2013年9月16日月曜日

ロシア・ソビエト映画上映2013

これまではまがりなりにも「映画祭」って言っていたような気がする。
が、今年はさすがに旧作を2本だけなので「祭」と冠することは止めたようだ。

ツルゲーネフ没後130年→「貴族の巣」
チャイコフスキー没後120年→「チャイコフスキー」

作品自体はいいものなのだが、これまで何度か上映されているものだし、新鮮味はない。
企画としてどうなんだ?という。
悲しい。
これでは人も来ないだろう(と思ったら、それなりには来ていた)。

フランス映画祭とかイタリア映画祭とか、毎年だいたい同じ会場で同じ時期にやっているところは凄く偉いんだと思う。
続けることはそれだけ大変なんだ。
ドイツは今ちょっと息切れ状態か?
ブラジル映画祭もユーロスペースで定例化しつつあるのか?がんばれ。
いずれにしろ映画祭というからには最近の作品、未公開作品の紹介をして欲しいし、するべきだと思うのだ。
それがロシアの場合全然ないのがとても悲しい。

いや、全然と言うと言い過ぎ。
数年前のシャフナザーロフ映画祭で、彼の最近の作品「六号室」や、もう少し前の作品の上映はあった。(その後一般公開ならなかったのはやはり悲しいが。)

でも、新しい作品の上映がなければこうした特集上映の機会の意味合いも半減、いやそれ以上に減じていると思う。
何がそれを阻んでいるのだろう?

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