2014年5月1日木曜日

新作映画と言うとこれだから

映画の料金も値上がっていたりする。
しかも、1000円(サービスデー)が1100円にって、消費税分以上なのではないだろうか?
(もはやこういう算数をしたくない。)

イランの監督だけれどフランス映画の「ある過去の行方」を観て、カリテ・シネマコレクションの前売り券を買いましたとさ。
目当ては「メトロ42」と「ヒトラー最終兵器」、できたら「アイアン・スカイ」も。
パニックもの、ホラーともほんとは苦手なんだが、新作というとミリタリーかこんなのしか日本では公開しないみたいだ。
しかも、ほら、今世界的に経済制裁という名の実に偉そうなのがまかりとおろうとしているでしょ。
なので、心情的にそういうのに抵抗するのに、苦手な映画でも観に行きましょうかという気になったわけです。
(ほんとは気が重い。)

「オデッサ・コスモス」に紹介を載せるか。
ソビエト・フィルム・クラシックスが完成していないけれど。

こういうのって、もはやブログではなくてツイッターの方がよいのだろうか?思案中。

「メトロ42」って、「暴走特急34」を想起させるタイトルだな。
今度メトロって呼ばれるようになる背番号42の選手って誰だろう?

アスガー・ファルハディの新作「ある過去の行方」は、作品としてはこれまでの路線だった。
・西アジア的美男美女出演
・群像劇+ミステリー(しかし謎は謎のまま)
・誰も幸福にならない

今回は配役がグローバルで、アーマド役のアリ・モッサファがイラン人、サミール役のタハール・ラヒムがアルジェリア系フランス人、マリ=アンヌがアルゼンチン出身、リュシーがベルギー。
特に、ペルシャ対アラブの濃い髭面男子対決が見応えあった。
娘たちから慕われ、サミールの息子にもそれなりに懐かれるアーマドは自身の子どもはいないようだが(イランにはいるのかもしれないが)、なんかすごくいい人っぽかった。
マリ=アンヌは結構わがままな人だという印象を持ったが、それも人生なのだろう。重たいが。

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