2016年4月9日土曜日

映画「若き日のショパン」

川崎市市民ミュージアムのラウンジ、結構盛況。今日はポーランド映画だからポンチキ、ではなく、ビーツの炊込みご飯のおむすびとセロリのマリネを持参。「若き日のショパン」観た。

「若き日のショパン」は1951年のモノクロ作品。主人公はじめポーランド青年はきらきらした瞳の古風な美形。
それより楽しめるのは終盤革命プロパガンダで期待に応えてくれること。
時代柄そんなもんでしょ。
ショパン自身は何を考えているのかははっきりせず、祖国に対しても情熱と言えるほど熱くならないが。
全体的にはソ連などでよく作られた教養映画みたいな雰囲気。
「ヨハン・シュトラウス 白樺のワルツ」
「フランツ・リスト 愛の夢」
あたりと同じ香り。

ダンスホールでの舞踊シーンが一番の見せ場ではないかと思える(舞踊に詳しくないので舞踊の名称はよくわからないが)。

(どこまで歴史に忠実なのかわからないが)ポーランド国外に出てからのショパンは
ちょっと悩んで「革命」作曲→コンサート(好評)
亡命者会議で”ポーランド未だ滅びず”大合唱→街頭へ
ここはパリ?ゼネストっぽく、民衆がラ・マルセイエーズを歌っているぞ
「革命」演奏
友人と通りを行くショパン「終わったのはわれわれの青春だ」=革命は終わっていない?!
終了
(ちょっとぽかんとする)



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