2012年7月14日土曜日

ありがちな話:「もっと早くにしておくべきだった」

28-10
Надо было раньше (начинать)(начать) готовиться к чемпионату.
リーグ戦までにもっと早く準備を始めるべきだった。

ウクライナプレミアリーグは、昨日ヴォルィン・ルツク対カルパティ・リヴォフの試合をもって2012-2013シーズンが始まりました。

今日は名門ディナモ・キエフ対ウクライナ・カップ覇者メタルルグ・ドネツクなど4試合。
チェルノモーレツ・オデッサの開幕戦も行われます。
対戦相手は昨シーズン一部リーグで優勝して昇格してきたゴヴェルラ=ザカルパチヤ・ウジゴロド。
加藤康弘という日本人選手が所属しています。
ウクライナプレミアデビューなるでしょうか。
私はチェルノモーレツファンなので、この試合だけは応援するわけにはいきませんが、両クラブとも、上記のようなことを言わずに済むように願いたいものです。

★これも不完了体動詞начинатьと完了体動詞начатьのどちらを選びますか?という問題。

☆「以前、かつて、今までに」という意味でのраньшеは不完了体動詞とのみ結合

☆しかし、現実化しなかったこと(「完結していない動作」)については、完了体動詞とも結合し、遺憾・非難・驚愕等主観的な意味が付与される。
1.почему~ ?「なぜ~したのか(しなかったのか)?」←実質、非難・批判
2.если бы など仮定法「~だったら(よかったのに)」
3.надо было, должен былなど「~すべきだった」

この3パターンを覚えておけばよさそうだ。
いずれにせよ、このパターンではраньшеは単なる「今まで、かつて」という意味よりも、「(現実よりも)もっと早くに」という、比較級的な意味が出てきているように感じられる。
(なお、単純に比較級の意味でのраньше「~より早く」は、完了体・不完了体いずれとも結合する。

上記の問題は、この3.に該当するので、不完了体動詞начинатьと完了体動詞начатьどちらもあり。

Надо было раньше начать готовиться к чемпионату.
と、完了体動詞を使った場合は、「もっと早く準備を始めておくべきだった!今頃になって…もう遅いじゃないの~!」という気持ちがこもってしまいます。

まあ、現実にはよくある話だ。
わかっていても、人生そんなに段取り良くいくわけではないのだ。
(と、元来怠け者の私は言い訳するのでした。)

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