2013年1月29日火曜日

コウノトリ杯は準優勝

ミンスクで行われたコウノトリ杯こと第9回ベラルーシサッカー協会及びミンスク市執行委員会主催1996年生まれ(U17)国際トーナメントの結果をメモしておきます。

残念ながらこの大会ではロシアは優勝できませんでした。
決勝でベルギーに敗れ(0-0、PK4-2)、準優勝でした。

Лучшими игроками Международного юношеского турнира в Минске стали:
лучший вратарь - Антон Митрюшкин (Россия)
最優秀GK:アントン・ミトリュシュキン(ロシア)
лучший защитник -Александр Павловец (Беларусь)
最優秀DF:アレクサンドル・パヴロヴェツ(ベラルーシ)
лучший полузащитник - Виктор Коваленко (Украина)
最優秀MF:ヴィクトル・コヴァレンコ(ウクライナ)
лучший нападающий - Лука Зарандия (Грузия)
最優秀FW:ルカ・ザランディヤ(グルジア)
бомбардир и лучший игрок турнира - Закария Баккали (Бельгия).
得点王及び最優秀選手:ザカリヤ・バッカリ(ベルキー)

3位がウクライナ、5位がベラルーシ。

2013年1月28日月曜日

ロシア連覇、パニュコフ得点王


CIS杯はロシアU21の連覇で終わりました。
グラナトキン・メモリアルでU18が優勝していますから、まずは2冠。
おめでとう。

Россия снова первая!
Сразу по окончании финального матча прошла торжественная церемония закрытия турнира, а также награждения победителей и лауреатов турнира.
Игроки-лауреаты в индивидуальных номинациях: лучший голкипер Мирослав Лобанцев (Россия), лучший защитник Илья Зуев (Россия), лучший полузащитник Павел Савицкий (Беларусь), лучший нападающий Юрий Яковенко (Украина), лучший бомбардир турнира Андрей Панюков (Россия) и лучший игрок Дмитрий Каюмов (Россия).

決勝の試合の終了後すぐに表彰が行われました。
最優秀GK:ミロスラフ・ロバンツェフ(ロシア・1995年5月27日生まれアカデミヤ・トリヤッティ)
最優秀DF:イリヤ・ズエフ(ロシア・1994年1月25日生まれゼニット・サンクト=ペテルブルグ)
最優秀MF:パーヴェル・サヴィツキー(ベラルーシ・1994年7月14日生まれニョーマン・グロドノ)
最優秀FW:ユーリー・ヤコヴェンコ(ウクライナ・1993年9月3日生まれオボロン・キエフ)
得点王:アンドレイ・パニュコフ(ロシア・1994年9月25日生まれディナモ・モスクワ)
最優秀選手:ドミトリー・カユモフ(ロシア・1992年5月11日生まれスパルターク・モスクワ)

チェルノモーレツからはボリス・タシが出ていました。
ウクライナは準優勝、3位がベラルーシなので、スラヴが1~3位独占だったのですね。

久しぶりに試合を観ている

シュニンは髪を切ったんだね。
ほんとはCIS杯決勝のロシアU21対ウクライナU21を観るつもりだったけれど、ディナモ・モスクワ対ドニエプル・ドニエプロペトロフスクの練習試合の中継があったので、それを観ている。
2月6日の親善試合には、ディナモは選手を出すのを拒否しているので、シュニン、ココリン、グラナトという、私が一番観たい選手たちが出ないということになり、かなりがっかりしている。
前半終了。久しぶりの観戦だから、CMも変わっているかな?

ロシア対ウクライナは最初にウクライナがオウンゴールを献上し、次いでカリトヴィンツェフが得点し、1-1になっていたが、パニュコフがゴールして、今は2-1でロシアが勝っている。
あまり知っている選手がいない中で、パニュコフだけはわかる。
去年のグラナトキン・メモリアルで活躍していたから。
この大会でもこれまで4得点挙げて(PK1)、得点ランクトップに並んでいる。

???
画面がアラニヤ対アムカルに変わっている。

ハーフタイムが終わって後半が始まりそう。
審判の人がアジアっぽい面持ち。
どこでやっているのか?

ディナモ対ドニエプル。
確かにこういう組合せの試合も観てみたいけれど、統一リーグには賛成できない。
カップ戦か練習試合で充分。
キーパーはシュニンからベレゾフスキーに替わったか。

決定的なチャンスを外したと思ったら、入れられましたね。
ロタン→ゾズリャ。

CIS杯の方もロシア、追いつかれた。
お、パニュコフ2点目。取るね、この子は。
今、3-2.

ドニエプルが3点目。
で、試合終了。

ロシア対ウクライナは終了直前にウクライナのGKが退場、PKで4点目が入って、4-2でロシア優勝。
でも、後味悪いです。

2013年1月27日日曜日

ロシア帝国総督の条件

西部(ポーランド分割で得た地域とバルト地域)とカフカースの総督:もてる男
シベリアと中央アジアの総督:オタク系

ロシア帝国の総督は、18世紀には内地にも置かれたが、19世紀前半には「辺境」統治に特化される。
西部には先行する国家・法秩序・エリート集団が存在するところだったので、当地の貴族女性と交流し、あわよくば情報を得たり…なんてこともあるので、そこの総督はモテる男性である必要もあったのだ。
(ポチョムキンはこちらに属する。)
シベリアの方は女性にもてる必要は全くない。地理学者的、また無の状態から経済の諸条件を整えマネージメントするという激務をこなす人でなければならなかった。一方でマニアっぽい濃い趣味をもっていた。

オレンブルグという町
キーワードはプガチョフ、『大尉の娘』、オレンブルグ・コサック等。
かつては総督が置かれ、カザフ・キルギスへの前哨基地であり(首都だったこともあった)、交易の中心地だったが、ロシア帝国がどんどん東へと前進し、西シベリア自体は「内地」化したため、総督は廃止され、普通の県になった…はずだけれど、完全に内地化したかというと、そうでもなくてグレーゾーンとなった。
それまでカザンが担ってきた役割をとってかわろうとしたが、大学・神学校などがなく人的資源が乏しく、それにも失敗。

以上は、今日拝聴した、「もっと知ろう、もっと北の国Ⅰ 帝政ロシアの実像」のメモ書きから。
講師は越野剛先生と松里公孝先生。

オレンブルグって、意外とすごく「辺境」だったのね。
サッカークラブはというと・・・
ガゾヴィク・オレンブルグは現在2部リーグのウラル沿ヴォルガ地区所属。
(2011~2012シーズンは一部リーグだったが、16位で二部に降格した。)
ユーリー・ショーミンさんの出身地であったか。

2013年1月26日土曜日

冬休みの話題その5

今回はФНКではなく、目先を替えてスポルト・エクスプレスの移籍情報欄を観てみます。
なんだか玉石混交の、有象無象の衆が書かれている様子です。

ФНКはキリル文字のアルファベット順でしたが、スポルト・エクスプレスは現時点での順位の順番なので、いつも最後尾のツェスカの情報が先に来ている。

今回はまずボッケッティがルビンからスパルタークに移ったこと。
※確定情報は◎、未画定は○です。

1.ツェスカ・モスクワ レオニード・スルツキー監督
加入
◎ヴァグネル・ラヴ(フラメンゴより)
◎エフレモフ(アカデミヤ・トリヤッティより)
○パンチェンコ(モルドヴィヤ・サランスク)
○ファリニヤ(ラシン・アベジャネダ)Расинг Авельянеда
○シャバラ(スコント・リガ)
○ベルハトノフ(トルペド・モスクワ)
○サパタ(ビジャレアル)
○ベフラミ(ナポリ)
○スアレス(アンデルレヒト)
○ミラノフ(リテクス)
○フェルナンドゥ(グレミウ)
○ナトホ(ルビン)
○ロドルフ(サン・パウロ)
移籍
◎キム・インソン(契約破棄)
○アキンフェーエフ(バルセロナ?)
○本田(ボルシア・ドルトムント?リヴァプール?)
○ザゴエフ(トッテナム?ローマ?)

スポルト・エクスプレスのこの記事は、監督名が書いてあるのはいいが、基本的に苗字しか書いていない。変なの。
何で韓国人のキムインソンのみフルネーム表記なのか?
国籍も記しておいてほしいな。

2.アンジ・マハチカラ グース・ヒディンク監督
加入
◎セントゥリオン(ラシン・アベジャネダ)
◎エシェンコ(ロコモチフ・モスクワ)
○チリリヤノ(リーベル・プレイト)
○ガイダン(ベンフィカ)
○バルラダ(ヘタフェ)
○オグボンナ(トリノ)
移籍
◎ブルミストロフ(アムカル)
◎セントゥリオン(ラシン・アベジャネダ)←結局この人は…купил и отдал в аренду 買ってレンタルに出した(元のクラブに)
◎ゲオルギー・ガブロフ(アラニヤ)
○ラヒヤロフ(クルィリヤ=ソヴェートフ?) 何ですって?!

3.ゼニット・サンクト=ペテルブルグ ルチャノ・スパレッティ監督
加入
○ アバテ(ミラン)
○ティモシチュク(バイエルン・ミュンヘン)
○ファシオ(セビージャ)
○ネトゥ(シエナ)
○モウチーニョ(ポルト)
○グルシャコフ(ロコモチフ)
○ルンガ(アストラ)
○ゲマン(アストラ)
○オタメンディ(ポルト)
○ストフ(フェネルパフチェ)
○キリケシュ(ステアウア)
○ロドルフ(サン・パウロ)
移籍
◎ラゾヴィチ(ロストフ) 
◎カヌンニコフ(アムカル)
◎ヤンバエフ(ロコモチフ)
◎ペトロフ(クラスノダール)
◎ラムブ(アリ=ガラファ)
○イーゴリ・デニソフ(スパルターク?)
○ロムバーツ(ユヴェントス?)
○ブハロフ(ルビン?クルィリヤーソヴェートフ?ウラル?)
そりゃブーハがクルィリヤに入ってくれたら嬉しいが…。
○シロコフ(ディナモ)
○ブルノ・アルヴェシュ(フェネルバフチェ)





(続く)
・・・つもりでしたが、やはり慣れなくて使いづらく、いったん打ち切り。
「その6」を新たに作りました。

アラニヤを巡る憶測

ロシアプレミアリーグの冬の移籍情報では、これまでのところアラニヤ・ウラジカフカスが積極的に選手を入れているようだ。

Ренан Брессан
 Беларусь
 П БАТЭ (Беларусь)

Огнен Враньеш
 Босния
 З Краснодар (Краснодар)

Сослан Джанаев
 Россия
 В Терек (Грозный)

Георгий Чантурия
 Грузия
 Н Витесс (Голландия)

Георгий Габулов
 Россия
 П Анжи (Махачкала)

Велинтон
 Бразилия
 З Фламенго (Бразилия)

これらをみると、アンジみたいに惜しげもなく大金をつぎ込んで大物を獲得というわけではないけれど、地味にいろいろ手をまわしているという印象を受ける。

アラニヤはヴォルガやクルィリヤと共にリーグ戦で下位に低迷し、率直に言えば残留争いの真っただ中にいる。
カフカースの他のクラブ、アンジやテレクが共和国政権と(およびロシアの政権とも)結びつき、政策的に降格することがないような計らいを受けているだろう、などと半ば公然と言われているのに対し、アラニヤはこれまでのところ、所謂「ヨーヨークラブ」のままだったのだけれど。
ここに来て、社長兼監督がヴァレリー・ガザエフさんなのだ。
ツェスカの監督をスルツキーさんに譲るときには「心労のため」と言っていた割には、その後も精力的にサッカーの現場に関わっているエネルギッシュなおじさまであり、ロシア代表の監督だったこともあるし、ツェスカではリーグ優勝、UEFAカップ優勝など実績も十分、そんなガザエフさんを抱えるアラニヤは、何か企んでいませんか??

中でも、"Объединенный чемпионат по футболу"(サッカー統一リーグ)という非営利団体(автономной некоммерческой организации )の代表に就任したというニュースが昨年末にあった。
Валерий Газзаев возглавил оргкомитет чемпионата СНГ

ソ連邦解体後、サッカーリーグも各国ばらばらに行うようになっているけれど、(ここでは政治経済の統合の動きはともかく置いておく、まあいろいろと無関係ではありえないが)、現在の各リーグのトップチームで「CIS統一リーグ」なるものを作ろうという、リーグ再統合の動きの一環だろう。
というより、一歩も二歩も話が前進したということかもしれない。

ロシアの地方都市のクラブのファンである私としては、これは全くありがたくない情報だ。
統一リーグに加盟するのが予定されているのはモスクワのクラブ(多すぎ)、ペテルブルグ(ゼニットのみだろう)、それに政策的にロシア内共和国の強化指定的な例のクラブたちであり、ロシア共和国の地方都市はあっさり切り捨てられるだろうことは明らかだ。
すごく嫌な感じ。
でもここまではいずれにしろ他国のことだから結局はその国の人が決めたようにしかならないから文句を言ってもしかたない。
が、「統一リーグ」のありようとして問題なのは、ロシア内部でモスクワ偏重なのと同様に、CIS圏内で絶対的にロシア偏重になるだろうということだ。
例えばウクライナ。(最大でロシアと同数。とするとこの二つの国だけで現ベラルーシトップリーグのクラブ数に達してしまうだろう。)
キエフ、ドネツク、ハリコフ、東ばっかりにならないか?

CISカップが従来の「各リーグの勝者のカップ戦」という路線を守ることができなかった(ロシアのわがままが大きかったのではないか)というのに、統一リーグなんて現実化するのだろうか?
と大いに怪しんでいる。

そう、私は統一リーグ戦よりも、統一カップ戦の方が観たい。

以上の記述の根拠はさしてなく、大部分は憶測と偏見に満ちています。

美男子俳優の行方

3月末にイギリス映画「アンナ・カレーニナ」公開。

監督はジョー・ライト。
「つぐない」の監督だった人だそうだ。
ジェレミー・レニエが出演している場面はよかったが。
ダルデンヌ兄弟作品で主役ないし準主役で頑張るレニエもいいが、ちょこっと出て存在感を発揮するレニエも凄くいいと思った。
が、作品全体としては、あれはどうにも納得のいかない話だった。
だって、全然つぐないになっていないもん。

その「つぐない」でヒロインを演じていたキーラ・ナイトレイがアンナ・カレーニナ役だ。
ナイトレイはこの作品でしか観たことはない(「ベッカムに恋して」を観たいと切望している)が、こういった文芸作品を演じる際の気品を備えた美貌の持ち主なので期待はしている。

アンナのお兄さん夫婦は誰が演じるのだろう?
と言ってもイギリスの俳優にさして詳しいわけではないので、誰が演じてもよくわからないだろうが。
牡蠣をいっぱい食する、現代で言えばイオセリアーニ調のオブロンスキーが私は結構好きだ。

ジュード・ロウがカレーニンだと。
ちょっと前ならヴロンスキーを演じそうなものを、もう年をとったんだなあ。

数年前、サッカーの試合を観ていたら、ハーフタイムのニュースで急にラノヴォイが出てきた。
ザルヒ監督の「アンナ・カレーニナ」でヴロンスキーを演じた人。
以前ブログに書きました。
ラノヴォイは自分が出演した以外の「アンナ・カレーニナ」については酷評しているらしい。
ライト監督の作品はいかに?

この前観た「プリズナー~」つまりストルガツキーの『収容所惑星』映画化作品のあれだけど、に主演したヴァシリー・ステパノフくんは、一見アントン・シュニンみたいな熱血さわやか系ハンサム君で演技力はこれからまだまだだから、これからの行く末が気になるが、
1.監督兼俳優として大活躍のニキータ・ミハルコフ路線か
2.ほぼ俳優一筋のスタニスラフ・リュプシン路線か
3.俳優プラス学術系のヴァシリー・ラノヴォイ路線か
どうでしょうか??

「アンナ・カレーニナ」を観る前に、望月哲男先生の『アンナ・カレーニナ』文庫本所蔵の解説と、佐藤千登勢先生の『映画に学ぶロシア語~台詞のある風景』を再読しておこう。

偉大なるガリーナ

ガリーナ・ウラノヴァ 「ロメオとジュリエット」等演劇的バレエの名花であった、という。
先日亡くなった不世出の名ソプラノ、ガリーナ・ヴィシネフスカヤ。

ボリショイ劇場とガリーナという名前はこれまでも深く結びついていた。

10年くらい前、懸賞にはまっていた時期があった。
そんな中で、あれはビギナーズラックというものなのだろう、バレエのオールスターガラ公演のチケットの懸賞に自分や家族の名前で出したら、公演日の3日間全部について当選してしまった、ということがあった。
バレエ好きのクラスメイトと一緒にオーチャードホールとNHKホールに観に行った。
オーチャードホールの公演が跳ねてからBunkamuraの1階でふと前を見ると、すらっとして気品のある40歳代かと思われるような女性が歩いていた。にこやかだった。
目を疑った。写真でこれまで観てきたところによると、この女性はあの!マイヤ・プリセツカヤ、”戦う白鳥”その人だったのだ。
プリセツカヤは当時でも70歳を超えていたはずだが、せいぜい40代にしか見えなかった。
そして彼女は舞台(「瀕死の白鳥」を舞った)でも、誰よりも力強く舞う、死に瀕しにいるようには見えない、誰よりも元気な白鳥だった。
プリセツカヤと共に、ガリーナ・ステパネンコとセルゲイ・フィーリンは確かその3日間とも出演していたと思う。
二人の舞は、(匹敵するのが適当ではないかもしれないと、自信はないのだが)ニーナ・アナニアシヴィリとファジェーチェフのように素晴らしいコンビに見えた。
(アナニアシヴィリとファジェーチェフは実生活でもカップルなのだろうと思っていた。)

あのとき観たダンサーたち、その多くは今や振付の世界に転身している。
ステパネンコはこの1月に正式引退、ボリショイのスタッフになったばかりだった。

フィーリンもいつのまにかボリショイの芸術監督になっていた。
あ、そうか。ラトマンスキーの後任だったのか。
ラトマンスキーはよかった。
岩田さんともども来日した数年前の公演では、私は初めて自腹でチケットを買ってバレエを観たのだった。演目はショスタコーヴィリの「明るい小川」。

しかしフィーリンは見かけによらず結構押しが強いというか強引なところがあったらしい。
そのためなのかどうかはまだまったくわからないが、何者かに強酸性のものを顔に浴びせられるという、漫画のような事件が起こっている。
失明の危険はなくなったものの、復帰にはまだしばらくかかる。
というので、代理の芸術監督が発表された。
それがガリーナ・ステパネンコだったのだ。

ボリショイのトップに女性がなったのは、これが初めて。
ウラノヴァもヴィシネフスカヤも、男性の上に立ってということはしなかったし、望みもしていなかったろう。
ガーリャ、フペリョート!!

Исполнять обязанности Сергея Филина будет Галина Степаненко

2013年1月24日木曜日

今夜完了体

1月中に、なんとか教科書の最後の頁まで到達した。
といっても、練習問題はかなりやり残している。
20問あるうちの5問くらいしか手をつけていない。

テクストと暗記の連続というのは、怠け者の私にとっては修行であり苦行だった。
まだやり残した問題をやっていこう。
教科書の後半、特に最後の章になってからは、それまで1~2課に一つくらいの割合であったサッカーネタの例文もしくは練習問題が、めっきり少なくなったのが何とも残念だ。

2013年1月23日水曜日

アイスランド戦の26人、テレクの二人

2月6日にスペインで行われるアイスランド代表との親善試合には次の26人が呼ばれました。

Вратари: Игорь Акинфеев (ЦСКА), Владимир Габулов («Анжи»), Антон Шунин («Динамо»).
GK:イーゴリ・アキンフェーエフ(ツェスカ・モスクワ)、ウラジーミル・ガブロフ(アンジ・マハチカラ)、アントン・シュニン(ディナモ・モスクワ)※

Защитники: Александр Анюков («Зенит»), Алексей Березуцкий, Василий Березуцкий, Сергей Игнашевич, Кирилл Набабкин (все - ЦСКА), Владимир Гранат («Динамо»), Андрей Ещенко, Юрий Жирков (оба - «Анжи» ).
DF:アレクサンドル・アニュコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)、アレクセイ・ベレズツキー、ヴァシリー・ベレズツキー、セルゲイ・イグナシェーヴィチ、キリル・ナバプキン(以上ツェスカ・モスクワ)、ウラジーミル・グラナト(ディナモ・モスクワ)※、アンドレイ・エシチェンコ、ユーリー・ジルコフ(ともにアンジ・マハチカラ)

Полузащитники: Владимир Быстров, Игорь Денисов, Виктор Файзулин, Роман Широков (все - «Зенит»), Алан Дзагоев (ЦСКА), Денис Глушаков, Александр Самедов (все - «Локомотив»), Олег Иванов, Игорь Лебеденко (оба - «Терек»), Дмитрий Комбаров («Спартак» М), Александр Рязанцев («Рубин»).
MF:ウラジーミル・ブィストロフ、イーゴリ・デニソフ、ヴィクトル・ファイズリン、ロマン・シロコフ(以上ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)、アラン・ザゴエフ(ツェスカ・モスクワ)、デニス・グルシャコフ、アレクサンドル・サメドフ(ともにロコモチフ・モスクワ)、オレグ・イヴァノフ、イーゴリ・レベジェンコ(ともにテレク・グローズヌィ)ドミトリー・コムバロフ(スパルターク・モスクワ)、アレクサンドル・リャザンツェフ(ルビン・カザン)

Нападающие: Максим Григорьев («Локомотив»), Александр Кержаков («Зенит»), Александр Кокорин («Динамо»), Федор Смолов («Анжи»).
FW:マクシム・グリゴリエフ(ロコモチフ・モスクワ)、アレクサンドル・ケルジャコフ(ゼニット・サンクト=ペテルブルグ)、アレクサンドル・ココリン(ディナモ・モスクワ)※、フョードル・スモロフ(アンジ・マハチカラ)

・先日、ゼニットのズィリャーノフが代表引退を表明していました。お疲れさまでした。
・全員ロシアプレミア所属選手。ツェスカの守備陣+ゼニットの中盤を軸に、アンジとロコを混ぜてみました、みたいなメンバーで、スパルタークがジーマ・コンバロフのみ。順位の割にはディナモ健闘、でしょうか。
・GKでは、ディナモのアントン・シュニンが復帰。まあ、大丈夫だと思います。親善試合でもあるので、ここは実際にシュニンに出場して欲しいですが。
・DFではお馴染の面々に加えて、グラナト、移籍したばかりのエシチェンコが代表に定着しつつあります。
・MFではテレクから二人呼ばれたのは注目に値します。
・FWではココリン、スモロフらの若人に交じってケルジャコフが頑張っていますね。

Опубликован список игроков, вызванных в сборную для подготовки к товарищескому матчу с Исландией.

※シュニン、グラナト、ココリンのディナモ勢は欠場、代わりにアンジのオレグ・シャトフとルビンのセルゲイ・ルィジコフが呼ばれました。
Шатов и Рыжиков вызваны в сборную России вместо Шунина, Граната и Кокорина.
 ディナモ、代表に出す気なしか。
 今のロシア代表で一番観たいのがこれらディナモの面々だったのですが。
 最も旬なロシア代表選手といってもいいお三人様なのに。

2013年1月20日日曜日

いまのところ映画三昧

CISカップが始まっていると言うのにちっとも観られるようにならない。
今日は一日中中国映画三昧。
中国映画は久しぶりだ。
(母が金城武ファンなので「レッドクリフ」は一緒に観に行ったが。しかも初日初回。)

現代中国映画上映会に初めて行った。
これまでチラシは目にしていて、おもしろい作品をやっているようだ、とは思っていたが、なかなか行く機会がなかった。
今回は5作品全部観たかったが、午前中用事があって観ることができたのは「白毛女」の劇映画版とバレエ版、「紅色娘子軍」の劇映画版とバレエ版の4本だった。

「白毛女」は♪タ~ラ、ラララララ~♪のNHK中国語講座(かつて)のテーマ曲「北風ふいて」で有名な女性と中国革命を描いたもので、以前から観たいと思っていた。
併映される「紅色娘子軍」もそんなようなストーリーらしい。
タイトルが凄い。一見
「くれないいろ むすめっこ ぐん」
だが、そんなことはない。

4本続けて観て相当疲れた。
特にバレエ映画の2本は、中国革命をよくぞバレエにしたと感心するけれど、それでもやはり動きは単調で拳をふりあげる所作が多くてかなり辟易した。
それにしてもおもしろくはあった。

「白毛女」の劇映画版 «Седая девушка» 1950 год Ши Хуа, Ван Бинь

「白毛女」のバレエ版 «Седая девушка»
★劇映画版と比べると、ヒロインはけなげに耐えるというより、最初からアグレッシブに抵抗する女性として描かれ、苦難の中で成長するという感じではない。いや、洞窟暮らしで必死に生き延びるような場面でもバレエだから結構美しい感じ(劇映画の方はかなり迫力ある表現だったが)。

「紅色娘子軍」の劇映画版 «Красный женский отряд» 1961 год  Се Цзинь
 
★華北の寒い地方が舞台の「白毛女」に対し、海南島が舞台で、娘子軍の制服は短パンで、女性兵士たちの顔立ちも南国風(区別がつきにくい)。ドンパチシーンがふんだんにあってミリタリーな人にはとってもお薦め。監督は有名な謝晋。「芙蓉鎮」「「栄光のフォワード No.9 -女子サッカーに捧げる-(原題「女足九号」)」の人。
「紅色娘子軍」のバレエ版 «Красный женский отряд»
★やっぱり全体に美しくまとまっている。踊りはちょっと単調。こちらもヒロインは最初から目覚めた女性として描かれている(劇映画の方は大失敗して反省して成長するというのが一つの山場だが、失敗が顕著には描かれていない)。

2013年1月19日土曜日

チェルノモーレツ猫歩き

チェルノモーレツはトルコでトレーニングキャンプ中ですが、お休みの日に皆で近くの古代遺跡のある町シデに出掛けたそうです。
写真を観ると、ヘルソンみたいな雰囲気です。

撮影者が猫好きなのか、チェルノモーレツの面々が猫好きなのか、猫写真の割合が多いぞ。

Экскурсия в прошлое



2013年1月18日金曜日

冬休みの話題その4 「アラニヤよ、お前もか」なのか、アラニヤよ

アラニヤが続々と選手を加入させている。
急に金回りがよくなったのはなぜ?
テレク、アンジに続くカフカースコネクション?
(でもイスラム圏のあのあたりと、オセチヤは一線を画すような気がしてならないが・・・)
ああ、カフカースサッカーと政財界について、先週の上智のシンポジウムで大平先生ご指名で質問すればよかった!

現時点での移籍情報
(★が新情報)

アラニヤ・ウラジカフカス
加入
レナン・ブレッサン(ベラルーシ) バテ・ボリソフ(ベラルーシ)→
オグネン・ヴラニエシ(ボスニア) FKクラスノダール→
ソスラン・ジャナエフ テレク・グローズヌィ→
ゲオルキ・チャントゥリヤ(グルジア) ヴィテス(オランダ)→
ジャスマニ・カンポス(ボリビア) ボリヴァル(ボリビア)→
★ゲオルギー・ガブロフ アンジ・マハチカラ→
★ヴェリントン(ブラジル) フラメンゴ(ブラジル)→
移籍
カズベク・ゲテリエフ →カイラト(カザフスタン)
加入の可能性あり
カモ・オガネシャン(アルメニア) ピュニク・エレヴァン(アルメニア)→
★マムカ・コバヒセ(グルジア) ゼスタフォニ(グルジア)→
★マムカ・ゴンガゼ(グルジア) ダウガヴァ(ラトヴィア)→
★ロドリフォ・セライヤ(エルサルバドル) アリヤンサ(エルサルバドル)→
★アンドレイ・ヴァシリエフ ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ→
既にこんなに取っているのにまだ加入の噂がたくさんあるようです。

アムカル・ペルミ
加入
ブラゴイ・ゲオルギエフ(ブルガリア) テレク・グローズヌィ→
★マクシム・カヌンニコフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
噂どおりに加入してきました。

アンジ・マハチカラ
加入
アンドレイ・エシェンコ ロコモチフ・モスクワ→
移籍
★ゲオルギー・ガブロフ →アラニヤ・ウラジカフカス
ロシア代表のGKウラジーミルの弟です。MF
加入の可能性あり
ニコラス・ガイタン(アルゼンチン) ベンフィカ(ポルトガル)→
ウェスリ・スナイデル(オランダ) インテル(イタリア)→

ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド
移籍
★ウラジスラフ・ルィジコフ →ファケル・ヴォロネジ
移籍先が決りました。
★メルスジン・アフメトヴィチ(ボスニア) 契約満了

ディナモ・モスクワ
加入
★アレクサンドル・エプリャヌ(モルドヴァ) クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ→
移籍
アドリアン・ロポタン(ルーマニア) 契約終了
ズヴェズダン・ミシモヴィチ(ボスニア) →広州(中国)
Гуанчжоуは 「広州」かと思うのですが、正確なところは不明。
ゴルドン・シリデンフェリド(クロアチア) →PAOK(ギリシャ) 

ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
移籍
★マクシム・カヌンニコフ →アムカル・ペルミ
レナート・ヤンバエフ ロコモチフ・モスクワ
前回間違えて「加入」にしていました。
★ミカエル・ラムブ(デンマーク) 所属なし
このままでは終わるまい。
加入の可能性あり
ニコラス・オタメンディ(アルゼンチン) ポルト(ポルトガル)→
デニス・グルシャコフ ロコモチフ・モスクワ→
イニアツィオ・アバテ(イタリア) ミラン(イタリア)→
★アンドレアス・グランクヴィスト(スウェーデン) ジェノア(イタリア)→
アレクサンドル・ココリン ディナモ・モスクワ→

FKクラスノダール
加入
セルゲイ・ペトロフ クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ→
移籍
ユーラ・モフシシャン(アルメニア) →スパルターク・モスクワ
オグネン・ヴラニエシ (ボスニア) →アラニヤ・ウラジカフカス
セルゲイ・キスリャク(ベラルーシ) →ルビン・カザン
アレクサンドル・アミスラシヴィリ 契約解消
アレクサンドル・エロヒン →エスカー=エネルギヤ・ハバロフスク
加入の可能性あり
★ダニーロ・ネコ(ブラジル) アラニヤ・ウラジカフカス→

クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
加入
★スタニスラフ・ドラグン(ベラルーシ) ディナモ・ミンスク(ベラルーシ)
ベラルーシ人が更にもう一人。何か人脈があるようです。
移籍
セルゲイ・ペトロフ →FKクラスノダール
★アレクサンドル・エプリャヌ(モルドヴァ) →ディナモ・モスクワ
加入の可能性あり
ゼラオ(ブラジル) クバン・クラスノダール→
アルチョム・フィドレル クバン・クラスノダール→
レジナリ・ゴレ(ハイチ) スタンダール(ベルギー)→

クバン・クラスノダール
加入
アントン・セクレト  ヴォルガリ・アストラハン→
移籍
スタニスラフ・ナマシコ(モルドヴァ) →マラヴァン(イラン)
アレクサンドル・プルドニコフ 契約満了
アントン・ロゴチイ 契約満了
ニコライ・ジリャエフ 契約満了
加入の可能性あり
フィリップ・センデロス(スイス) フルハム(イングランド)→
ニコラ・マクシモヴィチ(セルビア) ツルヴェナ=スヴェズダ(セルヴビア)→

ロコモチフ・モスクワ
加入
★ヴィタリー・デニソフ(ウズベキスタン) ドニエプル(ウクライナ)→
レナート・ヤンバエフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
移籍
アンドレイ・エシェンコ →アンジ・マハチカラ
★マクシム・べリャエフ →ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ
加入の可能性あり
クリスチアン・ベニテス(エクアドル) アメリカ(メキシコ)→
アレクサンドル・フレブ(ベラルーシ) バテ・ボリソフ(ベラルーシ)→
イヴァン・ペリシチ(クロアチア) ボルシア・ドルトムント(ドイツ)→
カルロス・バッカ(コロンビア) ブリュージュ(ベルギー)→

モルドヴィヤ・サランスク
移籍
アレクサンドル・シムチェヴィチ(セルビア) →シャフチョール・カラガンダ(カザフスタン)
★ロマン・コンツェダロフ →スパルターク・ナリチク

ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ
加入
★マクシム・べリャエフ ロコモチフ・モスクワ→
移籍
アンリ・ハグバ 契約満了
ドラガン・ブラトニャク(ボスニア) →ハイドゥク(クロアチア)
デヴィド・ベントリ(イングランド) →トッテナム(イングランド)

ルビン・カザン
加入
セルゲイ・キスリャク(ベラルーシ) FKクラスノダール→
加入の可能性あり
アレクサンドル・ブハロフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
ルスラン・アブィショフ(アゼルバイジャン) ハザール=レンコラン(アゼルバイジャン)

スパルターク・モスクワ
加入
マジド・ウォリス(ガーナ) ヘケン(スウェーデン)→
ユーラ・モフシシャン(アルメニア) FKクラスノダール→
加入の可能性あり
デニス・グルシャコフ ロコモチフ・モスクワ→
アレクサンドル・リャザンツェフ ルビン・カザン→
イーゴリ・デニソフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→

テレク・グローズヌィ
移籍
ブラゴイ・ゲオルギエフ(ブルガリア) →アムカル・ペルミ
ソスラン・ジャナエフ →アラニヤ・ウラジカフカス

ツェスカ・モスクワ
加入
ヴァグネル・ラヴ(ブラジル) フラメンゴ(ブラジル)→
移籍
★キム・インソ(韓国) 所属なし
加入の可能性あり
マチアス・スアレス(アルゼンチン) アンデルレヒト(ベルギー)→
ニキータ・ベズリホントフ トルペド・モスクワ→
★キリル・パンチェンコ モルドヴィヤ・サランスク→

作家とサッカーその1ウラジーミル・ナボコフ

タイトルは別に駄洒落ではなくてですね。
やっぱり文学者とサッカーにしようかしら?
単純に、実生活でサッカーとどう関わっていたかとか文学作品の中にどのようにサッカーが表れているのかとかを、考察研究するのではなく、単にメモ書きするだけです。

ウラジーミル・ナボコフ『プニン』より
主人公プニンが職場の大学のホールで観たソ連の記録映画の中にサッカーの試合が出てくる。
記録映画は1940年代後半に作られ、プニンがそれを観ているのは1953年という設定だ。
8000人のサッカーファンがFCトルペドとFCディナモの試合を見守っていた。
それだけ。
戦争直後のモスクワ。
名門同士トルペド・モスクワ対ディナモ・モスクワの試合。
場所はディナモスタジアムだろうか?

オレーシャとかエレンブルグならサッカーネタはいっぱい出てきそうだけれど、サッカーと一見縁がなさそうなナボコフなので、おやっと思ったわけです。

ナボコフが嗜んでいたのはサッカーではなくてクリケットかなんかだろう。
しかし、この『プニン』で、主人公はサッカーボールを買う。
別れた妻のもとで育った息子へのプレゼントとして。
いや、いや、ちがいます」…「わたしが欲しいのはそんな卵型のものや、魚雷のようなものなんかじゃありません。単なるフットボールの球なんです。まるい!
アメリカの田舎町のスポーツ用品店において、フットボールというと、ア式ではなくラ式であったらしい。

『プニン』
ウラジーミル・ナボコフ作
大橋吉之輔訳
文遊社2012年刊(1971年新潮社で出されたものを再発行している)

追記:2014年10月1日

拙ブログ中の「作家とサッカー」シリーズ、その第一回はウラジーミル・ナボコフ教授だったのだ。http://kirakocma.blogspot.jp/2013/01/blog-post_18.html ナボコフは英国贔屓のサッカー好きなのだ。『孤高の守護神』にも出てくるが。この小説にもサッカーネタが出てくるよ、ということを書きました。

2013年1月16日水曜日

明日はきっともっといい

「明日の空の向こうに」
Завтра будет лучше / Jutro bedzie lepiej (2011)

Название: Завтра будет лучше
Оригинальное название: Jutro bedzie lepiej
Год выпуска: 2011
Страна: Польша
Производство:Kid Film
Жанр: драма
Режиссёр и cценарист: Дорота Кендзежавска / Dorota Kedzierzawska
Продюсеры: Артур Рейнхарт
В ролях: Олег Рыба, Евгений Рыба, Ахмед Сардалов, Станислав Сойка, Александра Биллевич, Зигмунт Городовенко, Кинга Валенкевич, Антони Ланчковский, Станислав Завадский, Ангелика Козиц, Изабела Вильчевская, Михал Малец
Описание фильма: История бездомных мальчишек, обитающих на железнодорожной станции в одном из российских городков. Два брата и их друг в один прекрасный день решают бежать через границу в Польшу. Они надеются, что там их ждет лучшая жизнь, что там у них будет дом, они смогут ходить в школу, что там их будут окружать добрые люди…

私の大好きなドロタ・ケンジェヴァフスカ監督の最新作は、ポーランド・日本合作で、26日からシネマ・カリテで上映される。
原題は「明日はもっといいだろう」で、チェブラーシカの挿入歌「青い列車」の歌詞みたいだ・

冬と春の親善試合

2月6日にアイスランド戦。
3月25日にブラジル戦。当地(ロンドン)19:30、モスクワ時間23:30ということは、日本時間4時半か。

Россия сыграет с Бразилией

Российский футбольный союз официально сообщает о том, что 25 марта национальная сборная России проведет товарищеский матч с командой Бразилии. Встреча Бразилия - Россия состоится в Лондоне на стадионе «Стэмфорд Бридж», начало в 19.30 по местному времени (23.30, мск).

2013年1月15日火曜日

ロコとディナモの噂

清武選手の移籍の噂の元記事(イズベスチヤ)

«Локомотив» и «Динамо» поспорят за футболиста сборной Японии





ФНКの移籍情報には(可能性ありの欄にも)載っていません。

2013年1月14日月曜日

修復への道のり

ずっと気になっていたこと、アントン・シュニンの回復具合について、ФНКが報じていた。

Главный врач "Динамо": "Восстановление Шунина проходит не так быстро, как мы надеялись".

ディナモの主治医によると、回復は我々が期待していたほど早くはない、というのだけれど、一方Процентов на 95-98 Антон восстановился.
とも書かれている。
ここからが大変ということなのだろうか。
でもまだ春のリーグ戦再開までは時間がある。

早くよくなって、と言いたいが、焦らずに、何より心の傷を癒されますように。

一方、あの事件で拘束された人たちはどうなったのだろうか。
あの当時、犯人と目されていたのはゼニットファンの若い女性ということだったが、彼女も含め、多くの人が拘束された。
そして、「サポーター法」なるものの制定も検討されていたはず。
シュニンは「何より無実の人が罰せられることがないように」とコメントしていたのだが。

補遺:シュニン自身の言葉「僕がいない間ベレゾフスキーはよくやった」←こんな訳だとちょっと偉そうな言い方だが。先輩に対して。
Антон Шунин: "Страха после случая с петардой у меня нет".
Березовский – молодец, во время моего отсутствия он выходил на поле и очень здорово отыграл, я был за него очень рад.

ワーニャ、ミーチャ、リョーシャ

「12の椅子」へのアクセスが、「イワン 略称」「ドミトリー 略称」「アレクセイ 略称」で検索して来ている人が増えているようで、明らかに『カラマーゾフの兄弟』絡みですね。
でも、イワンはあの小説中で略称・愛称で呼ばれないんですよね。

TVドラマで始まった「カラマーゾフの兄弟」。
周囲では案の定配役への文句が溢れています。
そりゃ日本人が演じるわけだから、と大いに甘く甘く評価しなければならないわけで、それにしても、やっぱり!
そう、主役級の男性の登場人物たちについてはひとまず置いておきましょう。
女優が酷い。

2013年1月13日日曜日

グラナトキン最終日

イランはスロヴェニアに3-1で敗れました。
8位。
ときどき「もう試合は終わり?」と思うほど、走っていなくて、ばてばてだったみたい。
お疲れ様。

チェコはイタリアに0-5で惨敗。
監督さんともどもバレエ鑑賞に明け暮れたのか?

今、3位決定戦が終わり、ウクライナがフィンランドに2-0で勝ちました。
決勝は日本時間の0:00から。
今までのところ、イラン戦とチェコ戦はたぶん解説なしの単なるライブ中継、ウクライナ戦からは実況付きです。
イラン戦の最初の方はスコアの表示もなかった。
テキストライブがみつからないが、ロシア戦ではあってほしいものだ。

サンクト=ペテルブルグの歌も聞くことができた。
さて、ロシア代表は「最初のチャンスで勝て!」の法則で言うと、早くも2度決定的なチャンスで外している。
ダヴィドフ、ケルジか。
今のところ、ミランチュク(たぶんアレクセイの方)がよく走っている。
ダヴィドフが強力なシュート!でもGKに抑えられる。
ペテルブルグのカウンター。

やっとロシアが先制。

やっぱり守備はあまりよくなくて、ペテルブルグの攻撃をやっとのことで防いでいる。
いや、防いでいたが、FKを与える。
シモニャン?蹴るが、シュタンガーーーー!
前半終了。

後半開始直後に2点目。

結局スコアは3-0で、ロシアが優勝。
やっと優勝したわけだ。
眠い。

冬休みの話題その3

相変わらず笑わせてくれるツェスカお笑い劇場に、あのトップスターが帰って来た!
てなわけで、ヴァグネル・ラヴちゃんがフラメンゴから出戻ってきました。
皆さんどうぞ生温かく見守って下さいませ。

現時点での移籍情報
(★が新情報)

アラニヤ・ウラジカフカス
加入
レナン・ブレッサン(ベラルーシ) バテ・ボリソフ(ベラルーシ)→
オグネン・ヴラニエシ(ボスニア) FKクラスノダール→
ソスラン・ジャナエフ テレク・グローズヌィ→
ゲオルキ・チャントゥリヤ(グルジア) ヴィテス(オランダ)→
ジャスマニ・カンポス(ボリビア) ボリヴァル(ボリビア)→
加入の可能性あり
カモ・オガネシャン(アルメニア) ピュニク・エレヴァン(アルメニア)→
★ゲオルギー・ガブロフ アンジ・マハチカラ→
いや、それはないんじゃないか??

アムカル・ペルミ
加入
ブラゴイ・ゲオルギエフ(ブルガリア) テレク・グローズヌィ→
加入の可能性あり
★マクシム・カヌンニコフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→

アンジ・マハチカラ
加入
★アンドレイ・エシェンコ ロコモチフ・モスクワ→
これはあらあら、と言う感じ。
加入の可能性あり
ニコラス・ガイタン(アルゼンチン) ベンフィカ(ポルトガル)→
ウェスリ・スナイデル(オランダ) インテル(イタリア)→
ヴォルガ・ニージニー=ノヴゴロド
移籍
★ウラジスラフ・ルィジコフ 契約満了

ディナモ・モスクワ
移籍
アドリアン・ロポタン(ルーマニア) 契約終了
★ズヴェズダン・ミシモヴィチ(ボスニア) →広州(中国)
遂に中国のクラブ行きの選手も(後述しますがイランに行く人も)。
Гуанчжоуは 「広州」かと思うのですが、正確なところは不明。
★ゴルドン・シリデンフェリド(クロアチア)PAOK(ギリシャ) 

ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
加入
★レナート・ヤンバエフ ロコモチフ・モスクワ
加入の可能性あり
ニコラス・オタメンディ(アルゼンチン) ポルト(ポルトガル)→
デニス・グルシャコフ ロコモチフ・モスクワ→
★イニアツィオ・アバテ(イタリア) ミラン(イタリア)→
★アレクサンドル・ココリン ディナモ・モスクワ→

FKクラスノダール
加入
セルゲイ・ペトロフ クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ→
移籍
ユーラ・モフシシャン(アルメニア) →スパルターク・モスクワ
オグネン・ヴラニエシ (ボスニア) →アラニヤ・ウラジカフカス
セルゲイ・キスリャク(ベラルーシ) →ルビン・カザン
★アレクサンドル・アミスラシヴィリ 契約解消
加入の可能性あり
★ダニーロ・ネコ(ブラジル) アラニヤ・ウラジカフカス→

クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
移籍
セルゲイ・ペトロフ →FKクラスノダール
加入の可能性あり
★ゼラオ(ブラジル) クバン・クラスノダール→
★アルチョム・フィドレル クバン・クラスノダール→
★レジナリ・ゴレ(ハイチ) スタンダール(ベルギー)→

クバン・クラスノダール
加入
アントン・セクレト  ヴォルガリ・アストラハン→
移籍
スタニスラフ・ナマシコ(モルドヴァ) →マラヴァン(イラン)
そんなわけでイランに移籍のナマシコです。フペリョート!
アレクサンドル・プルドニコフ 契約満了
★アントン・ロゴチイ 契約満了
★ニコライ・ジリャエフ 契約満了
加入の可能性あり
フィリップ・センデロス(スイス) フルハム(イングランド)→
ニコラ・マクシモヴィチ(セルビア) ツルヴェナ=スヴェズダ(セルヴビア)→

ロコモチフ・モスクワ
★レナート・ヤンバエフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
お帰り。
移籍
★アンドレイ・エシェンコ →アンジ・マハチカラ
加入の可能性あり
クリスチアン・ベニテス(エクアドル) アメリカ(メキシコ)→
アレクサンドル・フレブ(ベラルーシ) バテ・ボリソフ(ベラルーシ)→
ヴィタリー・デニソフ(ウズベキスタン) ドニエプル(ウクライナ)→
イヴァン・ペリシチ(クロアチア) ボルシア・ドルトムント(ドイツ)→
★カルロス・バッカ(コロンビア) ブリュージュ(ベルギー)→

モルドヴィヤ・サランスク
移籍
★アレクサンドル・シムチェヴィチ(セルビア) シャフチョール・カラガンダ(カザフスタン)
移籍先が決りました。

ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ
移籍
アンリ・ハグバ 契約満了
ドラガン・ブラトニャク(ボスニア) →ハイドゥク(クロアチア)
デヴィド・ベントリ(イングランド) →トッテナム(イングランド)

ルビン・カザン
加入
セルゲイ・キスリャク(ベラルーシ) FKクラスノダール→
加入の可能性あり
アレクサンドル・ブハロフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
★ルスラン・アブィショフ(アゼルバイジャン) ハザール=リャンキャラン…になりそうだけれど、レンコランが定訳のようだ(アゼルバイジャン)

スパルターク・モスクワ
加入
マジド・ウォリス(ガーナ) ヘケン(スウェーデン)→
ユーラ・モフシシャン(アルメニア) FKクラスノダール→
加入の可能性あり
デニス・グルシャコフ ロコモチフ・モスクワ→
★ウラジミール・ダリダ(チェコ) ヴィクトリヤ(チェコ)→
アレクサンドル・リャザンツェフ ルビン・カザン→
★イーゴリ・デニソフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→
夏以降、ハルク加入に異論を唱えたデニソフですが、チームの主力をおいそれと出すでしょうか?

テレク・グローズヌィ
移籍
ブラゴイ・ゲオルギエフ(ブルガリア) →アムカル・ペルミ
ソスラン・ジャナエフ →アラニヤ・ウラジカフカス

ツェスカ・モスクワ
加入
★ヴァグネル・ラヴ(ブラジル) フラメンゴ(ブラジル)→
加入の可能性あり
マチアス・スアレス(アルゼンチン) アンデルレヒト(ベルギー)→
★ニキータ・ベズリホントフ トルペド・モスクワ→

ロシア以外では、マラート・イズマイロフがスポルティング・リスボンからポルトへ。
選手以外ではクラスノジャンさんが解任になり、ひと騒動起きています。毎度お騒がせな人だな。
それと元韓国代表主将だったというホン・ミョンボがヒディンクさん繋がりでアンジのトレーニングスタッフ入り?
http://www.championat.com/football/news-1415667-byvshij-kapitan-sbornoj-juzhnoj-korei-khon-mjon-bo-khochet-v-anzhi.html

2013年1月12日土曜日

ヨーロッパサッカーとヨーロッパ「辺境」サッカー、とそれから

上智の図書館の9階を訪れたのって、もしかしたら2008年の「トルストイ生誕180周年記念 ウラジーミル・トルストイ講演会」以来か?

上智大学は時々シンポジウムで思いのほか太っ腹なところを見せるのだけれど、本日のシンポジウムも「入場無料・申し込み不要」でこれだけの大人物を揃えたものができるのだから、ファンタスチーチナである。

まずご挨拶からして、上智大学ヨーロッパ研究所所長の村田真一先生である。
主催した研究所の所長なんだから挨拶なさるのは当然ではあるけれど、いつも演劇、あるいは文学のことをお話しされるので、こんな場にいらっしゃるのが何だか不思議な雰囲気。
でも、いきなりマラト・イズマイロフ(低迷するスポルティングを見限ったか?ポルトに移籍したばかり)やカペッロさんのことなんか持ち出される。
何だかわくわくする幕開け、ではなくてキックオフだ。

コーディネーターの市之瀬先生は盛況ぶりに驚いている。
あ、でもウラジーミルさんのときもこんなものだったし。
(客層はちょっと違うが。)
上智の図書館に友人が働いていた頃は、シンポジウムの情報をすぐ送ってくれていて助かった。
場所は図書館ではないけれど、ハルピン学院顕彰基金上智大学ロシア研究シンポジウムというものもあった。
兵頭先生、今プーチンさんのことをどう思っていらっしゃるんだろう。

1 ヨーロッパと日本のサッカー観の相違
私はサッカージャーナリズムのことは疎いので(TVは観ないし、雑誌も読まない)、申し訳ないことに最初のパネリストの方(サッカージャーナリスト)のことはまるで存じ上げなかった。どこかでお名前くらい聞いていてもよいように思うのだけれど。
オーソドックスでわかりやすいお話をされた。
(日本代表選手の名前を挙げて説明されたが、改めて私は今の日本の選手のことを知らないなあと認識した。)
柏レイソル監督の発言だと言う次の言葉「最初のチャンスで取れ!」
そうですよね~、とロシア代表の試合を思い浮かべつつ、そしてイラン代表の試合を思い出しつつ、頷くのだった。
(早い時間帯に先制すると行け行けムードでいい試合をするが、ぽっと入れられるとぐだぐだだめだめになり、観客もさっさと帰り始める、諦めよすぎる、近過去のあんな試合こんな試合の追想に入ってしまう。)
この方は「水がない」とおっしゃっていたけれど、上智の図書館には今どき珍しく冷水機があるのだが、水ではだめで欲しかったのは別の飲料なのか・・・。

2 『ヨーロッパ』サッカーの東漸 どこまでが『ヨーロッパ』なのか?
ヤコブソンのことばからお話の端緒を作った大平陽一先生。
チェチェン人富豪がスイスリーグのクラブを買収したニュースは目にしていたが、その後チェチェンでも失脚(政権から見放された、さんざん利用された揚句に)、ザマックスは破産して下部リーグ落ちしていたのは知らないでいた。
そのチェチェンの富豪は案の定テレク・グローズヌィの財源でもあった人なのだった。(結局何をする人なのか?やはりマフィア?)
テレクがチェチェン及びロシアの政策的なクラブであって、つまりチェチェンの人心掌握術の一環として、ずっとプレミアにいさせる(降格させない)だろうことは(ほとんど公然と)囁かれている。
最近ではダゲスタンのアンジも、より大きな規模でそんなところなのか?
あるいはロシアでは確固とした地位を築いているタタールスタンのルビンも?
それともテレクのダークサイドはこれらのクラブとはやはりどこか質的な違いがあるのだろうか?
かの有名なボスマン判決によってEU域内の移動の自由・職業選択の自由は大幅に広げられ、一方でシェンゲン協約で域外からの流入は格段に不便になり閉鎖的になっている。
EU域内と域外、ヨーロッパ中核地域と周辺・辺境の格差拡大(というよりそれまで存在しつつも人々が見てこなかったものなのかもしれない)、辺境から中央への一方的な片思いの現象あれこれ、再活性化するレイシズム(それが最も露わなのが皮肉なことにサッカーという場なのだ)。
大平先生が例示した«差別のマトリョーシカ»的な事象をここに具体的に記すのは控えるが、三菱ダイヤモンドサッカーによって出会った憧れのヨーロッパサッカーのネガティヴな点を浮き上がらせて下さった、としておく。
大平先生はその後のディスカッションなどでは殆ど発言されず、ご意見を伺えなかったのは大変残念だ。
私も、上記に書いたようなテレク・アンジ・ルビンの共通性と差異、あるいはひところ富豪によってのし上がったロシアの地方クラブとこれらロシア内共和国のクラブとの違いについて、日ごろから感じている疑問を大平先生ご指名で投げかけてみればよかったと、今書きながら思った。
会場の雰囲気からすると、やはり辺境は辺境であって、それらについての考察には関心が向けられていなかった、ような気がする。(企画自体は注意がはらわれていたと思うが、聴衆の関心がそちらに向かわなかった。)

3 ダイヤモンドサッカーからスポーツTVへ
コーディネーターでもある市之瀬先生のお話はハンドアウトがあった。ありがたい。
お話の前半は「市之瀬先生のサッカー人生の来し方を語る」だった。
やっぱり三菱ダイヤモンドサッカーだ。
私がいつも観ているロシアの試合と、市之瀬先生のご専門のポルトガル・サッカーは意外と共通点があるのかもしれない。
負けていると最後まであきらめずに応援することなくぞろぞろ帰り始める、とか、普段スタジアムががらがらだとか。
国の代表もリーグもランキングでは同程度だし、ポルトガルも位置的にはヨーロッパの辺境であるし。
(だが、EU域内というのは大きいし、国の規模は違う。小国なのでいい意味でも悪い意味でもやることが目立たない。存在感がない。)
・ポルトガルだけでなくギリシャ・トルコなど独裁制をとっていたところでは、クラブ間の格差が大きい。2ないし4の強豪+その他という構図。優勝候補は限られ、勝負の前から結果がわかってしまう。
・独裁政権下、日曜の午前中礼拝に行き、午後3時からスタジアムでサッカー観戦という行動様式だった。今は娯楽も多様化している。リーグがしぶっていたTV中継(80年代にはチケットが売り切れてから中継するかどうか試合直前に決まるというものだったそうだ)も、今は試合時間を左右するまでになっている。←夜9:00からが標準。これではスタジアム観戦しにくい。
市之瀬先生のご著書をもっと読みたくなった。

ハーフタイム
ところが、である。
上智が他の大学と違う点、それは異常なほど商売っ気がないこと。
パネリストの先生方のご著書の販売は一切ない。
東大のシンポだと東京大学出版会の本がしっかり売られているし(←もともとそれが目的だったりする)、昭和女子大のユーラシアサロンでも所狭しと並んでいる(雑貨まで売っていたりする)。
シンポのスタッフの確保ができないからか煩雑になるからかわからないが、会場でのご著書の販売は無理にしても紹介コーナーはあってほしい。
丸善と提携するのはだめなのだろうか?
会場では展示だけして、「こちらの書籍は2号館地下の丸善上智大学店でお求めください」として、丸善ではそういうコーナーをシンポの前から作ってもらう。
(シンポジウムに行く前から予習ができるではないか。)
図書館の建物が会場なのだから、図書館にも展示コーナーをつくってもらうのもいいかもしれない。
今、入口付近ではキリスト教の行事についての関連本の展示がされている(三木文庫提供)が、できればあんな感じで、だめならもっとシンプルに本を並べるだけでもいい。

1月13日追記:
しかし、考えてみれば、シンポジウムが終わったのは8時近くだし、始まったのだって4時過ぎなのだから、土曜のそんな時間には丸善は営業していないのだった。
だめか。後日、売店に行けるのは上智関係者だけになってしまい、あんまり旨みがないか。
やっぱりその場での販売を考えてください。

4 サッカー観戦の楽しみ
EU駐日代表部職員のリチャード・ケルナーさん。
まず、ロンドンの出身ということで「どのクラブのファンだと思いますか?」と聴衆に質問を投げかける。
アーセナル、チェルシー、トッテナム、フルハム…違う、違うというので、このへんで「プレミアのクラブではないのでは?」という疑念が起こるが、プレミア所属だとおっしゃる。
結局誰も当てられなかったが、正解はスウォンジーシティー。
えー!そりゃ、当てられないでしょ(失礼)。
お母様がそちらのご出身(ウェールズ人)とのこと。
お父様はイングランド人だが、一つのクラブの熱心なファンというわけではなく、偶にウェンブリーに連れて行ってもらったけれど、という程度で、リーグの試合よりカップ戦や代表戦の観戦だったというから、思うに日本人がイメージする«フットボール命のイングランド人»より、ずっとハイクラスのソフィストケイトされた階層の方なのではないか。
とても流暢な日本語で繰り出すイングランドジョーク満載(例:「世界一つまらないスポーツであるクリケット」)のお話は、耳が痛いまでにおもしろかった。
代表には何度も裏切られたので下手に期待はしない(特にPK戦)イングランド(それでもけなげに応援するよね)に対して、妙に楽観的予想をする日本のマスコミ。
外に出て行った選手に対して無関心なイングランド、国外リーグの選手の「活躍」を熱心に報道する日本(「得点したならともかくアシストでも、活躍したと言っている」←いや、アシストならまだしも、「得点の起点となった」とかいうのも日本ではありですよ、ケルナーさん)。
TV放映については、解説するのは殆ど元選手で、ゴールだけではなく、且つ相手のいいプレイも見せるイングランド、戦術論が大好きなくせに元選手よりS○○Pとかアイドルが出てきて解説は全く期待できない、そしてリプレイはゴールシーンばかり、相手のプレイはやらない日本。
もちろん日本の方が自慢できる点もある。
家族で楽しめるスタジアム観戦の雰囲気だとか、女子サッカーも盛り上がっているところとか。
 
これはロシアなどとの比較でもほんとにそう思う。
ロシア人女性にサッカー観戦が好きだと言うと、ちょっと品がないのではないかみたいな目で見られるので、日本のファンはロシアとは違うんだよ、というのだ。

すっかり「サッカー観戦を楽しむイングランド人」を楽しませていただいた。
(上記のように、典型的イングランド人ではないにしても。)
お勉強事項:ケルナーさんは「ベスト8」のことを「ラストエイト」とおっしゃっていた。そういういい方をするのか。

5 文化としてのサッカー
やはり大学の先生のお話は授業を聞いているようで安心感がある。ハンドアウトもある。
新しい知識を得た新鮮な喜びに浸れる。
お話の内容は主に二つの事項で、一つは古式サッカー、カルチョストリコについて。
もう一つは、快楽原理に基づくサッカーの遊戯性の存在価値について。
このあとのディスカッションで西部さんからも指摘があったが、「サッカーはプレイするもの、原点はやっていて楽しいというものであらまほし。最近は習いに行くものになっているようだが」と、基本・原点に立ち帰り、翻って近年の強引な金権主義、ビジネス化を考えるのに、非常に有益なものだった。
鈴木先生はご病気だったそうなので、くれぐれもご自愛くださいますように。

6 ヨーロッパの島のサッカー(その1)
さて、宇都宮徹壱さんによる、写真を交えてのまたぞろ(っていうとどちらかというと悪いイメージ?いや、そうではなくて純粋に楽しみです)辺境サッカーのお話。
スイッチ一つで照明が切り替わり、カーテンが閉まり、スクリーンがおりて、PC(ではなくてモバイル機器かも)から写真が映し出されて、お話が始まるぞ、と。
そう言えば、これまでのパネリストで会場のOA機器の利用をした人は意外にもいなかったのだ。
「上智はすごいですね」との囁きが聞こえた次の瞬間…

悲報:写真は写らず、窓の調子も悪く、ばたばたいう音が止まらない。

スタッフがいろいろ試みるも、上手くいかないので、市之瀬先生、サッカーよろしく緊急事態に急遽対応を迫られ、ディスカッションを先にすることに。
上智って、ハード面は一見素晴らしいようなのだけれど、難しすぎてなかなかそれを使いこなしていないみたいだ。
授業でも先生が教室にあるOA機器の調子が悪くて(あるいは単純に鍵が間違っていたこともあったが)事務の人を呼んでこないといけないことが何度かありましたよ。
パネリストの先生方を呼び戻しに行っている間に、宇都宮さん、市之瀬先生、先生の教え子らしき聴衆数名との雑談のようなものになってしまったのだが(この場合それは仕方のないことだ)。
話の流れが、「ヨーロッパサッカーと日本」というテーマから大きく外れて、「ブラジルの治安について」になってしまったのは大変残念だった。
そんな話を聞きに来たんじゃないのに、みたいな気持ちになってしまった。

パネル・ディスカッション
急遽順番を入れ替えて始まる。
が、その最中にも、照明がついたり消えたり、カーテン(ロールスクリーン?)が開いたり閉まったりばたばた音をさせる、お化け屋敷状態が続き、落ち着かない雰囲気。
会場からの質問は
「日本代表をさらに強くするためにはどうしたらいいのか」
「Jリーグ空洞化を防ぐにはどうしたらいいのか」
「(ユースは)年齢で細かく分けすぎなのではないか、カテゴリーを外した方が強化できるのではないか」
という、参考にして、日本のサッカーを強くするために、«憧れのヨーロッパ»を比較参考するという視点からのものが多かった。
そのせいか、大平先生や鈴木先生などは殆ど発言されなかった。
ジャーナリストのお二人は質問の趣旨をすぐ理解し、適確に回答されていたので、さすがだ。
でもジャーナリストの方のご意見は別の場でもお聞きする機会がありそうに思うので、あまりそういう場を持たない大学の先生方に積極的に発言していただきたかった。

6 ヨーロッパの島のサッカー(その2)
さて、ようやく準備が整い、島のサッカーの写真が映し出される。
島のサッカー、まずカッリャッリ、マジョルカ、そしてマディーラ出身のスター、あの人の少年時代の写真。
宇都宮さんのレポートは
*フェロー諸島
*アイスランド
*マルタ
*シチリア
だが、ほんとうに駆け足になってしまったので、これは是非ご著書を拝読したい。
キプロスのことも知りたいし。
フェロー諸島、忘れもしない。
今日は勝てるだろう、と無理して夜更かしして、観たんですよ。
U21ヨーロッパ選手権予選のフェロー対ロシア戦。
ロシアはほぼベストメンバー。
なんとザゴエフまでいた(ザーガがU21の試合に出たのは確かこれきりだ)。
それが負けてしまったという。
すごい悪天候(寒くて風が強烈)でやりにくかったらしい。
なので、以来フェロー諸島には一目も二目も置いている。
日本の島のサッカーはまだまだこれからのようだ。
ロシアの島のサッカーは…サハリン?ノーヴァヤゼムリャ??


盛況且つ活況であったので、是非第二弾・第三弾をお願いします、市之瀬先生、村田先生!!

今年もコウノトリがやってくる


Ⅸ международный турнир среди юношей 1996 г.р. (до 17 лет) на призы Ассоциации "Белорусская федерация футбола" и Минского городского исполнительного комитета

直訳すると「第9回ベラルーシサッカー協会及びミンスク市執行委員会主催1996年生まれ(U17)国際トーナメント」ですが、Минский городский исполнительный комитетには定訳があるでしょうか? とにかくそういうU17代表8カ国によるトーナメントがあります。
С 20 по 27 января 2013 года
CISカップがС 18 по 27 января 2013 годаなのですっかり被っています。

今年で第9回。
ロシアが主催する大会にはやってこないだろうグルジアが(政権が代わり、カハがスポーツ担当もやっているだろうから、今後は交流が復活する可能性が大いに期待されますが)、この大会には参加します。

ベラルーシ代表のユニを着たコウノトリのマスコットが可愛いので、私は勝手に「コウノトリ杯」と呼んでいます。

ロシア代表の面々と試合日程についてはこちら

グラナトキン・メモリアル準々決勝

イランはイタリアに敗れてしまいました。
エゼトパニ・サイードが現時点で得点ランクトップ。

サンクト=ペテルブルグ代表はフィンランド代表にPK戦の末勝って決勝へ。

ロシア代表は90分に得点を許したものの序盤から得点を重ねて4-1でウクライナを下しました。
Россия – Украина 4:1

決勝はロシア対サンクト=ペテルブルグという、どっちが勝ってもどうでもいいような??
ウリヤノフさんはだいぶほっとしているのではないでしょうか。

РОССИЯ – УКРАИНА 4:1 (3:0)
11 января 2013 года, Санкт-Петербург, Петербургский СКК, 6000 зрителей
Судьи: Павел Шадыханов, Кирилл Большаков, Роман Милюченко
Россия: Лобанцев (Васютин, 90), Караваев (Масютин, 90), Ребенко (к), Каляшин, Ермаков (Гарипов, 90), Моргунов (Синодзука, 87), Давыдов (Курзенев, 81), Ефремов (Мустафин, 89), Лысцов, Миранчук Ал, Сарамутин (Миранчук Ан., 68)
Главный тренер: Дмитрий Ульянов
Украина: Сарнавский (к), Ткачук (Качараба, 41), Полегенько, Шевчук, Танковский (Яремчук, 63), Габелок (Яструб, 60), Радченко (Завийский, 72), Миранян, Чумак, Сизый, Соболь
Главный тренер: Александр Петраков
Голы: Ефремов (7, 16), Давыдов (34), Лысцов (59), Качараба (90)

87分に篠塚一平選手(Синодзука)がМоргуновと交代で出て試合終了まで6分間プレイしました。
ロシアの年代別代表の試合はこれがデビューでしょうか。

決勝は13日の19:00(日本時間0:00)。
観たい。
双子のミランチュク、コリャンらロコモチフ勢が多勢だ。

その前も順位決定戦があり、イランの試合(7-8位決定戦)は12:00、相手はスロヴェニア、ウクライナは16:30(3位決定戦、相手はフィンランド)。

今年のCISカップメンバー

CISカップと、今でもそう訳していいのだろうか?
元々各国リーグの覇者によるトーナメントだったが、ロシアが秋春制に移行途中だった昨年から完全にユース代表の試合になった、その意味では旧CISカップというべきか。

今年は18日から27日までペテルブルグで行われる。
そのロシアのメンバーが発表された。

Вратари: Вячеслав Исупов (ЦСКА), Артем Леонов («Академия» Тольятти), Мирослав Лобанцев («Локомотив» М).

Защитники: Дмитрий Голубев («Крылья Советов»), Андрей Зотов («Ростов»), Илья Зуев («Зенит»), Иван Князев («Кубань»), Илья Кутепов («Спартак» М), Алексей Никитин («Енисей»), Дмитрий Никитинский(«Томь»), Алексей Семенов («Локомотив-2»).

Полузащитники: Армен Амбарцумян (ЦСКА), Никита Бочаров («Рубин»), Александр Васильев («Уфа»), Дмитрий Каюмов, Александр Козлов, Эмин Махмудов, Владимир Обухов (все - «Спартак» М), Игорь Ламбарский («Краснодар»), Магомед Митришев («Терек»), Вячеслав Подберезкин («Локомотив» М).

Нападающие: Руслан Болов («Спартак» Нч), Андрей Панюков («Динамо» М).
チェレンチコフがゾトフに替わっている。

さて、グラナトキン・メモリアルはグループリーグの各3試合が終了し、「優勝するしかない」と悲壮な目標を述べていたロシア(ここ2年優勝から遠ざかっている)は1勝2引き分けと冴えなかったがなんとか首位で決勝トーナメントへ。
篠塚選手はまだ出場機会がないようだ。
次いで昨日はサンクト=ペテルブルグ代表もイタリアに勝って首位抜け。
イランは真っ先に勝ち抜けしていましたとさ。

2013年1月10日木曜日

すばらしい犬

タリーさん、マラジェッツ!!!

タリー、3匹の子虎の継母

タリーさんは9匹の犬(実子?)と3匹の虎(養子)を育てています。
飼い主は獣医さんということで、他に猫も何匹か同居している模様。
ちょっと複雑な家庭になっていますが、みんなおおらかに育って欲しいですね。

イスタンブールとかテヘランとかベイルートとかいっそのことエルサレムとか

昨年秋のことなのだけれど、お茶の時間に上司たちとお話していたところ、話題がオリンピックのことになった。

私の西アジア好きは今に始まったことではないので、無論イスタンブール開催支持なのだが(イスラムにとって、特にイスラムの女性にとってオリンピック開催はとても意義のあることだと思う)、東京開催でないのならマドリードでも構わない。
日本であっても広島や長崎が開催地として立候補していたら支持していたかもしれない、とにかく東京開催は嫌だ。やめてくださいよ、とにかく。
そんなことにお金をつぎ込むくらいなら他にやることがいくらでもあるでしょうに。
私の漠然とした考えはそんなものだった。
もっと現実的なことを述べると、日本や近隣国で開催された場合、リアルタイムでは観戦できないことが多い(仕事中だから)ので、適当に時差のあるところでやって欲しいと思う。
その点でもイスタンブールはちょうどよいところにある。
(マドリードはあまりよくない。)
2002年のワールドカップや北京オリンピックの経験からそう考える。

「東京に決まってしまったら困りますねえ」
と私が言うと、上司は即座に
「世界の人が東京開催を支持するわけがないでしょ!」
と高らかに言い切ったのだった。
その自信はどこからきているのだ???
端的に言うと、日本以外の人から見れば、昨年の震災以来原発事故のせいで日本中汚染されているイメージなのだから、選手たちは日本に来たがらないし、日本での開催を望むわけがないというのだ。
そんなことを言われるとさすがにむっとするのだが…。
確かに昨年はフィギュアスケート世界選手権が東京開催予定だったのがモスクワに変更になったのでしたっけ?
横浜美術館で行われるはずだったプーシキン美術館展も中止になり、悲しかった。
あのときは余震で損壊するのを恐れて美術品を寄こしたがらないのだと思っていたが、今年のロシアアニメ展が滋賀→福岡と西日本を巡回し、今年になってようやく東日本に来る(東京では八王子だが)という状況で、彼らが懸念しているのは地震というよりそっちの方かとようやく私も気付いたのだった。
そういう理由で外国の人が東京不支持なのだとしたら、嫌な感じではあるが、相手の心境としては納得はしてしまう。
(ただ、面と向かって正直にそうは言わないで欲しい。)

かの上司はいまだ「東京落選」に関し自信満々だ。

2013年1月9日水曜日

だいすきな本だった

児童文学といったら、まずはやはりイギリスだ、と思う。
細かくみていけばフランスやドイツやスペインも挙げられるのだろうが、やはり何をおいてもイギリスだ。

それからチェコとスロヴァキア。
チェコは世界で最初に絵本をつくったコメンスキーがいらっしゃるし、スロヴァキアは現絵本の国だ。

ロシア・ソ連も児童文化華やかなところだ。勿論。
小さい頃からロシアの絵本を読んで、ロシアのお話のお芝居を観て、人形劇を観て、アニメーションを観て、そうやって育った。
ソ連は特に、戦争児童文学の宝庫なのだった。
これからは戦争、ではなくてただの児童文学の宝庫でありつづけますように。

宮川やすえさんが亡くなったという新聞記事をみて、このお名前はかつてよく目にしたのだと懐かしく思った。
宮川さんが訳された絵本や児童文学の多くを今でも覚えている。
民話・お伽噺がたくさんあった。
けれど、なかでも印象深いのは、実は結構泣きながら読んだ記憶がある本。

レフ・カッシーリー『もえる貨物列車』
戦争中に列車である大事な荷物を運んでいる。ドイツ軍から解放された地方の子どもたち届けるあるものなのだ。大きな犠牲の挙句に任務が果たされ子どもたちがそれを手にするところが感動的だった。

ビクトール・ガリヤフキン『ぼくのだいすきなパパ』
バクーに住む甘えん坊のペーチャ。パパと平和に暮らしていたけれど、突然戦争によってパパは去っていく。そして帰ってこない。よくあるそういう話(特にソ連では)なのだけれど、泣けます。映画化もされているそうだ。

宮川さん、たくさんの贈り物をありがとうございました。

得たもの

下高井戸シネマにカウリスマキの「ラヴィド・ボエーム」を観に行った。
«ご自由にお持ちください»の中に宝物がたくさんあった。

「カラヴァッジョ」 都立美術館講堂での上映会で観たのでプログラムを持っていなかった。ラッキーだ。
「ニキフォル 知られざる天才画家の肖像」 プログラム、持っていると思うが。もし持っていたら友人に譲る。
「太陽に灼かれて」 シャンテ・シネのプログラムを持っている。これはもっと薄い、試写会用のものか?オレグ・メンシコフのことが「オレグ・メーシコフ」と表記されている。(ナージャの苗字が「ミハルコフ」になっているのは正規のプログラムも同じだ。)
「サルバドル」 ポスター形式のプレスシート。実は未見です。
「KING OF TOKYO O FILME」 映画は未見。アマラオ、懐かしい。彼やジャンが活躍していた頃、FC東京の試合は時々観ていた。(私はエスパルスファンなのだが、やはりFC東京が一番身近なチームではある。)

2013年1月7日月曜日

クリスマス

今日はクリスマスなので、お祝いです。

Рождественская поздравительная открытка, анимированная картинка Дед Мороз мчится на санях, зимний лес, снег
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お祝いの食卓はというと、生姜入りワンタンと、あとは残りもの。
ワインとシュトーレンと、ふわふわリスちゃんチョコレートをいただきました。






2013年1月6日日曜日

グラナトキン・メモリアル開幕

おっと、今晩からグラナトキン・メモリアルが始まるのでした。
ロシアは19:00(現地時間)対ラトヴィア戦が初戦となります。

Вратари: Александр Васютин («Зенит»), Мирослав Лобанцев (Локомотив М»).

Защитники: Виталий Лысцов, Темур Мустафин (оба – «Локомотив» М), Марат Гарипов («Краснодар»), Александр Каляшин («Академия» Тольятти), Вячеслав Караваев, Денис Масютин (оба - ЦСКА), Эльмир Набиуллин («Рубин»), Степан Ребенко («Зенит»).

Полузащитники: Максим Ермаков («Краснодар»), Дмитрий Ефремов («Академия» Тольятти), Аршак Корян, Алексей Миранчук, Антон Миранчук (все - «Локомотив» М), Валерий Сарамутин («Динамо» М), Иппэй Синодзука («Спартак» М).←こちらが篠塚一平選手ですね。

Нападающие: Денис Давыдов («Спартак» М), Александр Моргунов («Академия» Тольятти), Алексей Курзенев («Локомотив» М).

"Мемориал Валентина Гранаткина" (2013)

前半終わって1-0でロシアリード。
8分にデニス・ダヴィドフが先制点。
その後ダヴィドフはすぐアレクセイ・クルゼネフと交代しています。
篠塚選手はベンチ入りしていません。

2点目が入った!
交代したクルゼネフが入れました。
クルゼニョフって言っているか。

Стартовый состав

1Лобанцев Мирослав

2Караваев Вячеслав

4Ребенко Степан (K)

5Каляшин Александр

7Ермаков Максим

10Моргунов Александр

11Давыдов Денис
 8′ Гол
 12′ (Курзенев Алексей)

13Корян Аршак

14Ефремов Дмитрий

16Лысцов Виталий

20Сарамутин Валерий
35′Желтая карточка


Запасные

12Васютин Александр

3Масютин Денис

8Гарипов Марат

9Курзенев Алексей
12′
 51′ Гол
57’Желтая карточка

15Набиуллин Эльмир

18Миранчук Антон

19Миранчук Алексей


Гооооолллл!!!!!Корян!!!
コリャンが3点目。アルメニア系だね。

8番の子が入ってきた。
マラト・ガリポフ、クラスノダール。

18,19の子が入る。双子?ミランチュクくんたちは兄弟であろう。
7番と交代。
コリャンも交代。

シュートはキーパー正面。

8番の子のファウルでラトヴィアにPK、これを決められ3-1になりました。

要らないカードをいただいちゃっている。
守備が今一つ。

3番の子が入る。
ロスタイム3分のアナウンス。
ラトヴィアのシュート!辛くも防ぐ。

おしまい。
テキストはこちら
次戦はСедьмого января россияне встречаются с Грецией (19.00).

追記:アレクセイ&アントン・ミランチュクくんたちはやはり双子。御年17歳。
昨年のお誕生日



2013年1月5日土曜日

フィンランドの輝き

感心したことに、ムーミンもサンタクロースもいない、それでもフィンランド!の催しなのでした。
(アンドレイ君さえいないんだよ。)

じゃあ、そのフィンランドって何?っていうと、「生活の中の美」、ガラス器・陶器なのでした。
フィンランドに旅行したら、結構お高くて荷物になるにもかかわらず、食器を買いこんだりするものなのではないでしょうか。

一言で「機能美」と言い表されてしまうが、実に「使いやすそう!」なのがいい。
小難しいゲージュツっぽい作品は見当たらず、すっきりとした実用に適う、シルエットもマチエールも美しい。
いかにも地味な展覧会で、案の定かなり空いていたのですが、自分も楽しめたし、同行者もおもしろがってくれたので、展覧会初めとしてやかなかよかったです。

ムーミンはいないが、鳥はたくさんいました。
撮影可能の箇所もありましたので、紹介します。

入口付近にある動画によるインスタレーション

 これは動画で撮るべきなのでしょう。
幻想的で美しかったです。

鳥たちのオブジェです。



 
緑色だとキウイみたい。
 

こちらはハッリ・コスキネンさんによるインスタレーション「きわみの光」

トナカイ好きの私には嬉しかった「トナカイの集団」

気になった作品に「クレムリンの鐘」「歌う白鳥」があります。

このように、この展覧会はガラス器にほぼ特化し、デザインもすっきり実用的でありながらモダンな美しさに輝くものでしたが、フィンランドのデザインは食器類とともに家具においても発揮されていますね。
10年以上前だったと思うけれど、実家が今のアパートに引っ越す前、NHK教育テレビでカウリスマキの「浮き雲」を放映していたのです。
偶々うちに来ていた伯父は映画のことはさして関心を持っていなかったのですが、主人公夫妻がいよいよお金に困って家財が差し押さえにあって運び出されるというシーンで、「お、この家具のデザイン、いいね」とつぶやいたのを思い出します。
伯父はクラフト系の工芸をやっている人なので、フィンランドの家具デザインには相通じるところを感じたのでしょう。

2013年1月4日金曜日

映画初め

昨年末から思っていたとおり、映画初めは「愛について、ある土曜日の面会室」になった。
原題は「ひとりは持ちこたえよ、そうすれば後に続くものが出るだろう」"Qu'un seul tienne et les autres suivront"というのだそうだ。
ニェプローハだけれどハラショーにはちょっと足りない。

ちなみにロシア語のタイトルは”Нам бы только день простоять..”(.私たちが一日だけでも持ちこたえれば…)

3つのストーリーの絡みは全くなく、登場人物の背景が謎なまま、「で、どうなるのだ?」と結末もオープン。
わかりやすいハリウッド映画的なものを期待していたわけではないので、全て説明せよとは言わないが、どれもこれも納得せずに終わったなあ。
俳優たちはそれぞれとても達者なので、背景をもっと丁寧に描いて欲しかった。
(フランス人には説明なしにこれを理解できるものなのだろうか?)

例えば、自称アレクサンドル、本名ダミアン某の若者。「ロシアの習わしでは~」と女の子を誘い、不法移民(らしき)生活を真面目サッカー少女ロールに垣間見せる。
…けれど、全然ロシア人じゃないでしょ!
もし、不法滞在者だとしたら、ルーマニアあたりか?
結局何者?
この若いカップルは、ダルデンヌ兄弟の「ある子供」でジェレミー・レニエらが演じた、頼りなげなあの恋人たちに重なる。
(ピエールは「ロゼッタ」に出てくるワッフル屋さんに相当。)

被害者の母と加害者の姉が交流する話も、同じくダルデンヌ兄弟監督「息子のまなざし」やファティフ・アキン「そして、私たちは愛に帰る」を観た後だと肩透かしに思える。
ここでは敢えてあんまりドラマチックに盛り上げないようにしたのかもしれないが。

「入れ替わり」のエピソードは、レダ・カテブやディナーラ・ドルカーロワが好演したにもかかわらず、要らなかったという印象を受ける。
これを省いて他の二つを丁寧に描いた方がよかった。
というより、ばらばらに3つのエピソードを並べるやり方が、この作品ではどうも消化しきれていないのではないか、一つ一つ掘り下げればよかったのに、と思ってしまう。それぞれ素材はいいのだから。

ダルデンヌ兄弟の場合、細身で華奢な若者・少年にはぽっちゃり逞しげな少女・女性と組み合わせるのが鉄板だけれど、この作品はドルカーロワにしろデルフィーヌ・シュイヨーにしろスリムできつめの女性を登場させていて、全編癒し系がいないのだった。
(「ジョルダーノ家の人々」で癒し役だったファリダ・ラウアッジもここでは緊張感を持たせる役どころだ。)

そうそう。
「オデッサ・コスモス」では«面会室のディナーラ»と書いたけれど、彼女には(この作品中では)面会室シーンはなかった。

2013年1月3日木曜日

真珠の耳飾りの粉屋の女房

録画したままになっていた映画「真珠の耳飾りの少女」を観た。
あの、スカーレット・ヨハンソンの。
ヨハンソンは、意味不明に口を半開きにして(たぶん演出なのだろうが)、あまり利発そうには見えなかった。
フェルメールの絵を再現したかのようなシーンの数々は楽しめた。

ちょうど未知谷の『猟人日記抄』(工藤精一郎訳)収録の『エルモライと粉屋の女房』を読んだところだったので、女中さんの立場にひしひしと共感を覚えてしまった。
映画の中のフェルメールはおそらく芸術至上(自分の作品に関してだが)のおっさんだったが、トゥルゲーネフが表した農奴たちへの労わりの視線、というより彼らに相対する貴族たちの酷薄さ・醜悪さ・愚かさへの視線はやはり画期的だった。

『猟人日記抄』Из рассказов и очерков Записки охотника
ホーリーとカリーヌイチ
エルモライと粉屋の女房
リゴフ
ベージンの草原
クラシーワヤ・メーチのカシヤン
狼(ビリューク)
あいびき
生きたご遺体
音がする!


2013年1月2日水曜日

冬休みの話題2

ロシアプレミアリーグの移籍状況ですが、12月15日以降、半月経ったけれど、まだそれほど動きはありません。
ロシアは(正教圏は)1月7日のクリスマスまではずーっとお休みモードなので、移籍に関してもあまり動きはないでしょう。
西側相手の移籍だとないとも言いきれませんが。

現時点での移籍情報
(★が新情報)
セルゲイ君たちの動きが気になりました。
さよなら、セリョージャ・ペトロフ。
キスリャクはルビンに。
アラニヤは今までのところ一番活発で内外から選手集めをしています。

アラニヤ・ウラジカフカス
加入
レナン・ブレッサン(ベラルーシ) バテ・ボリソフ(ベラルーシ)→
オグネン・ヴラニエシ(ボスニア) FKクラスノダール→
★ソスラン・ジャナエフ テレク・グローズヌィ→
★ゲオルキ・チャントゥリヤ(グルジア) ヴィテス(オランダ)→
★ジャスマニ・カンポス(ボリビア) ボリヴァル(ボリビア)→
加入の可能性あり
カモ・オガネシャン(アルメニア) ピュニク・エレヴァン(アルメニア)→

アムカル・ペルミ
加入
★ブラゴイ・ゲオルギエフ(ブルガリア) テレク・グローズヌィ→

アンジ・マハチカラ
加入の可能性あり
★ニコラス・ガイタン(アルゼンチン) ベンフィカ(ポルトガル)→
★ウェスリ・スナイデル(オランダ) インテル(イタリア)→

ディナモ・モスクワ
移籍
★アドリアン・ロポタン(ルーマニア) 契約終了

ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
加入の可能性あり
ニコラス・オタメンディ(アルゼンチン) ポルト(ポルトガル)→
デニス・グルシャコフ ロコモチフ・モスクワ→

FKクラスノダール
加入
★セルゲイ・ペトロフ クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ→
移籍
ユーラ・モフシシャン(アルメニア) →スパルターク・モスクワ
オグネン・ヴラニエシ (ボスニア) →アラニヤ・ウラジカフカス
★セルゲイ・キスリャク(ベラルーシ) →ルビン・カザン

クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ
移籍
★セルゲイ・ペトロフ →FKクラスノダール

クバン・クラスノダール
加入
アントン・セクレト  ヴォルガリ・アストラハン→
移籍
★スタニスラフ・ナマシコ(モルドヴァ) →マラヴァン(イラン)
★アレクサンドル・プルドニコフ 契約終了
加入の可能性あり
★フィリップ・センデロス(スイス) フルハム(イングランド)→
★ニコラ・マクシモヴィチ(セルビア) ツルヴェナ=スヴェズダ(セルヴビア)→

ロコモチフ・モスクワ
加入の可能性あり
クリスチアン・ベニテス(エクアドル) アメリカ(メキシコ)→
アレクサンドル・フレブ(ベラルーシ) バテ・ボリソフ(ベラルーシ)→
★ヴィタリー・デニソフ(ウズベキスタン) ドニエプル(ウクライナ)→
★イヴァン・ペリシチ(クロアチア) ボルシア・ドルトムント(ドイツ)→

モルドヴィヤ・サランスク
移籍
アレクサンドル・シムチェヴィチ(セルビア) 契約終了

ロストフ・ロストフ=ナ=ドヌ
移籍
アンリ・ハグバ 契約終了
★ドラガン・ブラトニャク(ボスニア) →ハイドゥク(クロアチア)
★デヴィド・ベントリ(イングランド) →トッテナム(イングランド)

ルビン・カザン
加入
★セルゲイ・キスリャク(ベラルーシ) FKクラスノダール→
加入の可能性あり
★アレクサンドル・ブハロフ ゼニット・サンクト=ペテルブルグ→

スパルターク・モスクワ
加入
マジド・ウォリス(ガーナ) ヘケン(スウェーデン)→
ユーラ・モフシシャン(アルメニア) FKクラスノダール→
加入の可能性あり
★デニス・グルシャコフ ロコモチフ・モスクワ→
★アレクサンドル・リャザンツェフ ルビン・カザン→

テレク・グローズヌィ
移籍
★ブラゴイ・ゲオルギエフ(ブルガリア) →アムカル・ペルミ
★ソスラン・ジャナエフ →アラニヤ・ウラジカフカス

ツェスカ・モスクワ
加入の可能性あり
★マチアス・スアレス(アルゼンチン) アンデルレヒト(ベルギー)→

2013年1月1日火曜日

ロシアリーグ期待の若手トップ20

ロシアリーグ所属の若手選手紹介記事があったので、チェックしてみます。
Поколение Х. Двадцать лучших молодых игроков РПЛ. Часть первая
Поколение Х. Двадцать лучших молодых игроков РПЛ. Часть вторая

対象はロシアリーグでプレイする21歳以下選手。
なので、ロシア人ではない人もいます(アナニーゼとか)。
ロシア人でも国外リーグでプレイしている人、22歳以上の選手(最初に書いてあるけどアラン・ザゴエフとか)は対象外。
順位は期待順かというとそうでもないような気がします(よくわからない)。

20. アルトゥール・リャボコブィレンコ Артур Рябокобыленко
1991年4月5日クストヴォ生まれ MF
アムカル・ペルミ

19. ルカ・ジョルジェヴィチ(モンテネグロ) Лука Джорджевич
1994年7月9日生まれ FW
ゼニット・ペテルブルグ

18.マゴメド・ミトリシェフ  Магомед Митришев
 1992年9月10日生まれ FW
テレグ・グローズヌィ
グローズヌィ生まれのチェチェン人だけれど、ナリチク育ち。
スパルターク・ナリチクでプレミアデビュー。

17.アンドレイ・パニュコフ  Андрей Панюков
1994年9月25日モスクワ生まれ FW
ディナモ・モスクワ
去年のグラナトキン・メモリアルに出ていた。
2011-2012シーズンのリザーブチームリーグ戦得点王。

16. イヴァン・ソロヴィヨフ Иван Соловьёв
1993年3月29日生まれ MF
ディナモ・モスクワ
愛称はヴォロベイВоробей(すずめ)
苗字がうぐいす(Соловей)なのに何故?
この記事では自分で「すずめって呼ばれている」と言って笑った、というだけで、それ以上のエピソードは書かれていない。
おそらくモスクワ生まれ。家族の都合でカルーガにいたことがある。

15.ラヴィリ・ネトフリン  Равиль Нетфуллин
1993年3月3日モスクワ生まれ MF
ツェスカ・モスクワ

14.ヴィタリー・グジネフ  Виталий Гудиев
1995年4月22日生まれ GK
アラニヤ・ウラジカフカス
元アゼルバイジャン代表GKカジミール・グジネフ(1972年生まれ、ロシアとアゼルバイジャンの二重国籍者)の息子。
ヴィタリーはウラジカフカス生まれでロシア国籍。

13.パーヴェル・ヤコヴレフ Павел Яковлев
1991年4月7日モスクワ州リュベルツィ生まれ(シルキンと同郷なのだ) FW/攻撃的MF
スパルターク・モスクワ
ヤコヴレフがまだこの範疇(U21)に入るのか、とちょっと意外な気が。
クルィリヤの恩人ですから。
(2012年のベストゴール集に入ったパーヴァのゴールはクルィリヤ在籍時のものです。)
★リンク先は「90年以降生まれのスター候補30人」を訳したものです。あれから2年経つのか。

12.セルゲイ・ブルィズガロフ  Сергей Брызгалов
1992年11月15日パヴロヴォ生まれ DF/MF
スパルターク・モスクワ

11.ジャノ・アナニーゼ(グルジア)  Жано Ананидзе
1992年10月10日生まれ 攻撃的MF
スパルターク・モスクワ
まあ、この人は既にグルジア代表でばりばり活躍しているので、このリストに載せるのは今更な気がしますが。

10.ミロスラフ・ロバンツェフ  Мирослав Лобанцев
1995年5月27日モスクワ生まれ GK
ロコモチフ・モスクワ
愛称ミーラ

9.ゲオルギー・シチェンニコフ  Георгий Щенников
1991年4月27日モスクワ生まれ DF
ツェスカ・モスクワ
昨年ロシアA代表デビューを果たしています。

7-8.ヴィクトル・スヴェジョフ  Виктор Свежов
1991年5月17日モスクワ州クラスノゴルスク生まれ MF
クルィリヤ=ソヴェートフ・サマラ

7-8セルゲイ・ペトロフ  Сергей Петров
1991年1月2日生まれ MF
クルィリヤーソヴェートフ・サマラ→FKクラスノダール

と、セットで紹介されている翼君たち。
ですが、実はペトロフは12月26日にクルィリヤの公式サイトで退団が発表されています。
新天地のクラスノダールでも活躍することをお祈りします。


6.マクシム・カヌンニコフ  Максим Канунников
1991年11月14日ニージニー・タギール生まれ FW
ゼニット・サンクト=ペテルブルグ
愛称カヌン

5.ムサ・コナテ(セネガル)  Мусса Конате
1993年3月3日生まれ FW/攻撃的MF
FKクラスノダール

4.マゴメド・オズドエフ  Магомед Оздоев
1992年11月5日イングーシ共和国オルジョニキゼフスカヤ生まれ MF
ロコモチフ・モスクワ

3.アルセニー・ロガショフ  Арсений Логашов
1991年8月20日クルスク生まれ 右またはセンターMF
アンジ・マハチカラ
愛称オシミノグОсьминогたこ(蛸)
昨年コートジヴォワールとの親善試合でA代表デビューを果たした。

2.アフメド・ムサ(ナイジェリア)  Ахмед Муса
1992年10月14日生まれ FW
ツェスカ・モスクワ

1.アレクサンドル・ココリン  Александр Кокорин
1991年3月19日バルイキ生まれ FW
ディナモ・モスクワ
愛称ココラ
既に公式戦でもA代表として出ていて、リーグ戦でも得点王を争う位置にいます。

美味しいお正月

ロシアではこれが売れていたかもしれません。
蛇年だから。

2013年明けましておめでとうございます

 
かなり甘いです。
 
この動物シリーズのグミ、ソニープラザとか所謂舶来雑貨屋さんで売っているけれど、一番の傑作だと思う蛇は見当たらないですね。
こういう長細ーいグミは「食べるな危険」というので日本では販売できないのかもしれません。
 
 
お土産にロシアから買って行くのだけれど(スーパーやキオスクで売っています)、職場では夏場はお土産ラッシュになるため、日持ちのするこういうのは3時に供されるのはかなり時期が後になってからになります。
しかし、お茶うけに出すたびに、某上司から「これ、誰が買ってきたの?!」と言われます。

DVDの印刷、「屋根の上のバイオリン弾き」と「レッズ」、「コーリャ 愛のプラハ/アキュムレーター1」、「コーカサスの虜」をやってみた。
でも、昨日のフドイナザーロフほどぴったり決まったような気がしない。
写真がぼけた感じになる。
今からツェハノフスキーの「金の鍵」&イヴァノフ=ヴァノの「野の白鳥」をやってみる。

TVKで「ブエナ・ヴィスタ・ソシアル・クラブ」』"Волны гасят ветер"を放映していたので録画した。
今、それを観ている。
映画館では見逃した作品だ。
ロードショーのときからずっと経って、ソ連・ロシアSF映画特集で「両棲人間」をバウスシアターに見に行ったら(レイトショーだった)、高校の友人にばったり会った。
彼女は「ブエナ・ヴィスタ・ソシアル・クラブ」を観に来ていたのだ。
あ、それも観たい、と思ったが、体は一つしかない。
初志貫徹で「両棲人間」を観た。
それ以来観たいと思っていた。
ミカ・カウリスマキの「モロ・ノ・ブラジル」っぽく、もっと親しみやすい。

マクシム、ヴァシリー、アントン、アルトゥール

『収容所惑星』"Обитаемый остров"
『蟻塚の中のかぶと虫』"Жук в мупавейнике"
『波が風を消す』"Волны гасят ветер"

ストルガツキー兄弟による、いわゆるマクシム・カンメラー三部作«Трилогии Каммерера»

『収容所惑星』の映画化作品(邦題「プリスナー・オブ・パワー」、フョードル・ボンダルチュク監督)、観たのはインターナショナル版でわかりにくかったが、あの難解な小説をよく映像化していたと感心する。
マクシム・カンメラーを演じたのはヴァシリー・ステパノフで、26歳の彼が20歳の設定というのは少々無理があったけれど、いつでも妙に前向きのマクシムのイメージに合致した、且つ素晴らしく美形の俳優だ。

こんな風に誰にでもすぐ好感を持たれる、才色兼備の、いってみればスーパーマン的なマクシムが全力を尽くしてみても、結果は大惨事というのがこのSFだ。

たとえそれが善意であったとしても、«独裁制粉砕»などという目的があったにしても、部外者がそこに介入することは正しいのだろうか?というのがこの作品のテーマでありましょう。
(介入する部外者というのは、往々にして被介入者より「知性の高い」者、高度な社会とされているものだ。)
原作者のストルガツキー兄弟がソヴィエト・ロシアの人というと、ここに描かれている世界を原作が書かれた当時のソ連体制のアイロニーとして受け止める向きが多いようであるが、「よい社会」の理想を外側の者が決めてそのシナリオに沿って変革していこうなどということが、しかもそこで生じる幾多の物事を理想実現のための多少の犠牲などと決めてしまうことができるのだろうか?というのは、それに限ったことではない。
むしろ人類が連綿と行ってきたことで、比較的近いことで例示すれば、ソ連のアフガニスタン侵攻(F.ボンダルチュク監督「第九中隊」)、NATOのユーゴスラヴィア紛争介入、イラク、アフガニスタン、そしてシリアでアメリカやその追随者がやっていること。
マクシムの孤軍奮闘はそれらを思い起こされる。
たとえ善意であったとしても。

美形俳優のステパノフは何となく既視感があったが、わかりやすくアントン・シュニンに似ているということにしておこう。
演技力はまだまだであるせいか、声は別の俳優の吹替えだったらしい。
それに"Обитаемый остров"で注目されたものの、その後映画に引っ張りだこというわけではなく、マクシム役以降伸び悩んでいるという方が合っているのではないか。

昨年はアルトゥールくんんと«Мой парень - ангел»という作品で共演している。
アルトゥールくんはファニーフェイスだからな。
ヴァシリー・ステパノフみたいな美形と一緒だと際立ってしまう。
でも演技力では負けない!

ゼニットの新しいマスコット

あけましておめでとうございます


いえ、ゼニットファンというわけではないのですが。
可愛いと思ったわけでもないのですが。
却って「こんなもの作って売れるのか?」と危ぶんだ次第でして。
ゼニットカラーはきれいだけど。

ゼニットのオンラインショップの新商品です。
665ルーブル(上)と330ルーブル(下)です。