2016年6月12日日曜日

大国イランの夢と将来

新聞記者が取材して書いたものなので、学者によるものよりわかり易く読めた。
原子力、特に核兵器開発に”魅入られる”人がやはりいるものなのだという現実に背中が冷たくなる。
パキスタン・イランとも、周囲の国との争いの中、国の存亡の危機を感じながら核開発に走る。
持っている国(アメリカやロシア(ソ連)ら)からお前を持つなと言われる道理があるのかと、私だって思うわけで、それぞれの事情、言い分を検証するのは有益。

そして、日本の政治家らが戦後のかなり早くの段階から核兵器開発を視野に入れて原子力政策を(アメリカの意向を常に窺いながらではあるが)進めていたというのは驚きで(私はさほど原発などに関心がなかったからだけど)、怒りと情けなさを感じずにはいられない。

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