2015年8月31日月曜日

ようやくお休み⑦大塚国際美術館

鳴門公園口のバス停から大塚国際美術館までの徒歩の道、これは大変だったのです。
事前に大変だ、という話は聞かされていたのですが(同行者が病み上がりなので)、美術館のサイトにあった案内に従ってそろそろと、左手の眼下に広がる海には目をくれる余裕もなく、ふうふう言っている同行者を励ましながら、20分程でしょうか、歩きました。

そこで美術館1階の入り口に到着。
入ろうと思ったら、開館時間の9時半にちょっとだけ早く着いていた!
あんなに難儀したので(汗だくになっている)、もうとうに開いているかと思った!
それでも館内には入れていただき洗面所へ。
車椅子を借りる予約をしていたので、名乗り、地下3階の総合受付にも連絡していただきました。
9時半になるとエレベーターで地下3階へ。
そこで車椅子をお借りしました。
(ロッカーはやはり地下3階。)

数年前に来館した時には、大塚アートくんが顔診断などをしてくれていたのですが、なんと今年の7月12日をもってご隠退!
オーイ、オーイ、オーイ!Ой,ой,ой!
以前やってもらった顔診断
何度もしてもらったら、そのたびに違ったのだが…。適当?
「モナ・リザ」!!!とか、モネの「ラ・ジャポネーズ」とか、これ、マネの「フォリー=ベルジェールのバー」とか、あたりさわりなく(たぶん目鼻立ちはっきり系の)名画を選んでいました。
 
さて、同行者には何が特に観たいという希望がなかったので、車椅子をがんがん押して自前の解説で地下3階は特急で駆け抜けました。
(最初のシスティーナ礼拝堂でガイドさんの解説(団体向け?ご一緒にどうぞと言われた)を聴いていたけれど、途中で抜けました。)


地下2階も同様に手早く車椅子移動。
周囲の人は概ね気遣って優しく譲ってくださいます。感謝。
2階分を観て回ったところで、ちょうどお昼近くになったので、モネの睡蓮の池を眺めながら、カフェでミックスサンド(ボンカレーじゃない)をいただきました。

睡蓮の池は、以前の来館時は秋だったので、こんな感じでしたが、


今回はばっちり花が咲き乱れ(モネっぽい感じは薄いが)、
 





赤とんぼまでいました。


閉館時間近く、4時くらいまでかかるかと思っていましたが、2時半過ぎには一通り観たつもりになり(やはり一部見逃した箇所はあった、残念)、地下3階に戻ってきました。

売店も以前とは売っているものが違い(当然)、この前友人に買って行ったパラパラ漫画がなくなっていた(ムンクの「叫び」とあと一つ思い出せないが)ので、何を買うのか相当迷い(無理して買わなくても、とは思うけれど、せっかく来たから何か買いたい)、同行者がコレクション気味のクリアファイルを買い上げて終了。

新しく入ったゴッホのひまわりのです。

いい青ですね。
 

えー、上の2枚は2010年夏にエルミタージュで撮った本物のレンブラントの絵「ダナエ」と「放蕩息子の帰還」です。(「放蕩息子」はいつもそこだけ人だかりがしていますので、人の頭が。)
 
下は大塚国際美術館に展示されているレプリカです。



今回のと前回の。
どちらも同じ絵を重複して撮っているというのが多い。好みは変わらない。
 
さすがに本物の迫力の再現までは期待できないですが~レンブラントの絵は最初にエルミタージュに行って目の当たりにしたときは言うまでもなく感激で言葉にならなったものですが、レプリカを観てそういう感動ははっきりいってありませんでした~心置きなく近づいて写真が撮れて嬉しいな。
 
 
レーピン、クラムスコイ、レヴィタン
 
アイヴァゾフスキー!
 
あと、好きってわけじゃないが思わず撮ったのは開閉する絵
ヒエロニムス・ボス(奇人)の「快楽の園」
閉まっている

開き始める

開いた状態



「アララトの聖母」で取り上げられたアーシル・ゴーキーの
絵は、ミロみたいだなあ。
 
「出会い」というこの絵も悪ガキもといお坊ちゃまがたが集まって何を企んでいる?と想像が膨らみ楽しいです。画家はフランス名マリー・バシュキルツェフ、ロシア名マリヤ・コンスタンチノヴナ・バシュキルツェヴァという女性画家
 
 
 
今回は名画上の美男美女コンテストをやっていました。(名画と言うのは映画のことではなく、館内にある絵画のことでございます、もちろん)
 
現段階での集計は
 


美男の1位には顔を見せていない男性が。
いやいや、いくら相手の女性が彼の顔をみて幸せそうな顔をしているからって、美男かどうかわからんだろう!
それにこれ、シール貼り方式なので、一人で何票も入れてもよさそうだし、かなりいい加減ですね。
私も清き一票(一票ずつです)を入れてきたけどね。

※前回来館時の記事はこちら


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