2014年2月1日土曜日

グバイドゥーリナの偉大さを知っていますか

某都知事候補の発言

「僕は本質的に女性は政治に向かないと思う。たとえば、指揮者、作曲家には女はほとんどいない。女が作曲した曲に大したものがない。なぜか、と考えてみると、実は指揮者は政治家に似ていることに気づいたわけ。オーケストラを統率する能力は、女性は男性より欠けているわけです。作曲家が少ないのも、論理構成をして様々なパーツを上手にワンパッケージにまとめる能力がないから。これはシングル・イシュー・ポリティックス(単一争点政治)とも関係してくる。」
「それから、体力の差ということでいえば、政治家は24時間、いつ重要な決断を下さなければいけないかわからない。そのとき、月1回とはいえ、たまたま生理じゃ困るわけです」
「女は生理のときはノーマルじゃない。異常です。そんなときに国政の重要な決定、戦争をやるかどうかなんてことを判断されてはたまらない。」
私は感覚的にコンサバなのでソフィヤ・グバイドゥーリナの曲をぴんとこないというのが正直なところだけれど、実に現代音楽的な音楽なのだということだけはわかるし、つまりは大作曲家だという点は認める(←偉そう)。
しかし、この某都知事候補に言わせると「大したものがない」そうだ。

いろいろ突っ込みどころがありますが、「戦争をやるかどうかなんてことを判断」しようとしているとしたら、この人憲法を知らないらしいので、政治家に向かないどころではなく、全くふさわしくないということはまず押さえておかないといけませんね。

私は秘書課のようなところで働いているのですが、先輩(女性)が以前働いていた男性直属上司のことを「男性にも生理日があるとしか思えない」というほど周期的に意味不明なぷんぷん状態になる人だったと評していました。
そういった周期が掴めないのですが、現在の職場でも、生理日なのか更年期なのか、ほんとに«ノーマルじゃない。異常です。»的な、意味不明にヒステリックになる男性は確かにいます。ありがたいことに全員ではないですが。はい、女性にもいます。これもありがたいことに全員ではないです。
要は、その手の人って男性でも女性でもいるということです。

さて、もうすぐバレンタインデーですね。
今日は「エレニの帰郷」を観た後、デパ地下に行ってみたら、チョコレート特売で偉いことになっていました。
いっぱい試食できました。
(でもまだ決められなかった。)
毎年職場で一番チョコレートを多くいただける上司は,一日外の用事を入れず、女性のお客様がお持ちになるプレゼントを受け取るために応接室ほぼ独占状態になります。
何がもてるのかというと、端的に言って「仕事ができる」人です。

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