2012年9月20日木曜日

もっと革命を!

斎藤治子先生の『令嬢たちのロシア革命』、5月にあった講演会の続編の案内が来たのです。
「令嬢たちのロシア革命第2弾~もっと革命を!」
(5月の講演会の続きなのだが、ロシア革命史として単独でも楽しめます、とのこと。)

しかし、10月27日の午後か、残念!
行かれないではないか!
5月から楽しみにしていたのに。
まあ、5人の令嬢の運命は、本を読んでいるのでわかっているけれど。
そのうち「オデッサコスモス」に載せます。

この数日、仕事が大変忙しいが、今日は無理して(予約していたので)仕事を打ち切り、日比谷に「コッホ先生と僕らの革命」を観に行ったのです。
ドイツのサッカーの先駆者であるコンラート・コッホ先生を「グッバイ、レ―ニン!」のダニエル・ブリュールが演じるというので、前々から観たいと思って「オデッサ・スタジオ」でも取り上げ、楽しみにしていたのです。

★やっぱりダニエル・ブリュールではなくて、もっと違う人が演じた方がよかったんじゃないかな。
 ブリュールは器用に演じているんだけれど、それにとってもサッカー好きそうなんだけど、どこか教師に見えない。どうしてだろう?
★選手の中に黒髪の子がいなかったのはプチ残念。プレイする時も皆お坊ちゃま服で可愛くはあるが。
★しかし、シュリッカー親子が素敵だったぞ!
 特にエンゲルバーガー(「がんばれベアーズ」の)みたいなキーパー君。
 選手としてもいいし、機転も効くし、人づきあいも悪くないし、研究心に富むし、なかなか商売っ気もある。頭もいい。
★初監督作品ということで、定石どおりのキャラクター、ストーリーだった。期待値が大きかった故に「おもしろくなくはない」くらいの微妙な感想になってしまった。もっと工夫すれば、もっとおもしろくなったのになあ。登場人物も上記のキーパー君以外にはとりたててて魅力的なのが見当たらないのだ。
★やっぱり「僕らの革命」って邦題はどうかと思う。
 「ベルリン 僕らの革命」と被る(ダニエル・ブリュールだし)。
 さらに革命を、なのだろうか、気分として。
★「オデッサ・スタジオ」に書いたことを改めなければならない。コッホ先生は英語の先生ではなくて、古典語(ラテン語か?)の先生だったとのこと。この設定変えはコッホ先生を妙にイングランドびいきにさせてしまっている。先生は実際には英語習得の道具としてではなく、もっと純粋にサッカーを愛していたのでは?という気になった。

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