2016年10月10日月曜日

チリについての映画

グスマンのドキュメンタリー映画続けて観ていて、ついでに、と「コロニア」もやっているんで観てきた。

が、プログラムが品切れ!
(その後、渋谷で入手)
キャスト欄を観ていたら脇役2人の女優がルクセンブルク出身なのに驚く。
野外シーンの多くがルクセンブルク郊外での撮影であったりもする(チリへは勿論取材には行っているが当地での撮影は「人道的な観点から」←って何?許可されなかったという)
※監督はドイツ人、ブリュールとヒロインなどはドイツ人設定(但しなぜか英語しゃべる)であるが、ドイツ・ルクセンブルク・フランス制作作品

ピノチェト政権完全悪役。これ、大前提。
そして、元ナチスとピノチェト政権、当時のドイツ政府の繋がりもかなり露骨に示す。

にしても、ブリュール演じるダニエルがなぜアジェンデ派に入れ込んでいるのかとかあんまり丁寧に描かれてはいなくて、社会派要素は案外薄い。
ちょっとした集会でスピーチするのも英語で、まあちょっとベンセレーモスとか言いはするけど。

脱出劇としてみたらまあまあおもしろい。
「君のためなら千回でも」よりは。

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