2014年5月14日水曜日

ミラノ消滅

吉祥寺のバウスシアターに続いて、歌舞伎町のミラノ座が閉館だそうだ。
建物まるごとなくなるので、シネマスクエアとうきゅうもなくなってしまう。

ミラノ座はあまり行くことがなかったけれど(実は昨年「リンカーン」3D版を観に行ったが、機材トラブルのため開始5秒で終わってしまった・・・返金してもらったが、その後別の映画館で2D版を観た)シネマスクエアとうきゅうは何度か行った。
最初に行ったのはミハルコフの「黒い瞳」だったと思う。
あと「僕の大事なコレクション」もよかった。(←あれに映っているオデッサは大嘘だけど。ウクライナ人の手によるポグロムが扱われているので、映画化にあたっては在米のウクライナ系の団体の反発を買い、ウクライナでの撮影ができず、チェコでの撮影になったのだ)
クラスメイトだったカーチャさんのお話によると、80~90年代にはそれこそソヴィエト映画クラシックスをたびたび上映しており、「モスクワは涙を信じない」など立ち見が出る盛況ぶりだったと言う。
カタログのバックナンバーをみると「炎628」もここで公開されたようだ。

あと、「ナイトウォッチ」「デイウォッチ」も、ミラノ座だったかな?

シネコンともミニシアターとも違った映画のための空間だった。
こういうのが消滅するのは寂しい。

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