2013年9月29日日曜日

お出掛けしてきました

とても久しぶりのこと、10年ぶりくらいになるのではないだろうか?
生観戦に行った。
何って、野球の。
前に観に行ったのは2004年頃か。
プレミアムモルツの試合。
ブライアントさんが期待どおりにホームランを打った。
あのときコースチャさんと東京ドームに行った。
決して他人の悪口を言わない人格者の彼が、唯一愚痴のようなことを遠慮なく言うのは彼の大好きなタイガースに関してなのだ。

あれから野球からは離れた。
それに関してはサッカーは関係ない。
野球、特にプロ野球の魅力を感じなくなったのだ。

今日行ったのは埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ戦で、西武ドームへは初めて行った。
西武球場駅へは高校の時のマラソン大会以来だ。
(マラソン大会は多摩湖畔であったのだが、私はさぼって走らず見学していた。)
まさかまた野球を観ることになるとは、特にライオンズ側で観ることになるとは思ってもみなかった。
ライオンズは決して好きな球団ではなかったから。
縁あって招待券が手に入って、また縁あって人に譲ることなく自分で行ってみる気になった。
ある事情から(それはこの場では書けない)。

東京っ子なので、一番馴染のある球場は神宮球場。
東京ドームの日本ハムファイターズ戦も観た。
こういう、屋外型のドームは初めてだ。
東京ドームのような閉塞感がなくて、さわやかな感じで、いいと思った。
少なくとも今の季節、よい天候の時には。

私の記憶にあるライオンズは「常勝」でホームランをがんがん打って守備も上手くそつなく勝負を拾っていくというものだったが、今季はそれほど調子はよくなくて既に優勝は逃していて、3位以内のクライマックスシリーズ進出を目指しているところなのだ。
昨日勝てば2位だったところ負けちゃったらしい。
相手のマリーンズは現在2位。
ライオンズにとってはかなり重要な、落とせない試合だということは理解した。

電車で所沢を過ぎると俄然周囲は野球ファンモードになる。
あと、意外とマリーンズ応援の人も多いと思った。
西武池袋線って千葉の方にも直通になっているんだっけ?

西武ドーム

試合前のマリーンズの応援席
西武ドームは開放感があっていい

ライオンズの外野席の応援団の方たち
 
私たちの席は内野指定席でした。

試合はマリーンズがブラゼルのホームランで先制。
これは簡単に打たれちゃったという感じ。 

でも、浅村の3ランで追いつき、歓喜するライオンズファンたちです。
 
マリーンズ先発の古谷はボールが多くて安定してはいなかったのですが、特にライオンズ先頭バッターのヘルマンが打ち急いだりして彼を助けていたようです。
一時は3-0と差をつけられたけれど、3回裏にヒットで出塁した片岡が盗塁を成功させたあたりから流れが変わってきたみたい。
あと、バスターなどの小細工も見せてくれました。
 
その後、相手の制球はますます乱れ、押し出し四球などで3-5と逆転!
また交代したばかりのマリーンズのピッチャー、レデズマが栗山の頭部にぶつけてしまいました。
(上の写真。当然レデズマは危険球ということで退場です。)
 
7回はやっぱり風船を飛ばします。
 
さて、試合は4-5で9回表2アウトまで来ました。
周囲の方たちは再び風船を膨らませて試合終了に合わせて飛ばそうと構えています。
 
ところが・・・。
この後、四球を出してしまい、さらにキャッチャーが2塁へ盗塁阻止を狙って投げたのが悪送球となり、結果1塁走者は3塁を回ってホームまで走ってきました。ブロックしたけれど、この送球も逸れてしまい、ここで同点ですよ~~~~!!!
またもタイムリーエラー…。痛すぎる。
私の抱いていたライオンズのイメージと違うなあ。
マリーンズの応援席は大喜びです。
ライオンズ側は意気消沈。

結局、延長戦になりました。
もうすっかり日が暮れている。
どのくらい試合は続くのだろうか?
10回、ライオンズは好打順、ここで得点しないと厳しいと思う。
引き分けになってしまうか。
3番ヒット、4番内野ゴロ、そこで暴投、その間に2盗。
そこで打順は中村になったのだけれど、この人、今日は全然打っていない。大ブレーキなのだ。
これはだめかな、と思ったら、マリーンズ監督さん(はかつてライオンズにいた伊東なのだった)何を考えたのか、敬遠策をとったのだ。
次の打者の方が打率は高かったのだが。
その人、熊代、前打者が敬遠されて奮起したのかなとその時は思いました。


熊代、サヨナラヒット!
仲間にもみくちゃにされている。

 この熊代さん、ヒーローインタビューでは、クライマックスシリーズ進出には何が必要かという質問に「俺です」と答え、さらに「わたくしごとですが・・・」と切り出し、パパになったことを報告したのでした。
おめでとう。
奮起したのは中村が敬遠され、自分が勝負を挑まれたからじゃなくて、お子さんが誕生したからだったんだね。

いい写真はとれなかったのだけれど、マリーンズの応援はライオンズを上回っていたように感じた。
こちらがわの席からだと、黒い服の人たちが揃ってぴょんぴょん跳んでいるのがみえ、ライオンズよりよほど統率がとれているように思えた。
ライオンズは、特に私の周囲の内野指定席というのは何となくぬるい応援をするところなのだという気がした。
マリーンズの応援はそうやって最初のうちは圧倒されたものの、聴き続けていると単調でおそらくサッカーの応援に似ている。
特にやはりツェスカ・モスクワに似ている気がしている。
ツェスカでは上半身脱いじゃってぴょんぴょん跳ねたりしている。
跳ねながら大きな声で歌い続けていて、だんだん無気味に思えてきた。
ライオンズの応援の方が組織的ではないかと思っていたので意外だった。

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