と似ているようだ。)

映画が始まる時間まで、ロフトの中をぶらぶら歩いていた。

そう言えば、ロフトにレジの人も、映画館の人たちも、関西弁ではないみたいだった。
普通に東京で私たちが話しているのと変わらないような調子だった。
最初に来て荷物を預けた時の女性には、「ああ、この映画、私も楽しみにしていたんですよ」とにこやかに話しかけられた。
そのあたりの気安さが、強いて言えば関西なのかしら(東京ではそういうコミュニケーションはあまりないのでは?)
もっとも、この方は、待ち時間にベンチにいた二人のお客さんを引き合わせるなどもしていた。
(お客同士は、ロシア語学友か何かのようだった。)

もうすぐケルジが観られる。
生ケルジではないけれど。
ケルジを求めて、ここまで来てしまった。

「エターナル 奇蹟の出会い」レビューは「オデッサ・スタジオ」で。


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